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新潟ロシア村の記録 52(番外編1 1996)

2018年02月20日 | 新潟ロシア村の記録

1993年、ロシアとの文化交流を目的に新潟県内初のテーマパークとして開園した新潟ロシア村。そして2004年閉園。

銀行融資30億円以上。入場者数は開園当初から伸び悩み。客への魅力が少なく、リピーターが獲得できなかったことも閉園の原因の一つ。

2003年12月に休業業態。2004年4月、融資を得られなく閉園。

これは当時の新潟中央銀行頭取が主導した3大融資プロジェクトの一つで、ほかに柏崎市にトルコ文化村。山梨県に富士ガリバー王国を融資し、開園。3園は、新潟中央銀行の実質的なファミリー企業。3園とも閉園。

そのうちの一つ、柏崎トルコ文化村は、平成8年(1996年)7月27日に開園。写真は当時の開園案内の新聞広告(誌名の記録無し)。

トルコの民俗紹介、特産品の販売、トルコ料理のレストラン。銅像に子供向けアトラクションが揃った遊園地。

4万9千平方メートルの敷地に45億円をかけて開園。ただ、新潟県外からの集客は取り込めず、経営状態は改善しないまま閉園。

新潟ロシア村は、何故に閉園した? ・・他の二つのテーマパーク運営の失敗も影響したでしょう。

その二つのテーマパーク閉園後の、現状の廃れた状態の写真はネットで閲覧できるのですが、開園当時の写真が無いので投稿しました。

新潟ロシア村を理解(?)するには、柏崎トルコ文化村も少し勉強しなくては!

次回、2回に分けて園内地図を投稿します(ネットに園内地図が、無いようなので)。

2018年2月21日追記 

柏崎トルコ文化村が開園して2ヶ月後、新潟ロシア村は「3度目のバースデー。秋の誕生祭」を開催。(同年の2月1日には、新潟ロシア村で製造した、森の地ビールが誕生しています)

新潟ロシア村開園後、すぐに柏崎トルコ文化村の用地買収や工事着工準備をしたのでしょうか。テーマパークの運営に慣れず、営業収入も期待したほど伸びなかった時に同様な施設を作るのは無理があります。1999年10月に新潟中央銀行が破綻。2001年12月に休業。2004年閉園。

柏崎トルコ文化村の開園後翌年の、平成9年(1997年)7月26日には、山梨県に「富士ガリバー王国」を新潟中央銀行の融資で開園しています。そして2001年に閉園。 いったい何を考え、融資し開園したのでしょう。

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