国際庭園コンテストで金賞を受賞した、-自然や宇宙との共生を語る-「月と竹の物語の坪庭」とは一体どのような庭だったのでしょうか?
気になりますよね。
月と竹の物語、というとかぐや姫がモチーフだったのでしょうか?
実際には、
「月の水鏡の坪庭」
<庭の中央に水盆から静かに湧き出す池をもうけ、月明かりを池の水面に映し、幽玄な雰囲気を演出しています。
池の水面に映る月の姿を観賞するため、月の館から池に降りる観月台をもうけ、その周りを竹(クロチク等)で囲みます。
また、池を囲む「星河の石庭」の石は、宇宙の惑星をあらわし、小さな庭に、無限の広がりの宇宙をイメージさせています。>
「月明かりの坪庭」
<月の館と竹の館に囲まれた小さな坪庭で、敷き詰められた白砂の波紋の陰影と、富士山をもイメージさせる砂盛が、月明かりに輝く姿は神秘的ですらあります。
また、月の館と竹の館をつなぐ回廊は「天の橋」と名づけ、その下を流れる白砂の河は、天の川をあらわしています。>
といった内容だったそうです。
確かにロマンティックですね・・。
夜、月を主役にした庭・・・、日本以外ではあまり聞いたことはないですよね。
狂王ルートヴィヒが泣いて喜ぶお庭ですね。
僕にはぴんと来ませんが、考えてみれば、天体を庭に描くというのも珍しいので、これが「宇宙観」といえば「宇宙観」なのでしょうか?
G・ハンコック氏に言わせれば、エジプトのピラミッドも、アンコールワットも「天空の鏡」ですから、発想としてないことはないですけれども・・・
クラシック音楽に宇宙を取り入れた、イギリスの作曲家、グスターヴ・ホルストや、ロックに宇宙を取り入れた同じくイギリスのD・ボウイはすごいな、と感心したことがありましたが、やはり島国だと思いは天に向かうのでしょうか?
わが日本人も、そのような鋭い感性を、実は古くからご先祖様より受け継いでいるのでしょうか?
それにしましても、どうも日本伝統文化は、わが日本人より、外国人からの評価のほうが、毎度のこと、悲しいながら高いようで・・・。
では、これからは各論。
次回はやはり、日本最古の禅寺・建仁寺(けんにんじ){写真}からやりましょう。
気になりますよね。
月と竹の物語、というとかぐや姫がモチーフだったのでしょうか?
実際には、
「月の水鏡の坪庭」
<庭の中央に水盆から静かに湧き出す池をもうけ、月明かりを池の水面に映し、幽玄な雰囲気を演出しています。
池の水面に映る月の姿を観賞するため、月の館から池に降りる観月台をもうけ、その周りを竹(クロチク等)で囲みます。
また、池を囲む「星河の石庭」の石は、宇宙の惑星をあらわし、小さな庭に、無限の広がりの宇宙をイメージさせています。>
「月明かりの坪庭」
<月の館と竹の館に囲まれた小さな坪庭で、敷き詰められた白砂の波紋の陰影と、富士山をもイメージさせる砂盛が、月明かりに輝く姿は神秘的ですらあります。
また、月の館と竹の館をつなぐ回廊は「天の橋」と名づけ、その下を流れる白砂の河は、天の川をあらわしています。>
といった内容だったそうです。
確かにロマンティックですね・・。
夜、月を主役にした庭・・・、日本以外ではあまり聞いたことはないですよね。
狂王ルートヴィヒが泣いて喜ぶお庭ですね。
僕にはぴんと来ませんが、考えてみれば、天体を庭に描くというのも珍しいので、これが「宇宙観」といえば「宇宙観」なのでしょうか?
G・ハンコック氏に言わせれば、エジプトのピラミッドも、アンコールワットも「天空の鏡」ですから、発想としてないことはないですけれども・・・
クラシック音楽に宇宙を取り入れた、イギリスの作曲家、グスターヴ・ホルストや、ロックに宇宙を取り入れた同じくイギリスのD・ボウイはすごいな、と感心したことがありましたが、やはり島国だと思いは天に向かうのでしょうか?
わが日本人も、そのような鋭い感性を、実は古くからご先祖様より受け継いでいるのでしょうか?
それにしましても、どうも日本伝統文化は、わが日本人より、外国人からの評価のほうが、毎度のこと、悲しいながら高いようで・・・。
では、これからは各論。
次回はやはり、日本最古の禅寺・建仁寺(けんにんじ){写真}からやりましょう。