ルネサンスによってゴシックは廃れていくのですが、その後「ゴシックリバイバル」が起きて、イギリス、ドイツ、フランスで再評価されていきます。
それがフランスの尖塔が左右非対称であるシャルトル大聖堂(フランス全土でもっとも美しいゴシック建築と言われている)であり、イギリス国会議事堂であり、ドイツ(フランス)の未完成のストラスブール大聖堂であり、その流れがパリ博でのフランスのエッフェル塔にもつながっていったとしております。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Chartres_1.jpg
そしてこの本の最後にはやはり、天才「ガウディ」に記述が及んでおります・・・及ぶでしょうとも。
蛇足ながら、ゴシックリヴァイバルという流行以外に、古代ギリシャ・ローマ建築が再興した「新古典主義(ネオクラシシズム)」という流れもあり、パリのサント・ジュヌヴィエーヴ教会をはじめとしてイギリス大英博物館正面玄関やパリの凱旋門が代表ですが、こちらも、風土や気候、国民性に似合う、似合わないは別として、デザインはすっきりとして威風堂々、颯爽として素晴らしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:SteGenevieve%28Pantheon%29.jpg
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Arcdetriomphe.jpg
http://all-a.net/a_map/uk_london/b-museum/b-museum01.html
さてその、ギリシャ・ローマ建築が似合う風土、というのを考え方の導入として、一方で「西洋建築の歴史」、河出書房新社、佐藤達生著という本では、西洋建築の流れを前書とはまた異なり、興味深い観点から論述しております。
こちらの著者は西洋建築を、ヨーロッパの地域によって2つに大別します。
1. 地中海世界に起源を持つ古典建築の系統(ギリシア、ローマ、ルネサンス、バロック、ネオクラシシズム)
2. アルプス以北のヨーロッパに起源を持つ中世建築の系統(ロマネスク、ゴシック、ゴシックリヴァイヴァル)
に分けて考えると言うのです。
それがフランスの尖塔が左右非対称であるシャルトル大聖堂(フランス全土でもっとも美しいゴシック建築と言われている)であり、イギリス国会議事堂であり、ドイツ(フランス)の未完成のストラスブール大聖堂であり、その流れがパリ博でのフランスのエッフェル塔にもつながっていったとしております。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Chartres_1.jpg
そしてこの本の最後にはやはり、天才「ガウディ」に記述が及んでおります・・・及ぶでしょうとも。
蛇足ながら、ゴシックリヴァイバルという流行以外に、古代ギリシャ・ローマ建築が再興した「新古典主義(ネオクラシシズム)」という流れもあり、パリのサント・ジュヌヴィエーヴ教会をはじめとしてイギリス大英博物館正面玄関やパリの凱旋門が代表ですが、こちらも、風土や気候、国民性に似合う、似合わないは別として、デザインはすっきりとして威風堂々、颯爽として素晴らしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:SteGenevieve%28Pantheon%29.jpg
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Arcdetriomphe.jpg
http://all-a.net/a_map/uk_london/b-museum/b-museum01.html
さてその、ギリシャ・ローマ建築が似合う風土、というのを考え方の導入として、一方で「西洋建築の歴史」、河出書房新社、佐藤達生著という本では、西洋建築の流れを前書とはまた異なり、興味深い観点から論述しております。
こちらの著者は西洋建築を、ヨーロッパの地域によって2つに大別します。
1. 地中海世界に起源を持つ古典建築の系統(ギリシア、ローマ、ルネサンス、バロック、ネオクラシシズム)
2. アルプス以北のヨーロッパに起源を持つ中世建築の系統(ロマネスク、ゴシック、ゴシックリヴァイヴァル)
に分けて考えると言うのです。