景信山から高尾山

昨年12月に山歩きをして以来、手術、花粉症で山歩きができなかった。通常GWには足慣らしをするのであるが、今年はなにかと忙しく、また5月は韓国旅行もあり、やっとやっと今年初めて山にいくことができた。

山とは言っても、私の場合は主にハイキングコース。今日は天気が回復しそうな丹沢にでかけようかと思ったのだが、なんとなく人が少ないと困ると思い、景信山から高尾山に抜けるコースにした。

JR高尾駅からバスで小仏へ。バス停にはお客さんの山で臨時バスが出ていた。小仏から景信山へは約1時間。お天気は昼ごろから晴れる模様とのことで朝はどんより曇っていた。景信山の頂上には2件の茶屋がある。その1件でなめこうどんを食べる。ここのなめこは秋に裏山で栽培されたものを保存していて1年中食べられる。なめこのとろみ、歯ざわりそして柚子の香りがとてもおいしい。

小雨が降っていたが、学生の団体、親子の団体、中高年の団体など頂上はたくさんの人がいた。休憩の後、高尾方面に向け出発。小仏峠、一丁平、もみじ台を経由して高尾山に。今回は頂上は経由して薬王院方面に行ったが、頂上付近はものすごい人、人、人。景信山の比ではない。途中の新緑のもみじ、ひのきがとても美しい。時々、シャガと呼ばれるアヤメの小さい版の花も咲いていた。（今回カメラを忘れてしまって大失敗）

年に一度、決まった時期ではないが、薬王院でお祓いをしてもらう。薬王院堂内にはいって僧侶たちが護摩をたくのを見る。いつもは正面に座るが今日は人が多くのでサイドに座ってみた。僧侶たちの動きがよく見えるし、護摩をたいている様子、お札を火にかざす様子などがよく見えておもしろかった。熱心な信者とはけっしていえないが、自分の健康、家内安全など一心に拝む。20分ほどで終了。

帰路の途中、権現茶屋で権現力ソフトに人が並んでいた。権現力ソフトとはぶどうジュースとぶどう酢をミックスしたようなもので瓶詰めで売っているもの（権現力）を原料にしたぶどう味のソフトクリーム。想像以上においしかった。（なんやかや言って、いつも食べてばかり）

1号路をてくてく歩いて京王高尾山口まで行き、電車を乗り継いで帰宅。電車に乗る度に爆睡してしまった・・・よい休日だった。