チョコな奴

チョコはチョコでも卵巣チョコレート嚢胞から命名。すっかり体調も戻りブログに趣味のことなど書きたくなってきた今日この頃…

着付け教室11回目

2006-05-30 22:08:33 | きもの
ふぅ~、今日の教室は、先週の二重太鼓、袋帯である。説明も特にないとのことで、2時間結んではほどきを繰り返す。私はいつまでたっても手順がわからず、戸惑っているのだけれど、他の人はバンバン結べている。途中からだんだんめまいがしてきてふらふらになった。

名古屋帯の結び方はだいぶ忘れている。最初のころの半幅帯なんて全部忘れている。せめて浴衣ぐらい着たかったんだけど。。。

今日はたいへんお疲れなので、これにて失礼。

卵巣がん

2006-05-29 22:43:35 | 子宮内膜症
米原万理さんが亡くなった。米原さんは小気味良いコメントでTV番組でも人気があった。本職はロシア語の翻訳、通訳者、そのほかエッセイストとしても有名だった。

米原さんの病名は卵巣がん。とても他人事ではない。私の場合は肥大した卵巣は内膜症性のものでがん細胞はなかったとの結果がでたけれど、JEMA(子宮内膜症協会)のメルマガによると肥大化した卵巣チョコレート嚢胞が何年か後に卵巣がんになる可能性は0.7%とも言われている。妊娠を希望しない40歳以降の患者で、10cm以上のチョコレート嚢胞は切除を勧められるのはこういった理由からだ。

私の場合は右卵巣をすでに取ってしまっているが、左卵巣もやや腫れ気味。子宮線筋症でもある。前回の腹腔鏡手術で内膜症性のものが肝臓にもあったそうだ。一般的に内膜症、線筋症が原因で直接死亡することはないと言われている。酷くなれば、最終手段、子宮、卵巣を取ってしあえば、新たな不快症状は現れたとしても死亡にいたることはないだろう。しかし、一般的にこの年代の女性であれば、20代から40代前半までは妊娠を希望する人が多い。特にこの病気と不妊は関係が深いので、病気を治療しながら不妊治療をする人も多い。真剣に赤ちゃんのほしい人にとっては二重の苦しみとなる。

卵巣がんは、細胞採取による検査がない。あとは婦人科での子宮がん検査の時に超音波検査、内診などで卵巣の大きさを見てもらうのが一般的なようだ。30才過ぎたら婦人科定期検査、そしてちょっとでも異常、不正出血などがあったらすぐに検査してもらおう。

ティッシュペーパー値上げとエコ

2006-05-29 00:36:49 | 雑感
今まで底値が続いてきたティッシュペーパーが7月より25%値上がりするらしい。製紙会社によると原材料の値上げから今の値段ではすでに赤字状態という。

私は花粉症なのでティッシュはかかせない。鼻をかむ以外にもちょっとテーブルを拭いたり、ほこりをとったりと日本人には欠かせないものである。資源を無駄に使っている。ぜんぜんエコじゃない。

ヨーロッパではいまだに鼻をかむのはハンカチである。どんなにご立派な紳士、淑女でも鼻をかむのはハンカチと決まっている。当然だけれど駅前で宣伝用のティッシュも配っていない。ポケットティッシュかと思ってドラッグストアで購入するとそれは、ピクニック用のナプキンだったりする(あるいは、携帯用の使い捨てハンカチというものなのかもしれない)。でももしティッシュでなくてハンカチで鼻をかむのなら花粉症の日本人はハンカチを何十枚も持ち歩かなければならない。

例えば、美しい女性が男性との別れで涙を流す、男性は自分のハンカチを彼女に差し出す。彼女はいきなり「チ~ン」と鼻をかんでそのまま返すのである。これが日本だったら、嫌味かギャグになってしまうんだろうが、ぜんぜん自然なんだそうだ。まあ、人の鼻水のついたハンカチをポケットにしまうということは普通はないんだろうけど、愛し合った男女であれば問題ないんだろう。

紙の値上げというとウン十年前のオイルショックの時に母親に無理やりスーパーに連れていかれ、ひとり1個販売のトイレットペーパー、洗剤を買わされたのを思い出す。まあ、今回は供給が少なくなるというほどではないのだろうが、25%の値上げとなると今から買い占めるひとも多いんだろうなぁ。

自称エコ生活を目指す私ではあるが、長年の習慣からハンカチで鼻をかむのは無理な気がする。

金曜かきこみTV-by 国営放送

2006-05-26 19:45:31 | 雑感
今日も残業せず、とっとと帰ってきた。国営放送教育テレビにいきなり大好きなみうらじゅんちゃんがでてきた。「金曜かきこみTV」???いったいなんの番組かさっぱりわからなかった。

HPによると小学校5年生から中学3年生までの少年少女諸君が番組ホームページにメンバーとして登録してそのメンバーたちがいろいろな掲示板に書き込みをし、それを元に番組が構成されるらしい。

今日は本職がイラストレーターのみうらじゅんちゃん管理のアート掲示板の番。有名人の写真に落書きしたもの「らくがお」を番組管理人のじゅんちゃんが審査して1等を決める。小学生の女の子の大賞作品を渋谷の街頭モニターに大写ししたり、山本監督の「らくがお」をニット界の貴公子、広瀬光治さんにセーターにしてもらったり、佐藤江梨子のお面を作って「10代しゃべり場」風セットに全員らくがおのお面をかぶらせる「かぶり場」(しゃべり場のパクリ)なるところに本人を連れてきたりと国営放送の受信料をこんなことに使っていいのか~と言いたくなるようなやりたい放題。

まあ、しゃべり場みたいな重~い番組よりは個人的には好きだけどさ。番組見ながら書いたのですぐにアップ!


新感線☆RS メタルマクベス

2006-05-24 23:45:38 | 雑感
いよいよ長かった休暇も今日で終り。最後を飾るのは劇団☆新感線のミュージカル。タイトルにRSとついているのはR=ロック S=シェイクスピアの意味だそうだ。出演は内野聖陽、松たか子、森山未來、演出:いのうえひでのり、脚色:宮藤官九郎。シェークスピアのマクベスのメタル音楽版。チケットはすでにSold Outで立見席5000円もほぼ完売らしい。友人のつてでとってもよい席で観賞。

ヘビメタの音楽に乗せて未来のマクベスのお話。タイトルの印象から騒々しくて見ることができるかなぁと考えていたが、安心してみることができる内容だった。笑うべきところで笑わせてもらえるし、聞くべきところでちゃんと音楽を聞かせてくれる。ただひとつ欠点は長いこと。6時開演、途中25分の休憩で10時まで。1幕目は飽きないで見ていられるけれど、内容にかかわらず、2幕目になると集中力が欠けてくる。

森山未來は「ウォーターボーイズ」の時から注目していた。私が注目するぐらいだから、瞬く間に「世界の中心で愛を叫ぶ」の主役に抜擢。両親がダンス教室を運営していることから彼も子供のころから多種のダンスを習得。今回のメタルマクベスでも得意のタップ、その他のダンスシーンでもピカピカ光っていた。

友人は内野聖陽のファンで先日報道された一路真輝と婚約にショックを受けていた。彼女は3回目のメタルマクベス。今回の内野さんの歌は迫力がないなぁと残念がっていた。昼夜公演でお疲れだったのだろう。

松たか子は「ミスサイゴン」「贋作 罪と罰」と今回で3回目である。ミスサイゴンの時のトレーニングで歌はさらに上手になり、今回も精彩を放っていた。

昨年末、「贋作 罪と罰」を見たときに野田さんもなんだかなぁと感じていた。これからは本格的に宮藤官九郎の時代なのだろう。


ソウル旅行記 4日目

2006-05-24 11:56:14 | 旅行
いよいよ今日がソウル最終日。朝食はキムパム(海苔巻き)に決定。明洞は歌舞伎町のような町だと思う。夜は人、音、明かりなど騒々しい。そして朝の景色は祭りの後のようにゴミと車の音。キムパムの店にはふらりと労働者のみなさんが朝食をとりにやってくる。でも彼らの食べているのはほとんどがラーメン。こちらのラーメンは即席めんを調理してだしている。そして帰りには小さなノートに自分の食べたものを書いて「つけ」にして帰っていく。なんとなくおもしろいなぁとじっと観察してしまった。

私と友人は一般的なキムパムとキムチキムパムを注文。たくあん、玉子焼き、きゅうりなど日本の太巻きと同じようなものがはいっているけれど、ごはんば酢飯ではない、海苔は韓国海苔。これにいつものキムチと味噌汁がついてたったの2500ウォン、300円。またまたヤスッ。

今日は私と友人は昼食まで別行動。とりあえず一緒にソウル駅まで行き、ソウル駅散策の後、友人は徳寿宮の衛兵交代と町並みを見にでかけた。私は駅に隣接するロッテマートの散策。土曜だったこともあり開店前から30人ぐらいの人が入り口に並んでいる。5分前ぐらいに待っていた人にヤクルトが配られた。遠くで待っていたおばちゃんたちがすかさずヤクルトをもらいに入り口にダッシュしたのだけれど時すでに遅し。おばちゃんたちは店員になにか文句を言っているようだ。早くあけろとも言っているらしい。店員は時計を見てあと数分などと答えている模様。恐るべし韓国おばちゃんパワー。

10時に開店。3階には雑貨、洋服など2階に食料品。入ろうとすると荷物をロッカーに預けないと入店できないといわれ財布だけ持って入店。店内はイトーヨーカ堂な雰囲気。スーパーなのにスポーツ用品が充実していた。特に私の好きな登山ウェアは韓国メーカーらしきものが3つはいっていた。特に必要なものもなかったので、トレッキング用ソックスを購入。

2階に降りてお菓子、お茶コーナーでお目当てのしょうが茶を購入。ゆず茶も1人前づつ小分けしてあるものを発見したので購入。お菓子はおこし風のもの購入。いろいろ見ているだけで飽きない。生鮮品は買って帰れないのでいろいろ見て歩く。荷物も重くなったので一旦ホテルに戻り荷物をクロークに預ける。

友人との昼食の時間まで少々あったのでホテルのクラフトショップをのぞく。仁寺洞でみたコーヒーカップもけっこうなお値段だったので、ちょっと変わった柄のコーヒーカップをいろいろ見せてもらう。品数は少ないが変わったデザインのアクセサリーも見せてもらう。昼食から帰ったらまたきますと言って昼食場所にでかけた。

昼食場所はホテルから徒歩10分程度の食堂街。最後の最後で焼肉である。ただし、牛肉は日本でも食べられるので豚肉のデジカルビにする。ガイドブックにある店の前をふらふらしていたのだけれど、なんとなく店内が暗い。昼時なのでお客はいるんだけど、やっぱり雰囲気がイマイチ。大通り沿いにとっても明るい店発見。日本語メニューもありそうだ。友人が時間に現れ、友人も明るい店のほうがよさそうとそちらに入ってみる。豚も牛もあるようだが、豚も漬けたものと三枚肉と2種類ある。1つづつにしようと思ったらどうやら鍋の形が違うらしい。三枚肉2つを注文。(写真)

ジンギスカン鍋がコンロに乗せられ、三枚肉とキムチ、野菜が乗せられる。脂身が多いがその油はどんどん下に落ちてくる。豚肉好きの私、とってもおいしそう。おねえさんがハサミで一口大に切ってくれる。またまたごはんを2人前注文。薬味用の葱のサラダ風のもの、コチジャンなどをエゴマの葉に挟んで食べる。おいすぃ~。油の抜けた肉のうまみが凝縮、さらにコチジャンとの相性も最高で漬け込んだものより私たちには合っていたようだ。最初は多いかなと思った2人前の肉、エゴマ、サニーレタスの葉で包むとするするとお腹の中へ。あっという間に完食。1人前8000ウォン、プラスごはん1000ウォンで9000ウォン。1080円。

お腹も一杯でホテルにご帰還。集合時間までクラフトショップでコーヒーカップ2客、自分用ネックレス購入。

2時に集合して金浦空港へ。空港は国内空港のため免税店は1店舗のみ。友人はもう買うものはないというので私は残ったウォンを使うべく免税店へ。いきなりアメジスト売り場でつかまってしまった。ネックレスを見せてもらってまたまた自分用に購入。

時間もあるので空港の高いコーヒーショップでアイスコーヒーを飲み機内へ。あ~短い4日間だったなぁ。結局お目当ての参鶏湯も食べられなかったし、宮廷料理も食べていないから冬の安い時期のソウルもいいし、今度は釜山やチェジュ島で海の幸というのもいいし、慶州で歴史散策もいいなぁなどと思いながら帰路についた。

ソウル旅行記 3日目

2006-05-23 23:45:27 | 旅行
3日目、くもり。今日の朝食はシンソンソロンタンでソロンタンを食す。ソロンタンは牛骨でとった白濁スープをごはんにかけたもの。コラーゲンたっぷりでお肌によろしいらしい。ここでは、初めてカクテキ(大根キムチ)がでてきた。白菜キムチもたっぷり。こんなに食べられるかしらん、と思っていたのだけれど、ソルロンタンが予想よりあっさりしていて、キムチと一緒に食べるとおいしくて全部たいらげてしまった。

店からすぐ近くの明洞聖堂(教会)に行く。ここは「冬のソナタ」の舞台だったらしく早朝にもかかわらず、日本人がすでに写真撮影していた。韓国はキリスト教信者が多く朝から礼拝に訪れている人がいるなか、静かに教会内を見学。

そこからちょっと歩いて地下鉄に乗り、世界遺産の昌徳宮へ。ここは1405年造営の宮殿。で~た~、1592年文禄の役、秀吉による朝鮮出兵により焼失している。韓国には多くの文化的建物が2回の朝鮮出兵により焼かれている。いくら400年以上前のこととはいえ、各地にそういった足跡がでてくると、秀吉は好きにはなれない。

ここは韓国語、日本語、英語、中国語など時間によって案内人がついての見学。日本語は朝9時半から5回ほどあるらしい。9時半の回は団体さまも含めて2班に別れた。少なく見積もっても1班150人ぐらい。昌徳宮は池があり建物ばかりでなく庭園も楽しめるため人気がある。平日で2000人、休日は1万人もの見学客でにぎわうらしい。

見学後、徒歩で再度、仁寺洞に行き、喫茶店に入る。伝統茶専門店で有名だが、私がコーヒーを飲みたかったのため伝統茶も扱う普通の喫茶店に入ってみる。お菓子とともにコーヒーと友人の頼んだ韓国風甘酒がでてきた。甘酒は白くにごってなく、透明でコメの粒が浮いていて、お酒臭さはない。お菓子もおいしかった。

いよいよ今回のメインイベント、カンジャンケン(渡り蟹の醤油漬け)を食べに江南地区へ地下鉄にて移動。ソウルナビとうサイトの地図を頼りに歩いてみるけれど、なかなかたどりつけない。途方にくれたところでひとりの男性が「プロカンジャンケン?(店名)」と私たちの持っていた地図を指して聞いてきた。うなずくとこっちこっちとばかりにすたすたと先導して連れて行ってくれた。どうやらお店のスタッフでちょうど仕事を終えて帰ろうとしたところに、地図を持った私たちにでくわしてしまったらしい。この店は24時間営業のため、彼は昼過ぎに仕事を終えたらしい。偶然降りてきてくれた天使。

お店は昼過ぎのため、地元の人が数人。このあたりはカンジャンケンの店が集中しているが、日本人にはこの店、プロカンジャンケンが有名。カンジャンケン-5万ウォン、蒸し渡り蟹-6万ウォン、ごはんひとり分-1千ウォンX2、合計11万2千ウォン、日本円で13,440円。初めてひとり1000円の壁を破った。ただしこの1回きりである。

カンジャンケン(写真)は、生の蟹だが醤油付けで味がしみこんでいて蟹肉の甘味が引き立つ。私たちはアルコールを飲まないのだが、ビールには最高だと思われる。ごはんと蟹肉、蟹みそを甲羅に入れ混ぜて食べると最高! 次に蒸し蟹これはまた甘味がすごい。身もたくさん入っているし、みそも蒸されるとまた違った味でおいしい。無言で食すこと数十分。お腹がいっぱいになるまでしゃぶりつくしたが、量が多すぎて少々残した、あ~もったいな。店の前で写真を撮ってもらって、地下鉄にて、第二のイベント、汗蒸幕(サウナ)に移動。

またまた、ソウルナビで取り出した地図を片手に探していたが、やっぱり見つからない。もう~この地図あてにならないと言ってみたものの今回は天使は降りてこなかった。しかたがないので、別の地図で位置を確認してぐるぐる廻っているうちに永東汗蒸幕に到着。

「1度も来たこともなく、予約もしないのによくこられましたね、わかりづらい場所なのに」普通は電話して駅まで向かえにきてもらうらしい。着替えてとっても暑い洞窟サウナの中に麻袋をかぶってはいる。ほんの2-3分でギブアップ。出てきてお茶を一杯。その後、塩袋という洞窟で温めた袋を体に乗せて頭のマッサージ。再度洞窟サウナにはいり今回は4-5分は我慢できたと思う。出てきて水を飲み、高麗人参風呂へ。ここではひとりにひとりおばちゃんがついて世話してくれる。おばちゃんたちはいきなり黒いビキニ姿となり、私たちの体を洗ってくれたり、人参風呂と冷水と交互に入れと指示したり、アカスリしたり、マッサージをしてくれたりする。出るときはタオルで体まで拭いてくれて、まるであかちゃんになった気分。おばちゃんたちの日本語は「大丈夫?」「いたい?」その程度であとはジェスチャー。受付の人(日本語ができる人)がコース等をすべておばちゃんたちに説明済みのようだ。

これでお風呂は終了し、サービスの食事を5時ごろに食べる。さっきあんなに食べたのにお風呂のせいか小腹がすいている。チジミ、惣菜がでて最後に小豆かき氷がでて終了。帰りは明洞まで車で送ってくれた(希望者には往復送迎あり)。

新世界百貨店、ロッテ百貨店、明洞地下街など散策してホテルに戻る。いよいよ明日は最終日、荷造りして就寝。

着付け教室10回目

2006-05-23 22:10:52 | きもの
雨の日、着付け教室への足が重い。今日から袋帯。二重太鼓といわれているのでお太鼓の布部分が二重になっている、帯は細い部分がなくて均等幅の長さのものを前部は半分に折って使用する。

帯を巻きつけるところは帯板をいれるのが二巻き目なだけでほとんど一緒、その後帯枕を前部で作るが、後ろに持っていってだらんとさがったタレと呼ばれる部分を一緒にお太鼓にして二重太鼓になる。背中で作るので先生の見本を2~3回見せていただくまでぜんぜん意味がわからなかった。やはり目でみないで手探りで作るというのは人間業とは思えない。

先生2名、生徒2名のマンツーマンなので3回も結んで今日は終了。人数の多い教室では1回半ぐらいだそうだ。

「今日はよくできました」と「は」が強調されていたのは気のせいだろうか???

かもめ食堂

2006-05-22 19:05:39 | 映画
まだ、休暇は続いているので、平日の昼間に映画を見に行く。封切からずっと見に行きたかったのだが、上映館がちょっとばかり遠くてやっと見に行くことができた。

小林聡美、もたいまさこ、片桐はいり出演。もしも片桐はいりが室井滋だったら「やっぱり猫が好き」になってしまう。あ~懐かしい。

舞台はフィンランド。小林聡美演ずるサチエさんはヘルシンキでひとり、かもめ食堂を開く。1月たってもお客は現れない。ある日、日本人旅行者のミドリさん(片桐はいり)と話をするようになり、ミドリさんはサチエさんのお店を手伝うようになる。

フィンランドは実は日本に一番近いヨーロッパ、直行便で9時間半。有名なのはムーミン、白夜、森と湖。ヘルシンキは海に面していて、栄養状態のよい太ったかもめがたくさんいる。町は北欧らしく整然としていて、人も少なくのんびりしている。こののんびりとした空気感が画面から感じられる。

サチエさんは売り上げよりも、現地の人に受け入れられる気軽な食堂を目指している。またサチエさんの人間に対する距離のとり方もとても好感がもてる。親しくなっても、お互い敬語を使いあっている。けっして相手のプライバシーに介入しない。「来るものは拒まず、去るものは追わず」精神を感じる。サチエさんの「人は変わるものだから」という一言にぐっときた。

この原作は群よう子が映画のための書きおろしである。ここのところ群よう子といえば「きもの365日」「きものが欲しい」の2冊きものエッセイを読むぐらいだった。食べ物に対する考え方、人との距離のとりかたがまさしく群よう子らしいなぁと感心した。近々にフィンランドでも上映されるらしい。フィンランド人がどんな感想を持つのか楽しみである。


ソウル旅行記 2日目

2006-05-22 10:17:14 | 旅行
朝、天気はよく旅行日和。疲れからなんとなく体が痛い。ホテルのすぐ隣の粥屋に朝食に行く。メニューには日本人が大好きな「あわび粥」もあるけれど、疲れている私たちは食べなれている「野菜粥」に。ソウルではメインの料理には必ず副菜がついてくる。白菜のキムチはほぼ9割以上の確率でついてくる。ここの粥屋は白菜のほかキムチ味のイカの塩辛がついてきた。これがまた美味。粥によく合う。

地下鉄に乗って「祭基洞」へ。ここには韓国一の漢方薬市場がある。駅の出口を出るとすでに漢方薬の匂いがしてくる。ふらふらと歩き出すがどこも店を開けたばかり、日本語のできそうな店はほとんどない。ぐるぐると歩き回ったところで1件、日本語話せますの看板を見た。奥さんが出てきて日本語で対応。高麗人参専門店らしい。韓国で承認されている「蚕粉末」を探していると言うとすぐにご主人に通訳してくれてどこかに電話してくれた。どうやら粉末は冷凍されているらしい。とりあえずご主人が近所のお店に行ってくれて持ってきてくれたものは、ギョー、蚕の虫の形が乾燥したものの袋詰め。こちらは中国産で一袋、日本円1700円ぐらい。ただしこれを粉にして飲まなければいけないらしい。とてもそんな手間は無理なので丁重にお断りした。店の奥さんは日本でご主人に出会って韓国にお嫁にきたらしい。ご主人がやさしそうでとても幸せそうだった。

次は医院と漢字でかいてある所に立ち寄ってみる。日本語は通じないので「蚕粉末」と書いた紙をだしてみたけれど無視、後から出てきた人が英語が少しできるようなので、聞いてみたけれど、韓国では調合していろいろなものを煎じて飲むのが普通らしくこれだけ飲むのはキケンと言われた。

薬は諦めて通りを一本渡るとそこは京東市場。野菜、魚、肉、漬物、乾物などものすごい量の食べ物がたくさん並んでいる。ものめずらしくてとても楽しい。日本では高級な山菜類も山になって並んでいる。食用のうさぎ、鶏などかごに入って売られている。唐辛子もたくさんの種類が山になってならんでいる。チャングムで見た光景とぜんぜん変わっていないようだ。ひととおり歩き回って地下鉄に乗って仁寺洞へ。

仁寺洞は古い町並みにしゃれた店が立ち並ぶ観光客に人気の通り。布のお店、陶器のお店、民芸品の店などが立ち並んでいる。ガイドブックで目をつけていた麻や絹のバックを置いてある店にでかけてみた。ガイドブックの写真はもっと大きいものだと思ったけど実物は持ち歩くにはちょっと小さいようだ。

昼になったので、通りの端にあるカルルクス(うどん)とマンドゥー(餃子)の店に入ってみる。うどんは温かいもの冷たいもの2種類。暖かいうどん(あさり入り)とマンドゥー1皿を注文。日本のうどんとかわらず、スープはアサリのだしが効いて朝に引き続きやさしい味。マンドゥーもにら饅頭の味でおいしかった。

食事の後、偶然、公園で昔の婚礼の儀式を民族村というテーマパークからやってきたグループが演じていた。ひとつひとつの儀式を韓国語、英語、日本語、中国語で案内するのでなかなか進まない。公園には椅子もなくほとんど立ち見である。それを約2時間やっているらしい。おおよそ1時間のところ私たちは撤収。写真はその時の踊りの写真である。

その後、仁寺洞では買い物もぜず友人の韓流の本、CDなどを探しに本屋へ。私は疲れたので併設されていたコーヒーショップでコーヒーを飲みながらガイドブックを見ていた。友人はほしかったハングルの「星の王子さま」「クレヨンしんちゃん」CD、DVD数枚購入してロッテ百貨店へ。

9階10階の免税店を見て、化粧品購入、輸入品は空港での受け取りとなる。母への土産でアメジストのペンダント購入、こちらは韓国製品のため、免税価格だけれどその場で受け取り。地下へ移動して韓国のりの試食しまくって一番高くておいしいのり購入。

けっこう疲れているのでロッテ上のレストラン街で冷麺と緑豆のチヂミをを食べる。緑豆のチヂミはう~んと首をかしげる味。冷麺はムルネンミョン(一般的な冷麺)と辛いビビムネンミョンを食べてみた。私は辛い麺がけっこう気に入ってしまった。辛みの中に梨の甘味、クセになる味である。

ホテルへの帰り道、昨日ツアーで同乗の若いお嬢さんから聞いたFace Shop に立ち寄ってみた。片言の日本語の店員さんからいろいろ勧められて結局友人のおみやげにもパックを購入、5万ウォン以上購入するとクォン・サンウのショッピングバックとポスターをくれるというので、さらにパックを追加してものすごい量のパックのご購入。ちなみにクォン・サンウのバック、ポスターもお土産にする。

私のみ、夜9時からホテル真裏にあるリュ・ジョンウォン皮膚管理室にてエステ体験。(友人はホテルにてTV観賞) 今回はフェイスエコノミーコースとオキシジェット酸素管理 8万Wが割引券で10%割引。顔だけでなくデコルテもついているし肩、ハンドマッサージもついている。また金額によりヨガマッサージがサービスで足腰ももんでもらえる。結局2時間至福の時間。とっても興味があったオキシジェット酸素管理、肌に空気をプシュプシュと当てられていく。マッサージとこのオキシジェットのおかげで翌朝少し引き締まって小顔になった(ような気がする)。また2-3日後から肌がしっとりとしてきた。恐るべしオキシジェット。11時にホテルに戻り就寝。