チョコな奴

チョコはチョコでも卵巣チョコレート嚢胞から命名。すっかり体調も戻りブログに趣味のことなど書きたくなってきた今日この頃…

松濤温泉-シェスパ

2006-07-30 13:30:41 | 雑感
友人からもらった50%オフチケット。なんと期限が7月末だったので、あわててでかけたシェスパ。最近、同系列店が六本木にオープンしたらしくやたらとTVで宣伝していた。渋谷松濤のシェスパは2006年1月にオープンの新しい施設。

東急百貨店、Bunkamuraを経てちょっと歩くと右手に真新しいビルが。表には守衛さんがいる。女性専用施設のため、男性が入ってくるのを防御するためか???中にはいるとホテルのレセプション風の作り。初めてなので会員登録。なぜか血液型を聞かれるのでやんわり拒否。館内で倒れたときのためとの口頭での説明があるが、いまどき病院でも必要ない限り血液型なんて聞かれない。会員規約には「シェスパ個人情報指針プライバシーポリィーに基づき、適切に扱うものとする」と書かれているけれど別項目で「シェスパ、シェスパ関連会社などその他第三者において、本サービスの利用動向の調査、分析にしようするときは開示することがある」と書いてある。こんなこと書いてあって不要な情報を知らせる義務はない。

今まで日帰り温泉、銭湯などいろいろ利用してきたが、一般的には会員にならない限り、名前すら聞かれない。シェスパは会員制度をとっているので名前、住所ぐらいはしかたないけれど、血液型は行き過ぎだと思う。

さてさて、ロッカーのある地下に移動。館内着に着替えて、まずは温泉のある8階に移動。8階は室内温泉、9階が露天と足湯になっている。8階は暗く、浴槽からでる明かりがあやしく光る雰囲気。ところがところがなぜかその脇に行列が。何の行列かというと洗い場の行列なのだ。数えてみたところ洗い場はたったの12ヶ所。週末の混雑時ということではあるが、12個の洗い場はちょっとお粗末。お風呂の脇にシャワー発見。シャワーのみ、おとなりのスチームサウナの汗を流すためなのか、だれもいないのでそちらで体を洗い浴槽へ。なにしろ暗いので温泉かどうかはよくわからなかったが、温度が低温でちょうどよい。しばらく温まってから、裸のまま9階へ移動。

9階は露天とフィンランドサウナ。高温サウナは苦手なので、露天へ直行。なぜか露天の入り口がドア1枚でへんな場所にある。作りがイマイチよくわからないけど、ドアを開けるといきなり浴槽があるのでお湯に入っていく。露天風呂は細長く、先のほうには洞窟露天風呂もあるが、人が多く芋洗い状態になっているので、
移動はたいへん。

お風呂から出て、足湯のほうに移動。足湯の向こうには松濤の街、遠くは新宿高層ビル街が見える。松濤の街といえば、超高級住宅街。外国人、日本人のお金持ち、都知事公館、美術館などがある。上から見るその鳥瞰図はどの家も一戸あたりの敷地面積が都内の割りに極めて大きい。鉄筋コンクリートの家が多いが昔の洋館風の家も多い。きっとお手伝いさんがいる家なんだろうなぁと想像してしまう。1度でいいから、アフタヌーンティーなんかにご招待されていみたいものだ。

9階から8階に戻ると洗い場の列は3人待に減っていたのでやっと洗髪。それから再び館内着に着替えて館内を見学。シェスパはこのビル地下1階から9階まで縦に施設が別れている。8階から階段で降りながら見学。7階はトリートメントルーム、エステである。すべて個室のため料金はお高め。6階はバーデとウォーターバー。バーデは低温サウナで3種類が用意されていたが、無料のため人でごった返していた。なんとか土をイメージしたアースバーデにもぐりこんだが、一番人気のウォーターベットのものはたったの6つしかなくて当分利用できそうにない気配。混雑時は30分のご利用でと書いてあるけれど、その日は特にシェスパ側の管理はしていなかったと思われる。つまり自主規制。もうひとつは音楽が聞こえるストーンバーデ。こちらはアロマの香と音楽でいい雰囲気だったがこちらも人が多くて退散。

5階、4階はプライベートブースとリフレクソロジー。プライベートブースはリクライニングシートにTVが設置されているが、他施設と大きく違うのは寝台車のような2階建ての個室になっていること。したがって話も禁止で静かにすごせる。

3階はイベントフロアとデトックスエリア。デトックスエリアは最近できたみたいで、パンフレットには手書きで追加されていた。イベントはピラティス、バレーレッスンなど決められた時間でサービス。

2階はレストラン、ラウンジ。ちょうどお腹も空いたのでレストランへ。和食を主体としたもので健康によさそうなものが多い。私は1850円の夕定食を頼んでみた。お刺身、焼き魚、鳥のから揚げ、玉子焼き、サラダ、麦ごはんなどたいへんおいしく頂いた。これは他施設より優れている。さりげないサービスも申し分ない。

お腹もいっぱいなので、またプライベートスペースへ移動してTVを見る。お腹の皮がつっぱると、瞼の皮がゆるみ、しばしうとうと。すっきりしたところで8階に移動してまた温泉に入る。さっぱりしたところで施設をでるとすっかり夜も遅くなっていて、寄ろうと思っていた東急百貨店本店は閉店していた・・・

全体評価としては、良い点、プライベートブース、レストラン。悪い点、8階洗い場が少なすぎ、露天風呂がイマイチ。館内着のほかに315円で浴衣のようものもレンタルできる。バーデで館内着を使ってしまうとこれを借りないと汗で気持ち悪いので、最初からこれを料金に含む形でレンタルするかバーデも有料にして湯上り着を一緒にレンタルするほうがよいのではないかと感じた。

結論としては、私はやっぱりいつもでかけているラクーアのほうが、広々したお風呂でいいなぁと思う。今回一番、感激したのは松濤の鳥瞰図。お風呂とはぜんぜん関係ないところで感動してしまった。

尾瀬

2006-07-22 22:57:07 | 
7月19日日中、尾瀬の山の鼻-見晴、牛首-ヨッピ吊橋間の2箇所が大雨のため通行止めだった。噂によると木道が水没してしまったらしい。無謀にもそんな19日深夜東京を出発して尾瀬に入るバスに乗り込んだ。大型バスは運転手ひとり、お客はたったの4人。

通常、関越、沼田ICで下りれば近いんだけれど、早朝到着してもしかたがないので、このバスは埼玉本庄で高速を降りて一般道をテクテク走る。途中2回30分ほどの長時間休憩、さらに沼田の営業所で運転手交代とのんびりと走り午前3時半ごろ予定どうり戸倉に到着。4時過ぎまで鳩待峠行のバスを待つ。4時50分ごろちょっと遅れて鳩待峠に出発。5時20分ごろ到着。売店で朝食を食べる。食堂のおじさんが昨日までの雨の状況など詳しくお話してくれて(ちょっと脅し)ちょっとびびる。雨が降っているのとおじさんのお話で至仏山はやめにして、とりあえず山の鼻まで行ってみることにする。

6時ごろ出発。山の鼻までは下りで、のんびり歩いても45分から50分。7時前に到着してビジターセンターで山の状況を見てみる。山の鼻-見晴の通行止めも解除になっているようなので、とりあえず植物研究見本園を見学してからでかけようとしたところへ、ビジターセンターのおねえさん2人が7時から自然観察会をすると教えてくれたので参加することにする(ちなみに無料)。

見学会は山の鼻に宿泊した人がほとんどで6-7名の参加者。元気な中高年のおばさまたちはビジターセンターのおねえさんの質問にもバシバシと正解を連発。さすがリピーターらしきみなさま。自慢ではないが、私はキスゲとカキツバタしかわからなかった。湿地帯に生息するかわいらしい植物の生態を詳しく教えてくれてほんとうにためになった。もう一箇所、尾瀬沼のほうにもビジターセンターがあるらしい。また季節により植物の種類も異なるので、また別の季節に参加してみたいと思った。

1時間ほどの観察会の後、アンケートに答えて尾瀬ヶ原に向けて出発。うっすらとではあるが、陽も差してきた。長雨と通行止めのせいか、いくら平日とはいえ、ニッコウキスゲのこの時期にしては人が極めて少ない。耳を澄ますと鳥の声と遠くに流れる川の音しか聞こえない。普段の行いがよいせいか・・・山の神様に感謝。

牛首を経て、竜宮小屋にて休憩。小屋では暖かいコーヒーを飲む。500円とちょっとお高いけれど、豆から挽いてくれてとてもおいしかった。(ちなみに山料金で缶ビール470円、500mlペットボトル450円)コーヒーを飲んだにもかかわらず、休憩したとたんにどっと睡魔が襲ってきた。学生時代を思い出し、テーブルに突っ伏して爆睡(たぶん10分ぐらい)。起きたもののちょっと頭痛がしてきたので、すかさずロキソニン投入。普段はこの程度では薬は飲まないのだが、このままひどくなると歩けなくなると思い早めに飲んでおいた。おかげで頭痛はすぐになくなり疲れてはいるものの快調に歩き出す。

帰路は元の道を戻る。時々、至仏山、燧ケ岳を見るが両山ともずっと雲がかかっていて、裾しか見ることはできなかった。山の鼻を経由して鳩待峠に13時ちょっと前に戻る。そこで行きに目をつけておいた「花豆ジェラード」をいただく。乗り合いタクシーの人数が集まってしまったために、アイスクリーム持参でタクシー乗車。ジェラードは豆の味がして疲れた体には最高だった。戸倉に到着。いくつかの旅館が入浴サービスをしていたので、バス停近くの旅館で入浴。単純アルカリ泉でお肌はつるつる。その後、高速バスにて東京に戻る。

平日でさらに大雨の後ということで人が少なく、静寂の尾瀬を味わうことができた。夜行バスはやっぱりきつくて、翌日金曜も休暇をとっていたが、疲れで寝たり起きたりの1日を過ごしてしまった。それでも瞼の裏には尾瀬の風景と耳には静寂がいつでも思い出せる。こんどはのんびりと山小屋泊まりででかけてみたい。


歓びを歌にのせて

2006-07-15 00:02:25 | 映画
この映画の英語のタイトルは「As it is in heaven」。「歓びを歌にのせて」日本語タイトルはこの映画を直訳している感じ。映画館で見ようと思っているうちに終わってしまったので今回はレンタル。

世界的マエストロのダニエルは、演奏中、突然倒れる。医師からはぼろぼろの心臓と言われ、仕事を休み子供の頃に生活したことのある村の廃校の校舎を買い取り移り住む。ひょんなことから教会の聖歌隊の指導を頼まれる。老若男女、それぞれ複雑な事情を抱えていたが、週に1度集まって練習していた。ダニエルは表面的な歌の指導ではなく、ひとりひとりの声を重ねることを主体として一般的ではない指導をしていく・・・

聖歌隊の中には3人の女性がフューチャーされる。

レナ-人前では明るく振舞っている彼女だが消すことのできない過去があった。彼女は男性に騙されていたこと、その事実を知っていたにもかかわらず村人たちが告げなかったことへの村人への不信感をぬぐいされない。

ガブリエラ-家では嫉妬深い夫からのDVに耐えている。村の人も知ってはいるが、見て見ぬふり。彼女は歌を通じて自我を取り戻し、夫の暴力が激しくなりあるとき家をでる。

インゲ-牧師の妻。牧師である夫は職業を理由に妻との関係は希薄なものに。セックスレス、無関心な夫も、ダニエルの歌の指導により変わってゆく妻、そしてダニエルに嫉妬心を感じていた。わからずやの夫にインゲも家をでる。

どの女性も男性により人生を翻弄される。スェーデンというと男女平等、男性も育児休暇をとる国である。そのスェーデンですら、男性に翻弄させられてしまうのか。これは都会ではなく、田舎の村だからなのだろうか? それとも、どうにもならない女の性(さが)なんだろうか?

最後の場面はちょっとありえないだろうという設定とコーラスではなくそれぞれの声を重ねる聖歌隊の声、それが会場内にどんどん広がっていくところで終了する。最近、ヨガクラスの最後に寝転がって「あ~~~~~、う~~~~~~、ん~~~~~」と声を出して終了するクラスがあるんだけど、これがとっても気持ちがいい。もちろん自分の声だけではないんだけれど、寝転がって発声することで、お腹から声がでていることを感じられるし、頭蓋骨に響いているのを感じる。このラストシーンも自分の声と周りの声を重ねることで癒されているのが感じられる。ラストは悲しい場面でもあるのだが、この声ですがすがしい気持ちで不思議と涙が流せる。

術後6ヶ月検査

2006-07-13 21:27:29 | 子宮内膜症
猛暑の中、術後6ヶ月検診で大病院に行ってきた。前回からホルモンバランスが原因と見られる不快症状が続いていたので、ぜひホルモン検査をしてもらおうと勇んででかけた。ところがホルモン検査はしなかった・・・

今回の先生は過去に2-3回診てもらっている先生。悪い先生ではないんだろうけど、デリカシーがないというか、何しろうまがあわない。前回から引き続き体調が悪いので、今回はホルモン検査をしたいとの希望を言ったのだけれど、生理があるんだったら女性ホルモンはでていないわけではないから中途半端な値で女性ホルモンが出ていないということがわかっても療法は特にない。つまりやってもやらなくても一緒というのだ。もちろん少ないという値は把握できるけれど・・・ということだった。

厚生労働省や健康保険組合が聞いたら、涙がでそうにすばらしい医師である。個人医院だったら、居酒屋のように「喜んで」とやってくれただろうに・・・

そういえば、医師7-8人がでる番組で、風邪に対する薬などはださなくても治るけれど、薬をださないと評判が悪くなるので、総合感冒薬や抗生剤を出すと言っていた。確かに、心配性ですぐに医者に行く私はけっこうそういうあしらいを受けたことがあった。転んで、膝を強打してしばらくたっても痛みがとれないので、2-3日後に整形外科に出かけたら「お見掛けしたところ、骨は折れていないようですね」と言われて、ガーゼを数枚もらって帰ってきた。まるで子供扱いであったが不思議と嫌な感じのしない先生だった。

今回は「ふん、もう絶対ぐれてやる~」という感じ。(年甲斐もなく)不順な生理も昨夜から来てしまっていたけれど、内診、超音波は可能だそうで術後の異常はなしということで病院をでた。

せっかく早く帰れるのだから、渋谷にある日帰り温泉施設にでかけようと思ったのだけれど、突然の生理で行けなかった。しかたがないので、神保町の山道具屋めぐりをして、帽子とハンドスパッツ(腕日焼け防止用)を購入して友人と食事してご帰宅。

次回はまた3ヶ月後ぐらいに予約して来てねということだった。前の先生はいつも予約がいっぱいでとりづらいから、3ヶ月ちょっと前だったら予約できるけどどうする?と聞いてくれたのに~。こういうところが気がきかないのよね~。

次回はこの先生に当たらないことを祈る。

マンション見学会

2006-07-09 11:41:50 | 雑感
昨日、先日参加した女性のための快適住まい研究会推薦のマンションを見学してきた。場所は中央線(23区内)駅から徒歩7分、1LDK、2LDKの物件。

通常、新築マンションの場合、出来上がる1年ほど前にモデルルームをいうのを作って、それを見て購入の予約をすることが多い。実はこのモデルルームというのを作るのもたいそうなお金がかかっていて、当然そのコストはマンション価格に含まれるんだそうだ。そこで小島先生はモデルルームはマンションがある程度建った段階でそのうちの1部屋ないしは2部屋をモデルルーム用に早期に作成して見学したほうが、よいのではないかと提案しているんだそうだ。

今回の物件は、JR線路のすぐ脇。マンション販売会社はその場所柄、モデルルームは別に作らないで現地で電車の騒音を確認してもらうと言っていた。まあ、どっちにしろ現地を確認できるのでその点はよいのだが、マンションが出来上がるのが9月末、10月1日に入居予定。申し込み予定日は7月下旬。資金を調達するのにはけっこうたいへんなスケジュールだ。

インフォメーションセンターで立地条件の説明がけっこう長々とされる。これは中央線沿線のマンションはいかに高いか、その割にこの物件は安い、もちろん安いのにはそれなりの理由がある(JRの騒音)。当然、二重サッシなどの処置は施されてある。そこが妥協できれば、こんないい条件はないということ。

私は15年ほど前に郊外の会社に転職して、その近くの賃貸マンションに引っ越しているので、通勤地獄もないし、都心に住む必要もない。たまたま高級といわれる住宅地のため安くはないが、それでも都心から引っ越してきて、同じ賃料でも広さの違うのに驚いた。友人は都心の会社に勤め、できれば通勤時間も短いほうがよいということで、中央線ねらいで探している。

1時間以上営業マンさんとお話したあとやっと現地見学。現地へは徒歩で行くがやっぱり近いという感想。私の住んでいる郊外は山、坂が多く徒歩5分と書いて10分と読むというのが一般的なのに、ホントにほぼ7分でつきそうな雰囲気。(インフォメーションセンターからは9分ぐらいかかる)

工事中のマンションの裏から潜入。部屋はとってもきれいで見ただけでこころ夢が膨らむように家具など配置。もう1部屋線路に近い部屋を見学。二重サッシとはいえ、やっぱり音はする。中央線は線路が快速と普通と4車線になっているから、2つの電車が同時に走ることも多い。さすがに振動は感じなかったが、窓はあっても開けて生活するのは難しそうだ。少し離れた西側の部屋を勧められたが、やはり窓を開けての生活というのはちょっと難しい。

ということで、友人は検討するということでインフォメーションセンターを後にした。

ところでその帰り、ちょっと有名な自然食の店があるということで、直営レストランで食事をした。マンション買うんなら節約しなくちゃと言っていながら、2人ともコース、3200円也を注文してしまった。とても疲れていたので、考える能力がなくなっていたのかもしれない。前菜、単品料理から2品、玄米ごはん、味噌汁、デザートかお茶。単品料理はマグロと野菜の串焼きバルサミコソース、ゴーヤチャンプルー、スペイン風オムレツ、鰯のフライと野菜のフライを選択して2人で分けた。味はう~んというものも多かったが健康にはよろしいんだろう。ただし、さすがに玄米はやわらかくてとてもおいしかった。私と友人にしてはめずらしく残すほどの満腹で帰宅。よく考えたら、見学前にケーキも食べていたのだった(大汗)。

グッスミン2

2006-07-08 11:33:40 | 雑感
昨夜、仕事上で心配ごとがあり、ストレス状態だった。眠りが浅いといやだなぁと思い、ここのところやめていた清涼飲料水「グッスミン」(ライオン)を飲んで寝た。

飲んだのは12時過ぎ。入浴後、寝たのは2時前だったと思う。1回も目を覚ますことなく、起きて目覚まし時計を見たら午前10時40分だった。8時間半以上熟睡したことになる。どうりで頭すっきり。恐るべしグッスミン。

前回も書いたけれど、トマト酢の酸味はとても強い。夜、直接飲むの胃に負担がかかるので、水で割って氷で冷やしてお風呂上りにグイっと飲み干す。睡魔がやってくるまで読書、読書。眠くなったら本を置いて熟睡だった。

それまで、飲めないお酒を飲んで寝たこともあるのだが、お酒の場合は夜中にトイレに起きることが多い。寝つきはお酒のほうがよくなると思うのだが。ここいらへんが難しい。

これからの夏の夜、グッスミンが欠かせなくなりそう。

草にすわる-白石一文

2006-07-04 23:29:02 | 読書
光文社文庫6月新刊のトップを飾るほどの作家となった白石一文。本屋では文庫とはいえ、平積みになっている。そんなに売れていたのか・・・出版社勤務中に、2000年作家デビュー。2003年に退社しその後も作家活動を続けているらしい。

「草にすわる」は表題作を含め三篇の中編で構成されている。表題作は2003年、あとの2作は10年以上前の作品。「草にすわる」はダメダメ男、洪治のお話。大手企業を辞め、羽を休めていれば、チャンスはやってくると思っていたが、思わぬ病気で一人暮らしさえままならなくなり、実家に舞い戻る。母のパート先の女性と付き合うようになるが、愛情があるというわけでもないのでそろそろ別れようと思った矢先、女性から死のうと誘われる。薬を大量に飲んだが洪治は命をとりとめる・・・

白石一文のかつての長編はみなエリートのお話ばかりだった。なぜ今回はダメダメ男? ダメダメ男というと佐藤正午という作家を思い出す。古いけど「永遠の1/2」「ジャンプ」、これらは優柔不断男がでてくる。男性に言わせるとこの優柔不断ぶりがよくわかるんだそうだ。なんかうじうじしていてとっても気持ちわるいなぁと思うんだけど。最近は「小説の読み書き」なんという新書も出しているらしい。

白石は文庫化に際し自分自身であとがきを書いている。

「法や正義も含めて、この社会のルールも仕組みもすべては私が私として生きるために便宜的に備わっているものにすぎない。(中略) 私という心を私がいかに生きるかということにこそ重点が置かれるべきなのである。」

う~ん、私もこういう考え方が好きなんだけど、世間一般には自己中な奴と映るだろうなぁ。社会と個人のかかわりかたが中途半端な生き方は見ていて見苦しい。彼らから見ると私のような人間は「変人」としか映らないんだろうけれど。

グッスミン

2006-07-01 23:05:07 | 雑感
不眠というか、眠りの浅い状態、短時間しか眠れない状態が続き、とても気分が悪かった。そんな折、ドラッグストアで「グッスミン」というドリンク剤を発見。これはライオンから新発売された商品で、薬ではなく清涼飲料水になっている。よって明らかに不眠に効きますとは書いてきないんだけど「翌朝すっきり」「天然系快眠サポート飲料」とか書いてある。

この商品をHPで検索してみると発売元のライオンのHPにはたいしたことが書いていないのだが、記者発表の記事に実験結果が書いてあった。眠れない主な原因は「体の冷え」と「ストレス」。体の冷えには「トマト酢」で末梢神経の拡張して温度を上げる。また「GABA」ガンマ・アミノ酪酸でストレスを解消。このGABAは最近チョコレートにも配合されていてストレス除去効果をうたっている。なぜ普通の酢ではなくてトマト酢かというとアミノ酸の構成が違うんだそうだ。15人に実験して、10人に効果があったんだそうな。

1日目、実際に飲んでみると想像よりだいぶすっぱい。すっぱいもの好きの私でもそう感じるのだから、すっぱいものが嫌いな人にはきついだろう。また、寝る前1時間ぐらいに飲むのがよいらしいが、酢は胃にちょっとくる。そんなわけで、2日目からはアイスティーなどで割って飲むことにした。

結果は寝つきは相変わらず悪かったのだが、1度寝付くと夜中に眼が覚めたり、早朝に眼が覚めることもなくなり、目覚ましが鳴るまで熟睡することができた。今まで4日ほど試してみたが、けっこう効いているようだ。

ただひとつ難点は、値段がちょっと高いということ。定価は税抜き1本250円、普通のドラッグストアで3本698円、10本2,280円。ネット販売で10本1,980円。まあ、眠れないよりはましでしょうということで、様子をみながら時々飲んでみようと思っている。