チョコな奴

チョコはチョコでも卵巣チョコレート嚢胞から命名。すっかり体調も戻りブログに趣味のことなど書きたくなってきた今日この頃…

夢のチョコレート工場

2006-02-21 00:23:23 | 映画
ティムバートン、ジョニーディプの「チャーリーとチョコレート工場」は「シザーハンズ」同様大好きな作品のひとつになった。

「チャーリーとチョコレート工場」には原作があり、1971年にも映画化されていた。それが邦題「夢のチョコレート工場」である。いつも立ち寄るレンタルショップで「チャーリーとチョコレート工場」の棚の脇にこっそり飾ってあったので、借りてみた。(ちなみに「チャーリーとチョコレート工場」特典版付きDVDはすでに購入済みです、まだ見てないけど。)主演のジーンワイルダーはミュージカル出身らしく、この作品でも突然歌になったりする。ミュージカルというほどではないけれど、他の出演者も時々突然歌になる。タモリだったら絶対に受け付けない作品だと思われる。

「チャーリーとチョコレート工場」もこの作品を見ると原作に意外と忠実なんだろうなぁと思った。特に大注目の「ウンパルンパ」が小人姿ででてきて、教訓めいた歌をうたったりする。昔の映像技術を考えるとけっこうたいへんだったろうなと想像できる。当然CGなんてないから映像的には新作のほうが美しくて夢もあるんだろうが、この作品は作品でとても楽しめた。もしレンタルショップでみかけたらぜひ新作との比較の意味でも借りて見ていただきたい。

ところで「シザーハンズ」で思い出したけれど、子供の頃から人間になれない人間の形をしたもののお話が好きだった。「ピノキオ」「妖怪人間ベム」など。この4月から「妖怪人間ベム」がアニマックスで放映決定だそうだ。そういえば家のボロマンションも近隣にマンションが建ち受信状況改善のためケーブルTVになっていた。契約はしてないんだけど・・・そろそろ契約しちゃおうかな~と本格的に悩んでいる・・・

子宮頸がん検査

2006-02-12 02:44:14 | 雑感
婦人科に頻繁に行くようになってから年に1度、婦人科で診察の際に子宮頸がん検査を勧められ検査を行ってきた。子宮がんのことは子宮頸部にできるがんと子宮体部にできるがんがあることぐらいしか知らなかった。

先日ある産婦人科医のブログを拝見して驚いた。今までがんというのは細胞が加齢、紫外線などのなんらかの要因により異常な分裂をおこし、ある期間を経てがん化すると勝手に思いこんでいた。ところが子宮頸がんに関してはヒトパピローマウィルス(HPV)というのが関与していると記載されていた。HPVは型がたくさんあって100以上ともいわれているが、その中のいくつかの型が子宮頸がんに大きく関与しているといわれている。(ハイリスクウィルス)

HPVの感染は性交渉で感染する。性交渉を経験した男女は多くの割合でHPVの感染があるそうだ。ただし、HPVの中のハイリスクウィルスに感染したからといって必ず子宮頸がんになるわけではない。その人の免疫力などにより排除されたり、継続感染しても必ずがんになるというわけではないらしい。

子宮頸がんは子宮頸がん検査といわれている細胞診により年に1度検査をして万一がんが発生しても、初期の段階で手術などの療法によりがんを治療すると生命の危険は極めて少ないがんと言われている。

現在は市町村の補助は受けられないが、HPV検査(自費)によりHPVの感染、その型、将来のがんの危険性などもわかるそうだ。インターネットでHPV検査と入力すると病院の検査だけではなく、郵送検査もたくさんでてくる。ところがこの検査対象は女性ばかりなのだ。

調べたところ、男性女性ともにHPVの中の子宮頸がんに対するローリスクウィルスの中の一部の型に感染して、尖圭コンジロームとう病気になることがある。この病気は性器などにイボができるという症状が現れた後に治療し、たいてい治癒する。男性がハイリスクウィルスに感染していたとしてもがんになる可能性はゼロではないにしても極めて薄いらしい。つまり女性にとってハイリスクウィルスは「リスク」となるが、男性にはなりづらい。

HIV検査(エイズ)であれば血液検査で男女ともに調べることもできる。ところが男性のHPV検査は技術的に無理なのか(現在血液検査はないらしい)、一般には行われていないようだ。1回でも性体験があれば男性でも女性でもHPVに感染している可能性がある。女性は男性パートナーがハイリスクウィルスに感染しているかどうかを調べる術(スベ)がないのである。

HPV感染に関しても、HIVなど性感染症(STD)同様、コンドームの着用が感染防止の有効な手段であるといわれている。もし過去に現在のパートナーとは別の性体験のある男女が、ともに特定のパートナーとの関係のみを望み、STDの検査を行い、お互いに陰性であるという結果が出たとしても、コンドームなしの性交渉は女性には死に至るかもしれない、あるいは子宮という臓器の一部または全部を摘出しなければならないかもしれない、子宮頸がんの要因となるハイリスクウィルスの感染の恐怖から逃れられないということになる。

現在、子宮頸がんに対する防止策は、年に1度の子宮頸がん検査を行うことと言われている。しかし、その原因がHPVの中のハイリスクウィルスと呼ばれるもので、性交渉によって感染するということはエイズほど啓蒙活動が行われていないように感じる。またHPV検査の補助も検討していただきたい。

私は医療従事者ではない。これらの記載に関しては主にインターネットで調べたことばかりだ。もし間違いがあればお知らせください。

ホルモンバランス

2006-02-05 13:23:55 | 雑感
一般に女性は45歳から55歳を更年期といわれる。閉経を迎える前後10年ぐらいの期間を言うそうだ。ホルモンバランスが変わることにより、身体、精神に大きな影響があると言われている。

この時期にさまざまな不快な症状が現れることが多いと言われている。その入り口にさしかかっているが、今のところ特別な不快な症状はなかった。生理は不順だったが、それまで定期的な重い生理に比べると好ましいものでさえあった。

ところがちょっと定期検査をさぼったとたん、以前4cmから6cmぐらいだった卵巣が10cmにも腫れてしまった。そして今度は私の友人が子宮筋腫で手術となった。彼女も以前より筋腫は指摘されていたものの、症状がまったくなかったそうだ。今は子供の頭ほどに子宮が大きくなってしまって子宮全摘手術をする予定だ。比較的多いのは膀胱を圧迫して尿がでにくいという症状がでたり、生理の量が増えたりするのだがそれもなかったようである。

もう間もなく閉経を向かえるという直前にホルモンの量、バランスが劇的に変化があり、その結果として、私のように卵巣が大きくなったり、友人のように子宮筋腫が大きくなってしまうのかもしれない。

今後もけっして気を抜かないように、定期検査は続けて行こうと気をひきしめている。

ソフィーの選択

2006-02-02 21:36:39 | 映画
人生は選択の連続である。ビジネスでもプライベートでも、人は日に何度も選択している。その選択が大きなもの、重要なもの、意味のないもの、つまらないものであっても選択は迫られている。

1982年、メリル・ストリープ主演の映画。若き日のメリルストリープの代表作。映画の中で、メリル演ずるソフィーは数々の選択を迫られる。第二次世界大戦の中、ユダヤ人であるソフィーはナチの強制収容所に入れらる。ネタばれしてしまうので詳しいことは書かないが、戦時中、子供との別れである選択をせまられる。この映画の中でも一番苦しい選択ではないかと思う。自分であったらどうなるのだろうかと考えさせられる。

日日の生活の中で他人の選択を目にすると「どうしてあんな選択をするのだろう」とよく思う。私の基準からは明らかに間違っていると思われる選択をする人が多い。簡単に言ってしまうと「価値観の違い」というものなんだろう。自分の選択の場合はやはり間違ってしまうことがある。傍から見ると私が思うと同じように「どうしてあんな選択をするのだろう」と思われているのかもしれない。

先日の手術を受けるということも選択のひとつだった。症状のない私にはまさに青天の霹靂(へきれき)。そろそろ更年期で生理も楽になってきたし、内膜症ともおさらばさと油断していた。このまま手術しないという選択肢もなかったわけではないけれど、いつ破裂してもおかしくない。その場合は緊急、開腹手術になる覚悟が必要だった。また、医療機関、医者も選択した。どこでも同じ手術が可能かというとそんなことはない。あるいはお腹を開けてみると実際はけっこうたいへんだったりする。腹腔鏡手術のはずが、開腹手術になってしまうということもまれではない。今はインターネットで調べられるので患者も賢くなった。

「ソフィーの選択」DVDにはなっていない。ビデオはばか高い。2月25日土曜、朝8時からWOWWOWで放送する。興味のある方はぜひ見ていただきたい。