チョコな奴

チョコはチョコでも卵巣チョコレート嚢胞から命名。すっかり体調も戻りブログに趣味のことなど書きたくなってきた今日この頃…

ボウリング

2006-10-22 23:31:58 | 雑感
今朝はボウリングをするために、早くから家をでて、都内某ボウリング場に向かった。

ボウリングは数年前から会社のグループで時々練習したり、年一の小さな大会にでたりしていたのだけれど、ここ1年ぐらいは体調をくずしたこともあり参加しなくなっていた。今回は会社のボウリング大会でけっこう楽しかったからやろうと友人に誘われてでかけたのだ。

朝9時5分前に到着して開場を待つ。すでにどこかの団体の人がたくさん集まっていた。11時からも大きな大会があるらしく、11時までならどうぞとすぐにレーンに案内された。

今のボウリング場は自動計算はもとより、ファール探知機のようなものがあり、ちょっとでも線を超えると0点しかカウントしてくれないらしい。緊張してずいぶん前から投げていたように思う。友人は調子よく時々スペアをとり、1ゲーム目138点、私はスぺアはなかなか取れないものの時々ストライクでなんとか112点。

2ゲーム目は私のほうが調子がよくなり136点、友人は100いかなかった。まあ、こんなもんでしょうと10時にはきりあげた。それからいつものラクーアでひと風呂浴び、のんびりと体を暖め、新宿にでてデパートめぐりと軽い夕食で別れた。

早起きは三文の徳というが、山に行く時と仕事以外こんなに早起きはしたことがないので、1日がとても長く感じられた。

術後9ヶ月検査 プラス 大エルミタージュ美術展

2006-10-20 22:00:14 | 子宮内膜症
早いもので手術から9ヶ月。3ヶ月ごとの検査のため、昨日、大病院に行ってきた。いつもは「まったくもう、病院なんてぜんぜん行きたくないんだけど・・・」という感じなんだけど、今回は病気仲間のみんさんとお会いすることになっていたので、気持ちウキウキで出かけていった。

早めについたのでみんさんにメールで連絡すると「先に診察していてください」とのこと。予約確認のために診察券を入れて、ポケベルを受け取って5歩あるいたところで、もうポケベルが鳴った。ひぇ~、文字が出ているから間違いではないようだ。健康保険証を確認をしてもらって、あわててトイレに行って、中待合室に入った。

すぐに名前を呼ばれ診察室へ。先生の声から「あ~、またあの先生だ~」と思って中に入ると、なんか痩せた先生が・・・最初は別人かと思った。でもこの声は間違いなく前回のあの先生。とたんに気力がなくなり、適当に「はいはい」と返事をして内診へ。今日は一応子宮頸がん検査もしてもらう。超音波の結果は残った左の卵巣がちょっと腫れ気味。3cmだとうだ。今までもそれぐらいじゃなかったかなと聞いてみたけれど、1.6x1.4ぐらいだったとか。思い切り正常だったのか?
切除した右の卵巣は10cmになっていたので、3cmと聞いてもなんだそんなもんと思えてしまうから不思議。まあ、しばらくは経過観察ですね。

病院内は携帯を切る良い子の私なので、外待合でみんさんを待つ。しばらくして現れたのは小柄のきれいな女性。「はじめまして~(本名)さんですよね~」メールで服装をお知らせしていたので見つけてもらえました。みんさんもあの先生ですぐに診察、内診が終了したようなので、会計を済ませて、思い出の入院棟上の「精養軒」に移動。

まずは、今日の担当の先生の話題でひとしきり盛り上がり、その後、自分の病気の経過や入院、手術の話などで話がはずんだ。一般の友人、知人にはけして理解できないことも同じ手術をした者同志、感じ方は違っても状況はよく理解できるので、もりあがるのも当然。とても楽しい時間をありがとうございました。

「精養軒」のランチはどうしてこんなにおいしいんだろう。私の通う東京のベッドタウンの街は高いしまずいものばかりでほんとうにいやになる。大満足で新しくなった病院をちょっぴり散策。ドトールとローソン以外は廊下が新しくなっただけしかわからなかったんだけど・・・

ということでみんさんともお別れして、慌てて上野方面散策にでかける。朝、Nテレビを見ていたら、「大エルミタージュ美術館展」がちょうど19日からの展示だったのでもしも空いているようだったらちょっと見てみようと思っていたのだ。上野は平日にもかかわらず、大勢の人がいた。これが休日ともなるとたいへんな人ごみだ。まずは「ダリ展」の前を通り過ぎ、動物園方面から東京都美術館に歩いていく。4時に到着したので1時間後の終了時間まで混んでいなければ充分に見学できる。

中にはところどころ混雑したところもあったが、ちょっと待てばのんびりとみられる程度。最初は風景画、宗教画。だんだんと時代が新しくなったがあまり知った人の絵はない。後半になりようやくシスレー、モネ、目玉のゴーギャン、ピカソ、ボナール、マティス、ルソー、ユトリロなどが1枚づつでてきて全80点終了。のんびりと楽しむ分にはいいんだけれど「大エルミタージュ美術展」というよりは「小エルミタージュ美術展」という印象だった。やっぱり本物のエルミタージュにいって、いやというほど大好きなマティスを見てみたいものだ。

涸沢は燃えていた 3日目(最終日)

2006-10-19 21:02:53 | 
朝までぐっすりと眠り、6時起床。3日目はのんびりと上高地に向かい、松本観光をして帰るだけなのでヒュッテで朝ごはん。

6時半、ロッジの人の「朝ごはんで~す」の声に食堂へ。昨夜よりさらに少なく10人かけるぐらいが食事をとっている。朝ごはんも旅館の朝食のようでおいしい。施設の古さがなければ立派な旅館なのにまったくもったいない。

のんびりと支度をして7時半ごろ出発。土曜日なので上高地早朝着の人が続々と徳沢方面に向かってやってくる。これは週末の涸沢は凄い混雑だろうと想像できる。明神で休憩の後、9時10分ごろ上高地到着。10時のバスを予約してお土産やさん、ビジターセンターを見学。歩いているときは暑かったのだが、立ち止まるととたんに寒くなる。日陰だとさらに肌寒いので、日向でバスを待つ。バスはたいして混んでいなくて道路ももちろんスイスイ。新島々にて松電に乗り換え。時間があったので、開店したばかりのりんご直売所で千秋を宅配にした。

松電は私がいつも利用している東急電鉄の車両を再利用している。外は塗り替えてあるのでわからないが、中に書いてあった。およそ30分ほどで12時ごろ松本到着。

荷物をロッカーに預けて、まずは腹ごしらえで蕎麦へ。有名な「こばやし本店」店内は昼時ということもあり。混雑していた。この店は一般のざる、もりは2枚が基本らしい。私はてんざるにしたので、1枚だった。さらに馬刺、アミダケ(きのこ)のおろしをいただき、もうお腹一杯。松本城にでかけたがあまりに満腹で少し休憩をしないとお城の階段は登れなかった。

松本城は現存する城で修理は行われているが、建て替えられていないので国宝に指定されている。中はあまり広くはなく階段の高さが高いために登り下りがちょっと怖い。お年寄りなどは手すりにぶら下がるように降りている。中にはどこの城にもあるような武具、甲冑などが飾られている。入場料の半券で資料館も見れる。それからまたぶらぶらと駅までもどり16時過ぎの電車で帰宅。

秋を満喫した3日間だった。

10月12日
松本発バス    10:15
上高地      11:55~12:15
明神       13:00~13:15
徳沢       14:05~14:15
横尾山荘着    15:15
横尾散策     15:45~16:20
夕食       17:30
就寝       20:00

10月13日
横尾山荘発    5:45
本谷橋      7:00~7:15
涸沢       9:05~11:30
本谷橋      14:00~14:15
横尾       15:05~15:15
徳沢ロッジ    16:00
夕食       17:30
消灯就寝     21:00

10月14日   
徳沢ロッジ発   7:30
明神       8:15~8:25
上高地      9:10
上高地バス    10:00
新島々      11:05~11:33
松本着      12:02
そばこばやし   13時ごろ
松本城      14時ごろ
松本駅発JR     16:03   

涸沢は燃えていた 2日目

2006-10-19 01:00:52 | 
2日目朝、4時半起床。なんとなく寝たような寝ないような、ぼ~っとした頭で身支度を整え、前日お弁当にしてもらったパンをお腹にいれて5時45分ごろ横尾山荘出発。すでに明るくなってはいるけれど寒さと早朝のため、なんとなくぼ~。

歩いているうちにだんだん暑くなってきた。左手に屏風岩がそそり立ち日本の風景とは思えないような雄大な景色の中を歩いてゆく。1時間ほどすると本谷橋に到着。川べりに下りて朝のお茶タイム。皆それぞれに休憩を楽しんでいるようだ。やっぱり川のせせらぎは人をひきつける。

だんだん勾配がきつくなってきた。それにつれ山の紅葉が美しさを増してくる。ダケカンバの黄色とナナカマドのオレンジの明るい景色。天気は昨日に引き続き快晴。なんて気持ちがよいんだろう。あ~、思い切って休暇をとってきてよかった~。

ふと前をみると雪をかぶった山が見えてくる。いよいよ穂高が見えてきた。あれは西穂か前穂か???まあ、涸沢にてうけばわかるでしょう。体はきつくなってきたにもかかわらず、心はウキウキ。ナナカマドのオレンジがどんどん赤になってくる。

景色が開けたところであまりの美しさに息を呑んだ。穂高の雪山の白、ナナカマドの赤、ダケカンバの黄色、針葉樹の緑。4色が見事にマッチして、夏とはまったく違った風景だ。みなこの景色を見たさに上高地から7時間歩いてくるのだ。涸沢カールまであと少し。最後の急な登りを過ぎたところに涸沢ヒュッテ到着。

早速カールの見えるところに行き、まずは持参したアルファ米の五目ごはんを作るためにお湯を沸かす。近くには5-6人で来ていた中高年の男女がおいしそうにカップヌードルを食べている。お湯が沸いたところでアルファ米に投入。出来上がりまでおおよそ30分かかる。

ごはんができるまで、写真をとったりして景色を楽しむ。宿泊客はすでに出発してしまった時間なので、ヒュッテのテラスは人もまばら。ごはんが出来上がった頃にヒュッテ名物おでんを買ってくる。これでおでん定食のできあがり。おでんは予想よりおいしくてびっくり。お腹も空いているので食がすすむ。さらにの~んびりとしてから、涸沢小屋に移動。とはいってもほんの100mぐらいなんだけど。

今度は小屋のテラスで遠く蝶ヶ岳方面をながめながらのんびり。もちろん小屋名物のソフトクリームを食べながら・・・けっこうこってりとした生クリーム系のソフトクリーム。陽射しがどんどん強くなってくる中、小屋の若い衆たちは店じまいの準備で屋根のトイをはずしていた。そういえばヒュッテと小屋の間にあった救護所もパタパタとたたんであっという間に木材と金具になってしまった。連休も過ぎていよいよ小屋も終りなんだなぁ。なんとなくさみしい気分になってくる。

11時半ごろすばらしい景色を堪能して帰路につく。今日の宿泊は徳沢。のろのろしていると日が暮れてしまう。来た道を下ってゆくと朝は陽のあたっていなかった山面に陽があたりナナカマドがさらに赤味を増している。時々穂高の山を振り返りながら下ってゆく。本谷橋までくるともう時間が読めるので、帰りもやっぱりお茶タイム。帰路は1時間かからずに横尾に到着。預けてある荷物をピックアップ。

先日の上高地と同じようにまた中国人の団体が来ていた。おお、国際的。重い荷物をしょって徳沢まで1時間歩く。こんなに長かったっけ?行きとは違い同じ道なのにとっても長く感じる。16時に徳沢ヒュッテ到着。

こちらは山小屋というよりは安曇野市営ということもあり、公営ホテルという雰囲気。ちょっとさびれているけれど。お風呂はひとつしかないので時間で男女が入れ替わる。ここは横尾と違い石鹸OK。持参すればシャンプーもOK。環境には悪いのだけれど、さっぱりするために使わせてもらう。お~、極楽極楽。

夕食は食堂なんだけど、昨日を違い10数人しかいなかった。徳沢園は満員なんだけど。料理は期待していなかったのだけれど、野菜のてんぷら、煮物、おひたしなど昨日の横尾よりぜんぜんおいしい。器も別々で山小屋ではないのを実感。

明日はのんびりと朝食をとって出発なので、あまり早寝してもいけないと9時消灯までがんばって起きていた。

涸沢は燃えていた 1日目

2006-10-17 23:33:04 | 
平日の朝、スーパーあずさに乗って松本へ。松本からバスに乗り継ぎ上高地にはいった。昼の上高地は相変わらず観光客でごった返していた。中には中国人の団体もいたりして、国際的観光地。1日目の宿泊は横尾山荘。上高地からおおよそ3時間の行程だ。100円払ってチップ制トイレを利用した後に出発。

まずは上高地の端っこの明神を目指す。こんなに遠かったっけと歩き始めの体は動きが悪い。明らかに観光客で散策を楽しむ人々、本格的な山登りの人々、私のようになんちゃって山歩き(トレッキングともいう)の人々。明神まではいろんな人が歩いている。おおよそ1時間後、明神到着。一息ついた後は梓川の沿いにちらほら始まった紅葉をみながらてくてくと歩いていく。わずかな勾配なので山歩きという感じはしない。また1時間後、徳沢に到着。徳沢には徳沢園と徳沢ヒュッテの2軒の宿泊施設がある。両方とも山小屋と旅館の中間のような施設。今回は徳沢園がとれなかったので、2泊目に徳沢ヒュッテに宿泊予定。一応明日のために見学。徳沢ヒュッテは以前は村営、今は安曇野市営施設。ちょっと古くてさびれた感じ。お風呂もあるし山小屋よりはいいでしょう。一方、徳沢園は建物のイメージからも高級な山小屋という感じ。喫茶には人もたくさんいてにぎわっている。次回はこちらに泊まってみたいなぁ。

徳沢を後に、本日の宿泊地横尾山荘を目指す。川沿いに山々が美しい。仕事のことが徐々に頭から消えていく。ここのところトラブル続きで少々参っていたので、頭の中を空っぽにできる山は私にとっては一番のリラックスタイム。予定より少々早めに山荘到着。部屋に入ると狭いながらもとっても快適。荷物を解くまえに、槍ヶ岳の見えるところまで登ってみることにする。ところがところが、軽い道だと思ったらけっこうな急登。お腹も空いていて、すっかりシャリバテ状態で槍の穂先が小さく見えたところで挫折。とりあえず見えたからよしとしてとそそくさと戻った。

ここの山荘は数年前に風呂を新築して山小屋とは思えない小屋。風呂に入ってみると温泉ではないものの水も豊富で大満足。環境保護のため、石鹸は使えなかったが、洗髪もして汗を流す。

山の夕食は早く5時半から。端から順に座らされて元気良く食べる。周りのおじ様たちはあっとい間のお代わりでなんか圧倒。刑務所の囚人てこんな感じかしらん、などと思いながら負けじとぱくぱく食べる。山にくると不思議とお腹が空くので気持ちはよくわかる。とっとと食べ終わって、早々に就寝、明日に備える。

写真は上高地、河童橋からみた穂高連峰

北アルプス遭難

2006-10-09 23:33:20 | 
この3連休、多くの登山客が紅葉の山々を訪れた。山小屋はどこも大混雑の予想。北アルプスで一番紅葉が有名な涸沢あたりでは、1枚の蒲団または1畳に4人の予報。私も1度白馬岳で肩がふれ寝返りを打てない状況になったことがあった。それ以後、土曜泊や連休は山小屋にはけっして行かないと心に決めている。

そんななか、白馬岳、奥穂高岳で遭難が続いた。白馬岳の遭難はガイドつきツアーにもかかわらず、50代、60代の女性がなくなっている。なぜ天候悪化にもかかわらず高齢の女性パーティをつれて出発したのか?助かったガイドによると天候の判断ミスとのこと。

例年であれば、雪が降るのはもう少し遅いはずだ。ただ今回のように台風の影響で気圧に変化が生じるとこんなことが起きる。白馬岳は道はしっかりしているが、高低差もあり、距離も長く、足場は岩ばかりなのでけっこう体力を消耗する。夏場の天候のもっとも安定していて、日の長い時期であれば初心者でも問題はないが、条件がちょっとでも変わると山は急に恐ろしく変化する。装備だけは怠ってはいけないと私も反省。

ただいま荷物をまとめている最中なのだけれど、食べ物ばかりがスペースを占めている。天候さえ考えなければ2日間はお菓子だけでもちそうな雰囲気・・・

エプソン品川アクアスタジアム-水族館

2006-10-08 21:44:19 | 雑感
昨日に引き続き、今日もふらふらと外にお出かけ。今日はなぜか水族館。

品川というと昔は山手線から大井町方面への乗り換え、京浜急行への乗り換えで利用する乗換か品川プリンスボウリング場へのお出かけぐらいしか立ち寄ることはなかった。久々に降り立ってみて、昨日の川崎以上に驚いた。昔はプリンス側が商業地、海側は会社、倉庫が立ち並ぶところだった。今ではアトレが港南口という海側にあり、新幹線改札もある。水族館の前に腹ごしらえ。

4Fにあるいくつかのレストランのうち、クィーンアリスの和食版「BOBOS」に入ってみる。プリムローズを頼んでみる。

primrose(プリムローズ) …\2,400

・特選和牛とヤングコーンの炭火焼き
・小柱とキクラゲの旨煮
・モッツァレラと高糖度トマト、小エビのカプレーゼ
・蒸し鯛と冬瓜の柚子あんかけ
・ホウレン草入り厚焼き玉子 ~蟹肉添え~
・釜焼き野菜
・旬のお造り
・湯葉あんかけご飯
・白ゴマけんちん汁 (または 刻み湯葉のお吸い物)
・本日のデザート-杏仁豆腐
・コーヒー(または 抹茶と北海道ミルクのソフトクリーム)

六つ切りになったお皿にお刺身以外の上記6つのお惣菜がかわいらしく乗っている。みな上品なお味でよいのだが、湯葉あんかけご飯はちょっと・・・食後になぜか、足らないかたのために希望者にはミニミニカレーライスをだしてくれるんだけど、早く言ってくれたら無理して食べなかったのに。

クィーンアリス系のお店はいつもデザートが美味しい。友人はステーキメニューでソフトクリームを食べていたけれどとてもおいしそうだった。私の杏仁豆腐ももちろんおいしい。

腹ごしらえも終了してエプソンの水族館に移動。中にはいるとなんだか凄い人。お休みゆえ子供も多く海中トンネルの中は子供の泣き声が響く。館内はイルカプール、アシカプールはショーを行うところと、歩いて見て回るところに別れる。

とりあえずアシカショーを見ようと思ったら、なんと30分前にもかかわらず満員。
館内は予想よりも狭く、水槽の魚、ペンギンも見飽きたのでしかたなく、イルカプールへ。イルカショーは2時からなのに、1時間以上前に着席して待機、というよりは休憩。イルカの泳ぐ姿は見ていられるのでいいといえばいいんだけど・・・イルカプールは360度見学席がとりかこんでいる。バンドウイルカ3匹、小ぶりのカマイルカ4匹がショーを担当。なかなか楽しませてくれる。15分のショーは終り、そそくさとアシカプールに移動。また45分待つ。アシカショーはコミカルなもので、トレーナーとアシカのペア2組が音量測定器を使用して客の反応で勝負をする。猿回しのアシカ版。なにしろ愛嬌のあるしぐさと顔で楽しませてくれる。やはり15分ほどで終了。熱帯魚のプールを見学して終了。

ほとんど映画1本みることができるぐらいの待ち時間を過ごしてしまった。問題は目玉のイルカショーとアシカショーがそれぞれ1時間に1本なのにもかかわらず、客席数がイルカショー1350席、アシカプールは393席とぜんぜん数が違うのが問題。1800円の入場料を払ったのなら両方見たいというのが人情。結局はアシカショーを見ない人が多いのだろう。せっかくだからアシカショーは30分に1回できるようにしたらいいんじゃないかな?あるいはこの建物の設計の時にすでにアシカショーの席数をもう少し増やすべきだったのではないか?

たぶんシドニーの水族館に行ったとき以来水族館には行っていなかったのでショーの質がいいのかどうかはわからない。ここは平日も夜遅くまでやっているので、会社帰りに気軽に立ち寄るにはいいかなと思った。

キンキーブーツ

2006-10-07 22:26:08 | 映画
川崎駅西口直結、9月28日オープンのラゾーナという商業施設にでかけてきた。別に商業施設に行きたかったわけではなくて、見たいと思っていた「キンキーブーツ」がラゾーナにある映画館で上映していたからというとても単純な理由。

混むことは予想されたので、午前中から出かけ、すぐに映画館でチケット購入。安心して早めの昼食へ。このラゾーナは1階はデパ地下並みの食品売り場と雑貨、2階3階はファッション関係、4階レストランとアミューズメント、5階スポーツクラブに映画館。そこで4階で沖縄料理の店に入ってみた。セット料理が多くてお徳なのだが、味が・・・塩辛すぎる。特にひどかったのは魚の煮付け。甘辛に煮付けてあるもので魚の肉の厚いところはいいのだが、添えてある野菜などは食べたとたんに水を飲む状態だった。店を出るとレストラン街はどこも長蛇の列だった。なかなかおもしろそうな店がたくさんあるのでまた次回探検してみよう。

さて、映画は・・・イギリスの田舎町。厳格な父親の死後、靴工場を継ぐことになったチャーリー。ところがふたを開けてみると工場は在庫の山。仕方なく15人を解雇したチャーリーだったが、先の見通しはなかった。ロンドンで商談の際に絡まれていた女性を助けようとしたのだが、実はその女性とはロンドンのカリスマドラッグクィーン=女装趣味の男性、ローラだった。ローラの女性用のブーツのかかとが壊れるのを見ていて、ドラッグクィーン用のブーツはニッチ(隙間)市場ではないかと気付く。ローラ、解雇した女性工員、残された工員を巻き込んでミラノの見本市に向けキンキーブーツ=変態ブーツを作ることを決意するチャーリー。彼はミラノに向けキンキーブーツを完成させることができるのか・・・

ローラを演じたキウェテル・イジョフォーが最高。歌も踊りも楽しいのでついつい本物のショーパブに行っているような気分になる。実はこの映画は今風にいうととても「ベタ」な映画である。ストーリはハッピーエンドでだれもが途中からこうなることを予想できて期待を裏切らない。中小企業の経営者の建て直し映画として見るのもおもしろいし、ローラと父親、チャーリーと父親、チャーリーと婚約者、ローラと保守的な工員などの人間関係も「ベタ」なんだけどおもしろい。やっぱり人間「愛」なのだな~。しかし、いわゆるゲイという方々はどうしてあんなに人の気持ちがよくわかるのだろう。一家にひとカマとは言わないが、会社にひとりあんな人がいたら楽しいのにといつも思うのである。

夜の公園-川上弘美

2006-10-01 22:42:55 | 読書
みなさま、秋の夜長いかがお過ごしですか?・・・なんて気取っている場合ではない。今日はもう10月1日。ブログの更新もすっかりおこたり、暦は変わってしまったのだ。。。ここしばらく、仕事、シゴト、しごとの日日だった。

そんな仕事漬けの中、夜はナイトキャップとして神経を休めるため、寝る前に本を読んでいた。もちろんほんの数ページで夢の中の日もあれば、体は疲労しているのに神経だけは苛立っていてなかなか眠れない日もあった。数冊読んでしまったのだが、今回は大好きな川上弘美の「夜の公園」。

主な登場人物は4人。リリ35歳、夫、幸夫を愛してはいないんじゃないかと思い始めた主婦。深夜、公園を歩くことが習慣となっていたある日、公園でいつも見かけていた青年、暁と偶然出会い、そのまま関係を持つようになる。春奈、リリの親友。高校の英語教師。実はリリの夫、幸夫と不倫。その他にもボーイフレンドが数人。

この4人が告白形式で語ってゆく。ストーリだけを見ると、え~江國香織じゃんと思わせるのだけれど、文章の簡潔さは川上弘美。リリ、春奈2人の選択は川上弘美的に潔い決断。けして男性には理解できないであろう決断。

この直後に江國香織の「スィートリトルライス」の文庫本を読んだ。やっぱり恋愛というか不倫というか婚外恋愛というようなものを読ませるのは江國香織のほうが面白く安心して読ませてくれる。これはまた後日・・・