チョコな奴

チョコはチョコでも卵巣チョコレート嚢胞から命名。すっかり体調も戻りブログに趣味のことなど書きたくなってきた今日この頃…

着付け教室12回目

2006-06-07 00:36:53 | きもの
今日は「お留袖」を着るお稽古。ミセスの第一礼装だそうだ。ぜんぜん関係ないじゃん「ミス」だし。ということでいつもよりさらにテンションが低く着始める。

それにしてもこの「お留袖」、私の感覚からいうと、とっても趣味が悪い。普通、訪問着にしても付け下げにしても裾に柄があり、上部にも柄が飛んでいる。ところが留袖というのは、上部には胸に2つ、後ろ袖に2つ、背中にひとつの5つの紋だけであとは黒。上半身だけ見ると喪服と変わらない。比翼という白い衿がきものに付いていて、2枚きものを着ているように見えるのだが、これも12単じゃないけど、なんだかな~という感じ。おめでたい席なら今は色留袖を着る人が多いそうだ。私が子供の頃は、入学式、卒業式といえば黒い羽織に柄のついたものを着たお母さんがぞろぞろと学校に来たものだ。今はアンティークとしては黒い羽織はあるけれど、入学式や卒業式に着ている人はほとんどいないんじゃないだろうか。この「お留袖」もそのうちに廃れてしまうんではないかな~、絶対にかっこわるいもん。

まあ、どちらにしろもう着ることはないだろう。さらば「お留袖」。尚、この「お留袖」は着付け教室の先生がおっしゃってた言い方。最初聞いたとき、私の頭の中は「乙女袖」という天女のようなきものがイメージされていた。


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