チョコな奴

チョコはチョコでも卵巣チョコレート嚢胞から命名。すっかり体調も戻りブログに趣味のことなど書きたくなってきた今日この頃…

着付け教室3回目

2006-03-30 20:40:29 | きもの
すでに4回目も終わってしまった。なのにブログは3回目。トホホ

教室での挨拶は今日も「おはようございます」先生と弟子先生がいらっしゃった。先生のお話によるとどうやら若い2人の生徒さんもお休みらしい。先週も先生2人、生徒2人のマンツーマン体制だったのに、今日は先生2人生徒ひとり・・・まあ、人並み以下に不器用な私にとってはありがたき幸せなんだけど、先生に申し訳ないなぁ。

今日の課題は半幅帯での文庫結び。もうこの年齢になると文庫も結ばないよな~とは思うんだけど、基本中の基本だからとりあえず教わっておこう。前回同様、襦袢を着る。なんとかここまではできた。その後、きものを着る。きものを肩にかけたところからもうすでに頭まっさら。背中心を合わせてきものを履くようにあわせて脇で抑える。きものが大きすぎるのかうまく押さえられない。それから苦手な紐で結ぶ。そろそろこれも覚えてもいい頃なのに、やっぱり忘れてしまう。

きもので腰紐は命!(ゴルゴ松本) きちんと結ばないとあとで着崩れの原因になるそうな。他のところも手取り足取り教えていただいて何とか伊達締めまで終了。

いよいよ半幅帯をとりだし文庫結びに挑戦。お太鼓と違って前で結ぶので予想よりはるかに簡単。練習するうちにそれなりに結べるようになった。弟子先生も文庫結びは1年ぶりだそうで、いっしょに教わる。帯の折り方でリボンの部分が1枚から2枚になったり、リボンの折り方で印象も変わる。なんといっても先生2人に生徒ひとり、時間より早く終わって終了。

来週からクラスがなくなったらどうしようかと心配しながら帰宅。次は男結びとう名前だけど、男性用ではないらしい。

着付け教室2回目

2006-03-25 12:12:45 | きもの
前回、書いた「七緒」のVol.1がプレジデント社で、重版されたので早速申し込んだ。オークションでは、おおよそ倍額にまでなっていたので、もっと早くと重版してもよかったんじゃないかと思うけど、それもストラテジーなのかもしれない。

記事のひとつに着付け教室のコーナーがあった。もっと大手がたくさん載っているのかと思ったら、呉服屋さんの着付け教室、踊りの着付けなどが多かった。学校形式の着付け教室は私の通うところのみ。やっぱり群を抜いて安い。

さて、記憶も遠くなってきたので着付け教室2回目のことを書こうと思う。

教室についてみると「おはようございます」との先生の元気な声。芸能界といっしょで夜でも「おはようございます」なんだそうだ。見知らぬ先生がいた。先生見習いだそうで、お手伝いしてくださるそう。今日は襦袢の着方。まず肌襦袢、本当の意味での下着である。セパレート(二部式)とスリップ式がある。スリップ式を持っていったので、ただかぶるだけ。お稽古では二部式を覚えたほうがいいらしい。

その上に美容衿をつけた長襦袢。まずは、襦袢の持ち方から女らしいいく肩にかける。ほ~、なるほどとっても女らしい。でも自分でするのは、ちと恥ずかしい。なぜだか「梅沢富美雄」の女形を思い出した。そうだ「梅沢富美雄」になったつもりなら恥ずかしくないかも・・・

背中のびらびらに紐を通して、衣文(えもん)を抜く。こんなに抜いちゃって、芸者さんじゃんと思うのだけれど、普通らしい。CMの小雪のきもの姿もけっこう衣文が抜けていたからこんなものなのかもしれない。その上に伊達巻をして終了。

先生2人、生徒2人、マンツーマンなので時間が余ってしまったので、きものまで着てみることにする。きものの衿の中心にホックがあるので留める。襦袢同様、富美雄風に肩からきものを羽織る。まるで踊りを習っているように、右手、左手、脇など体を駆使して着付ける。先生が手取り、足取り教えてくださるが、行動の意味がわからないと頭にはいらないたちなので、その日は消化不良状態だった。苦手な紐の結びも何度教わってもわからない。は~先が思いやられる。

もうひとりの生徒、女子大生生徒さんのきもの姿はとってもきれい。やっぱり若いっていいわ~。私は予想どうり、仲居さんになっていた。

3回目は本来はきものの着方と半幅帯で文庫を結ぶところだけど、もうきものは着てしまったので、余裕があるそうだ。楽しみである。

七緒

2006-03-19 12:59:55 | きもの
着付け教室のことを書こうと思ったけれど、Amazonに注文していた「七緒」Vol.2 からVol.5(最新刊)までが届いたので、そのことをちょっと書こうと思う。(Vol.1は、出版社でも売り切れだった)

きものというと、いろいろな決まりごとがあって、素人にはなかなか難しいものだ。今から半世紀前であれば、きもの率は今より格段に高かったらしい。私が子供の頃ですら、おばあちゃん世代は真夏の暑いときはともかく、3シーズンはきもの姿の人が多かった。ところが今の60代、70代のご婦人たちから、きものはハレの日の衣装に変わってきたようだ。

この七緒は創刊号が手に入らなかったので厳密なコンセプトはわからないが、雑誌のタイトルにあるように「着物からはじまる暮らし」、普段使いにきものを着ること。花火大会の浴衣が爆発的なブームとなった今、女の子たちはファッションに「和」を取り込みはじめ、その後、独自のきものファッションを楽しむ女の子たちも増えてきた。

今までの着物雑誌といえば、40代、50代のハイソな奥様ターゲットの「美しいきもの」「きものサロン」など、庶民は、一生にほんの数度、袖を通すことができるかどうかという、高価なきものがズラリ。モデルさんの着付け姿は皺ひとつない。こんな風に着なくちゃいけないんだったら、普段のお出かけにきものというのは、不可能ではないかとみんなの足が遠のいてしまったのが一時期の衰退だったのだろう。

その後の浴衣、「和」ブームで若いお姉さんたちが独自の世界をつくりだしたりして、大人も普段に着るきかっけを作ってくれたように感じる。

群ようこさんの「きもの365日」「きものが欲しい」を読んでみた。きもの好きである群ようこさんでも「きもの365日」の企画でできる限りきもので過ごそうとすると、ものすごい努力がいるのだと知り、やっぱりハレの日にしか着なくなった日本人の気持ちがよくわかった。群さんのように普段使いのきものを気軽なお出かけに着られるように、これからちょっと努力してみようと思う。

Vol.5では、きもののお手入れ法が費用とともにていねいに書かれている。こういうものがほしかったんだよ~、と思わず叫びたくなる。今まできものの先輩に聞かないとわからなかったことが書かれている。まだ、きものを普段に着ない私のようなものにも、その心構えができてとてもよい企画だと思う。これからは3ヶ月に1回の発刊がとても楽しみだ。

着付け教室1回目

2006-03-17 20:56:47 | きもの
柄にもなく、2月末から着付け教室に通い始めた。成人式以来、旅館の浴衣ぐらいしか着たことがなくて、20代前半に母が仕立ててくれた3枚の着物は1度も袖を通さずに箪笥の肥やしになっていた。最初に作ったほうがいいと言われていた色無地のひとつ紋は鮮やかなピンクで40代の私には当然似合わなくなったので、染め替えをしてもらった。これでぜんぜん袖を通さなかったら、母に殺される。和裁はともかくせめて着付けぐらいできるようになろうと思ったのだ。

仕事帰りに行きたかったので、必然的に場所が決まってくる。最初に申し込みしたところは申込者ひとりということで、別の場所になった。キャンペーン中で教科書代込みで、4ヶ月1万円とちょっと。そそくさと仕事を終えて出かけてみると、参加者は3人。4ヶ月16回で3人で3万円ちょっとである。こんなんで商売になるんだろうか??? 

ちょうど申し込みしようと思った頃に、しきりにTVで無料着付け教室のCMが流れていた。インターネットでとても評判が悪かった。勉強会と称して、きもの、帯を売りつけられるらしい。その金額がどう考えても高級呉服店の値段だそうだ。やっぱりタダほど高いものはないんだよね~と、たとえ1万円でも支払うんだから、万一売りつけられても、ピシっとお断りしようとそちらにした。

第1回目、教室に行くと生徒は3人に先生1人。ひとりは大学生、もうひとりは社会人1年目らしい。どうみても先生に年齢が近いおばさんの私。1回目はきものの基礎知識。きものの各部の名称、下着類の説明など。母が用意してくれた下着類を出していると先生がいろいろ助言してくださる。

長襦袢を持っていったのだけど、襦袢の衿には美容衿をいうのをつけたほうがいいといわれた。襦袢の衿の背中心に、少し硬い衿と凧揚げの時のびらびらしたもののようなものをくっつける。幅15cmぐらい、長さ80cmぐらいだろうか、衿を縫い付けて、腰についた紐とそのびらびらに引っ掛けて、えもんを抜くんだそうだ。

昔、渡辺淳一原作のドラマで和服姿の女性が、いわゆる濡れ場できものを脱ぐと、目にもあざやかな色っぽい襦袢姿が記憶に残っていた。これぞ女の色気なんだろうなぁ、と感心したんだけど、このびらびらがついていたら、ぜんぜん色っぽくないじゃないか~。まあ、そういう場面で脱ぐこともないだろうけど・・・

説明の後は、紐の結び方の練習。2種類あるんだけど、どちらもよくわからなかった。昨年はスポーツクラブでフリークライミングの真似事をやっていた。そのときにも、ただウェストにかける結び方もぜんぜん覚えられず、毎回インストラクターに聞いていた。なにしろ不器用が歩いているみたいだから・・・トホホ状態である。

生徒3人というのは極端に少ないらしい。予定より早く終り、あとの2人は下着類は貸し出しはないので、次回の準備のためいろいろ質問していた。なんとなく気疲れしたので、とっととお先に失礼した。

すでに3回目が終了しているんだけど、週末にでもアップしたいと思う。

退院後1ヶ月

2006-03-04 23:44:53 | 子宮内膜症
すっかりご無沙汰してしまった。日日の生活に追われていると、時間というのは以外にないものである。

2月23日、1ヶ月の検診で大病院に行ってきた。9月に手術を勧めてくれた先生だった。大病院は先生が毎回違うので、手術後初めてお会いした。K女医先生に手術してもらえてよかったわね、と言われた。ほんとうによかった。

検査は問診の後、内診、超音波検査のいつものコース。異常はなし。本人もすこぶる健康なので、次は2ヵ月後の検査、その後は6ヶ月ごとの予定である。

とりたてて症状のなかった私にとって、以前と比較してよくなったかなと思われるのは10年以上前の盲腸の手術と内膜症でできたお腹の中の癒着が少し剥がれたことにより、便秘の症状が少しよくなったこと。ただし、ここ数日はは仕事の忙しさ、運動不足、寒さなどでやはり時々便秘になる。ホルモンのバランスもあまりよくないような・・・まあ、大きく体調に異常がないので自分の中ではよかったということにしようと思っている。

実は、この診察の日に母が別の大病院で白内障の手術を受けた。病院の帰りに寄ってみた。母は年齢のこと、既往症のこともあり3日間入院した。そこの病院は感染症を気にしてすべての病室が個室。最低でも1日31,500円の部屋で私が手術の時に使用した個室のおおよそ倍額。

部屋の中はさして違いはなかったが、シャワーとトイレの部屋が段差がなくて点滴などをした場合は使いやすそうだった。あとはTVが天井からのぶら下がり式になっていて、寝たままでも前向きで見ることができる。後は母談だけれど、食事がとてもおいしいそうだ。私の入院した病院もとてもおいしかった。今、大病院では制限のない患者は選択式でA定食、B定食と選べるようになっていたり、カフェテリア式にいくつか追加料理をとれるようになっていたりする。入院していると食べることがとても楽しみになってくる。こういった試みは患者にはとてもありがたい。

ここ数日花粉症がひどくなってきた昨年に比べるとぜんぜん楽なんだけど、やっぱりいやなものだ。眼科に行って花粉症の目薬をもらってこよう。