チョコな奴

チョコはチョコでも卵巣チョコレート嚢胞から命名。すっかり体調も戻りブログに趣味のことなど書きたくなってきた今日この頃…

手術から1年

2007-01-23 22:04:50 | 子宮内膜症
忘れていた、完璧に忘れていた。私は1年前の1月13日に手術をしたのであった。元をただせばその手術と病状の記録を取るためにこのブログを書き始めたのだった。忘れているということはそれだけ健康だということになるが・・・

実際には人間ドックを受ければ引っかかるし、ちょっと運動をするとすぐに疲れる。ただ、持病ともいえる子宮内膜症の症状は手術以前より年齢のせいか軽くなっていた。最近はさらに生理周期も不順で以前のようにきっかり25日周期でくることはなくなったし、量も減ってきた。したがって検査で毎回ひっかかっていた鉄欠性貧血もなくなった。つまり子宮内膜症性の病状は減ったものの加齢による症状がどんどん出てきたように感じる。友人に聞いても45歳からが本当のお肌の曲がり角、女の曲がり角にさしかかったわけだから、いたしかたないんだろう。

さて、これからの健康づくりどのようにしていけばいいのか。「アンチエイジング」まさにこれが一番の関心事である。

三井記念美術館

2007-01-22 22:41:51 | 展覧会
土曜にふらりと日本橋の三井記念美術館を訪れた。

三井記念美術館は今回が2度目。昨年の早春に「三井のひなまつり」という企画展を見て以来だ。この三井記念美術館は三井グループの収集品を展示するために平成17年10月に開設されたばかり。地下鉄三越前直結の三井タワーに隣接された三井本館の7階にある。木の香りがしそうな重厚なエレベーターで7階へ。

コインロッカーは100円が戻るもので荷物、コートはこの中へ。第1室の中にはいると暗い中に青磁の花入、茶道具が並んでいる。人が少ないのでのんびりと見ることができる。第1室を終了したところで第2室。第1室の中にある茶碗とは一味違う国宝志野茶碗「銘卯花墻」淡いオレンジの土にクリーム色の釉薬がかけられていてほんのりとピンクっぽい肌色の地肌に格子が描かれている。茶碗自体は歪んでいて、またその微妙なゆがみが美しい曲線となって人を惹きつけるのだろう。

もうひとつの国宝は円山応挙の雪松図屏風。右側には力強い男性的な松、左側は曲線を美しく表現した女性的な松。どちらも松葉の上に雪が積もっている。白と黒のコントラストを背景の金色が引き立てる。

その他おもしろかったのは「女房三十六歌仙帖」、36人の女性歌人の姿とその歌が左右のページに描かれているもの、また手書きの百人一首など絵が美しくてじっくりと見てしまった。

最後にレクチャールームがあり、そこのDVDで三井記念美術館のこと、今回の展示品のことなど30分ぐらい楽しめる。ぜひこちらもじっくり見ていただきたい。

昨年もだったけれど、今回も吸い込まれるように三井タワー2階にある千疋屋總本店のフルーツパーラーに立ち寄った。てっきり普通の苺ショートケーキだと思って注文した「アメリカンショートケーキ」というのにはがっかりした。テーブルセットが大きなスプーンだけだったので???だったのだけれど、でてきた皿には牛乳の上に浮かぶアイスクリームを挟んだスポンジ2枚の上にストロベリーのジャムが乗っていた。どう考えてもじゃぶじゃぶの牛乳の上のスポンジとアイスクリームとジャムってどういう組み合わせ??? 久々に大失敗の選択だった。連れのモンブランセットはフルーツ、アイスクリーム、1個840円で店で売っているモンブランケーキ、そしてコーヒーまたは紅茶のセット1,785円のほうが良かった。千疋屋さん、アメリカンショートケーキあれは不味いです。普通の苺ショートケーキだしてくださ~い。

祝直木賞候補-白石一文

2007-01-08 11:57:03 | 読書
以前より注目していた白石一文が代136回直木賞候補に選ばれた。

白石一文の父は直木賞作家の白石一郎、双子の弟はやはり作家の白石文郎。白石一文は大学卒業後、文藝春秋に就職。在職中の2000年に「一瞬の光」でデビュー。在職中にも作品を発表し続け、2003年に文藝春秋退職。その後も年に1度の割合で作品を発表し続けていたが、初めて古巣、文藝春秋社から発刊した「どれくらいの愛情」で直木賞候補となる。

残念ながら候補作「どれくらいの愛情」はまだ読んでいない。退職後の作品「見えないドアと鶴の空」から「私という運命について」、「もしも私があなただったら」から描かれている女性が俄然リアルな女性に感じるようになった。それ以前の作品にでてくる女性たちはみな男性が夢に描いたような女性ばかりだったように感じる。

文藝春秋を辞める前の作品はエリート男性が主人公で社会情勢とのかかわりなどを通して自分の人生を考え直すという作品が多かった。ときどき描かれているリアルな過去の社会情勢がうっとうしいなあと思うことがあった。退職後の上記3作品から小説としてとても読みやすくなったように思う。

「個人」と「社会」、「運命」と「意思」、彼が小説をかく主題はいつも直球ストライクだ。この直球を受け止めることができるかどうかで読者の感想も変わるだろう。


高水三山

2007-01-07 20:25:29 | 
今年はじめの山行は奥多摩の高水三山とした。この高水三山とは、高水山、岩茸石山、惣岳山の三山を1度にめぐることができるのでそう呼ばれている。また、この高水三山は現皇太子と雅子様が訪れたことから道がよく整備されていると言われている。

立川、青梅と乗り換えて軍畑の無人駅で下車。駅のトイレを済ませて車道歩き。いくつか道路の上が凍っていて、時々怖い思いをした。30分ほどで高源寺が見えてくる。その後、本格的な山道となり高度を上げていく。1時間ほどで高水山手前に常福院という寺が見えてくる。その本堂の裏にこのコース唯一のトイレがある。トイレを利用してから景色のよいところでカップ汁粉で休憩。

高水山は木々があり展望はひらけていないので通過。そこから岩茸石山まで下ってからまた登る。途中、奥多摩の山はもとより、奥武蔵の山々も見えてくる。あるいは東京方面は新宿あたりの高層ビルがまるで東京アイランドのようにぽっかりと浮いたようにも見えた。

岩茸石山から惣岳山へは40分ほど登ったり降りたり。惣岳山も高水山同様展望はない。後は下るだけでどんどん下ってゆくが途中急なところもあるので十分に注意が必要。沢井の分岐で今回は立ち寄り湯とゆず料理を楽しむため、ゆずの里、勝仙閣、沢井方面に向かう。ほどなくすると車道にでるので車道歩きでのんびる下ると御嶽駅(右)と沢井駅(左)の分岐にでるが、ここでは下の青梅街道にでる階段を真っ直ぐに下りてゆく。ちょうど青梅街道を渡ったところに勝仙閣がある。

前日の雨でどろどろになった靴を脱ぎながら、広間に案内された。とても古い作りの広間でなんとなく懐かしい感じ。温泉ではないけれど柚子がたくさんはいったお風呂で冷えた体をあたためてからハイキングコースの遅い昼食を食べる。ゆず酒、ゆずグラタン、ゆず入りこんにゃくの刺身、マスの塩焼き、ふろふき大根にごはん、味噌汁がついて入浴料込みで2500円也。入浴だけでも1000円なのでそれを考えるとのんびりできて安いと思う。

このあたりには、蕎麦の玉川屋、酒造の澤乃井経営のいもうとやなどハイキング帰りに気軽な食事処も多い。また訪れたいところだ。

循環器内科

2007-01-04 22:45:05 | 雑感
先日の人間ドックでひっかかった不整脈の検査で新年早々大病院を訪問。昨年、手術した女性科で紹介してもらったので大病院での診察となった。

朝8時過ぎに到着して初診受付の番号札を取る。8時半からの受付開始。9時からの診察予約をとってあるのだけれど大丈夫かしらん、といつものように貧乏ゆすり状態で待っていたが、ちゃんと間に合った。

大病院特有のポケベルを持って外待合室で待つ。ポケベルが鳴り中待合室へ。ほどなくドアを開けてわざわざ先生が迎えてくれた。

女性科からも不整脈の連絡がちゃんと伝わっていたが、人間ドックの結果、春からの動悸の件を話す。不整脈は一般的には9割がたは放置(経過観察)で、治療に値しないことが多いらしいのだが、1割は心筋梗塞などを引き起こしたりするものもあるらしい。とりあえずホルター心電図、普通の心電図、心臓のエコー(超音波)を2月に検査することにする。

ホルター心電図は携帯の心電計を24時間装着して心臓の動きを見るらしいことは事前にネットで調べていた。しかし普通の心電図との違いがわからなかったので尋ねてみたら「違います」とだけ言われて終了。まあ、いいか。次に心臓のエコーは形を見て病気がわかるのかと尋ねると「わかりません」と言った後に、「弁膜症」とか「○×△□・・・」となんだか病名を並べられたが、形の異常があるかどうかを調べることを言いたかったらしい。な~んだわかるんじゃん、と心で納得しながら2月に予約をとって終了。

会計-210円也。やっぱり院内紹介状があり初診扱いになっていないのか、安~い。個人病院だと1000円以下になることはほとんどないので、とても納得。交通費をかけても安いし、予約を取っておくと待ち時間も短く私は好きだな~大病院。

夜に、やはり人間ドックで指摘された視力の5段階低下を調べに行ったのだが、視力検査、眼圧等を検査した後、医師とちょっと話して1300円。高~い。目のほうは矯正視力が出ている、白内障というわけでもない。緑内障の視野検査も以前から特には問題なしということで終了。

ちなみに大病院の後、出勤して仕事をかたづけた後に眼科に行った。病院ハシゴの年始だった。

深川七福神めぐり

2007-01-03 21:20:41 | 旅行
正月2日、母が気に入っているので、今年も七福神めぐりに付き合った。隅田川七福神、川越七福神に行ったことがあるのだが、今回は下町情緒あふれる深川七福神にした。

朝10時過ぎに地下鉄の森下駅を出発。一度も降りたことがない駅に降り立つのはそれだけで、不思議な空間にいるようだ。正月で電車もがらがら、地上の道路もがらがらだった。まずは寿老人を祭ってある深川神明宮。朝も早いので人も少ない。母は隅田川、川越ともに七福神グッズにはまってしまって、今回も各所ごとに土鈴にかたどった七福神を買い求める予定。1つ300円。さらに、その土鈴をぶら下げて飾ることのできる笹をかたどった飾り物800円も購入予定である。私は地図のついたパンフレットにスタンプを押す係りとなる。まずはお参りしてから各自、持ち場で土鈴の購入、スタンプ捺印を速やかに終了。

2番目の布袋尊、深川稲荷神社に向かう。道路脇に鳥居があり、ものすごく狭い神社。そこでは暖かいお茶を振舞っていただき、とても助かった。

3番目の毘沙門天、龍光院に向かう途中、白河庭園前を通過した。白河庭園は2日より開園していたので立ち寄りたかったが、なぜか今回から参加の父に入園を却下されたので、しかたがなく龍光院へと向かう。その後、大黒天-円珠院、福禄寿-心行寺、弁財天-冬木弁天堂と参拝するが、どんどん人が増えてきた。最後の富岡八幡宮-恵比寿神は八幡宮本社とは別のところに恵比寿神は祭ってあったが、大渋滞だった。きっとこれから七福神を回る人々なのだろう。しばらく待ってお参りを済ませた。お隣の深川不動堂もものすごい人、人、人。そそくさと門前仲町の駅の近くで名物深川丼を頂いて帰路についた。

ここの七福神めぐりは町の方がオレンジ色の七福神の旗を道路沿いに立ててあったり、ハッピを着た方が親切に道案内をしてくれたりするのでとても回りやすい。この旗を目印に回ると道に迷わずに七福神をめぐれるようになっている。ときどき迷いそうなところもあるのでできればインターネット等で地図は印刷されることをオススメする。

ちなみに回っている人は圧倒的に中高年以上の元気な方々が多かった。七福神だけではなく、これらの方々からも元気をいただいたようで年始から気持ちよかった。