チョコな奴

チョコはチョコでも卵巣チョコレート嚢胞から命名。すっかり体調も戻りブログに趣味のことなど書きたくなってきた今日この頃…

スノーシュー 蓼科ピラタスロープウェー

2006-12-30 15:28:29 | 
29日に日帰りでスノーシューに出かけた。あずさ3号で茅野まででかけ、バスに乗り継ぎピラタスロープウェーに向かった。夏に出かけたときとは全く違う景色。木々は葉を落とし、前日に降った雪が銀色の世界を作っていた。予報どうり、天気は回復してきて、ロープウェーに到着したころには気温こそマイナスではあったようだが、陽射しが強くなってきて、なんとなく暖かな気持ちになった。

ロープウェーはスキーヤーたちで満員となり頂上へと向かった。頂上から降りると4000mの滑降になるようだ。私たちはスキーヤーとは逆方向で雨池方面へと歩いて行った。樹氷が美しく、歩いていても晴れ晴れとした気分になってくる。トレースの上を歩くときはスノーシューだと沈まずに楽々歩ける。ところが新雪の上を歩くとラッセル状態でけっこうたいへんだ。20分ほど歩くと縞涸山荘が見えてくる。山荘の三角屋根には雪がうっすらとしかついておらず、その役目を果たしている。

今日は日帰りでさらに帰りに温泉も入ろうという計画のため実際の歩行時間は1時間ほど、頂上の滞在は2時間ほどで雪と雪景色を楽しむだけのものになってしまった。そんなわけで、縞涸山荘からわずか先の雨池と縞涸山の分岐で踵を返し、戻ってきた。お昼を食べていなかったのでロープウェー2階でカップスープとパンの昼食。室内とはいえ暖房はないのでおおよそ2度ぐらいの気温。ちなみに外はマイナス15度と書いてあった。息が真っ白な中、暖かいスープを飲んでほっとする。お腹も膨れたので、坪庭周遊コースの第一休憩所まで昇る。途中急坂があり、スノーシューで登るのはたいへんだった。まだ少し雲がかかっていたものの遠く中央アルプス、南アルプスがうっすらみえた。また南八ヶ岳も姿をあらわしてきた。帰りは急坂をお尻で滑って降りることになってしまった。

帰りのロープウェーはスキーヤーもいないのでガラガラ。乗務員の人がカモシカがいることを教えてくれた。丸々と太ったお尻は一瞬イノシシか猿かと思った。

茅野まで戻り、1駅先の上諏訪、片倉館という日帰り湯に入ってからあずさに乗って戻った。日帰りがちょっともったいなかったけれど、正月前のいい気分転換となった。

硫黄島からの手紙

2006-12-24 21:57:56 | 映画
戦争映画は普段、自分からは絶対に観ないのだけれど、今回は年老いた父がぜひ観たいというので付き合った。

1944年、戦局は日本軍に厳しくなっていた。本土決戦を前に重要な拠点となる硫黄島を守るべく、栗林中将(渡辺謙)が赴任した。軍国主義に洗脳された上官たちに叩かれていた西郷(二宮)たちを見て、無駄な体罰をやめるようにたしなめる。その後もアメリカ経験のある栗林中将はアメリカ軍の攻撃に備え、不合理な活動を改めようとするが、上官たちの反感を買ってしまう。いよいよ米軍が上陸してくるとその船、兵の数に驚き、本土の家族のために死を覚悟して抗戦する。

およそ60年前のお話であるが、アメリカ人監督が描いたものにしては、軍国主義下の日本の状況を上手に描かれていたと思う。平和ボケした現代の日本人にも理解するのは難しいであろう。かくいう私も戦争は反対であるが、詳しいことはよくわからない。長崎、広島の原爆、東京大空襲など数々の悲劇がドラマ化、映画化されてきたが、硫黄島のことは全く知らなかった。同じように中国をはじめアジア各地での日本軍による虐殺なども詳しくは勉強不足でわからない。

憲法第九条の改正の危機すらある。戦争の悲惨さを淡々と描いたこの映画を作ったクリント・イーストウッドに感謝したい。

今回、西郷(二宮)の妻役で裕木奈江が出演していた。かつてTVドラマで活躍していたが、一時男性に媚びるような演技からバッシングを受けテレビから遠ざかっていたが、その後は映画、舞台で活躍していたようだ。一時ギリシャに国費留学で勉強した演技がこの映画のオーディションに役立ったかどうかはわからないが、画面にでるとどうしても目が離せなくなる女優である。二宮君同様に今後の活躍に注目したい。


筑波山

2006-12-17 23:39:34 | 
16日の土曜に久しぶりに山歩きにでかけた。一応日本100名山のひとつ筑波山。双耳峰であり頂上は女体山、男体山と2つの峰からなる。

初めて筑波エキスプレスを利用して秋葉原からつくばへ。一番早い快速で45分。つくば駅周辺はまっ平な土地にスーパー、ショッピングセンターなどが点在している新興住宅地といった様相。バスに乗り込み筑波山麓へ向かう。所要時間おおよそ50分で終点のつつじが丘へ。駐車場には車もたくさんきており、またバスツアーの団体登山もけっこうきていた。登り始めは階段状になっていて息が切れる。また12月なのにとても暑い日となり、私のバックパックについているなんちゃって温度計は20度近くを指していた(かなりいいかげんな温度計)。実際は15度ぐらいだったと思う。結局30分ほどでアウターを全て脱ぎ去り、シャツ1枚で歩いた。

団体さんに抜きつ抜かれつ、どんどん高度を上げていく。途中、奇岩がたくさんあるところなどを通り、けっこう楽しい。奇岩を通りすぎるとほどなく女体山に到着。頂上付近はロープウェーできた人もたくさんいて渋滞状態。そそくさと退散して昼の準備。今日のメニューはカップヌードルとおにぎり。山の上のカップヌードルは最高においしい。そしてコーヒーなど楽しんでから、男体山へ。

途中、御幸ヶ原とうところを通るのだけれど、商店が真夏の海の家のように並んでいて、ちょっと興ざめ。その後は筑波山神社に向け下山していく。この下山がけっこう長く、雨のあとでぬかるんでいたので滑って転ぶ人続出。とても整備された道なのだけれど、丸太や石が滑ってしまうようだ。

のんびりと下山していくと、いつのまにやら団体さんも下山してしまったようだった。筑波山神社のあたりには多くの温泉旅館がある。今回の温泉は少しはなれた日帰り湯の「つくば湯」へ。電話で頼むと迎えに来てくれるようだ。料金は割引券持参で105円引きになる。風呂はたいして大きくはないが、内湯と露天にわかれている。お湯は透明ながら上がるとしっとりとしていた。無料休憩所で軽食を取る。料金はまあまあリーズナブル。

今回はもうひとつのイベント、12月24日までの土日のみの企画、ロープウェーでスターダストクルージング、夜景を見に行くことにする。5時半にタクシーで朝の出発点に戻り、ロープウェーに乗る。真っ暗な中をロープウェーは進み頂上付近へ。あいにく夜景が見える3大条件、温度が低い、晴れている、風があるという条件が整わなかったらしく、近くの明かりしか見ることができなかった。3大条件が整うと、東京タワー、富士山の夕景など見えるそうだ。もっと気温が低くなると思いものすごく着込んででかけたので、まったく寒さを感じなかった。

下山後はスターダストクルージング用の臨時バスにてつくば駅まで戻り、つくばエキスプレスにて東京方面に帰る。

いつもとはちょっと違い夜景まで楽しめる登山。都会の夜景も美しいが山からの夜景もまた美しい。もっと宣伝してたくさんの人に楽しんでもらいたいなぁ。

検診と上海蟹初体験

2006-12-14 23:17:42 | 子宮内膜症
2ヶ月ほど前の子宮頸がん検査の結果と、術後の検査をしに大病院にでかけた。久々に何度かお世話になっている女医さんの検診。

子宮頸がん検査、異常なし。手術後、問題なし。前回発覚した残った左卵巣の腫れ、ひいている模様。と問題はなかったのだが、人間ドックでひっかかった、不整脈について聞いてみた。

ホルモンの乱れからくるのではないかと聞いてみたのだが、やはり循環器、つまり心臓を調べるほうが先とのことだった。う~ん、やっぱりそうか~。ということで一応紹介のお手紙を書いておいていただけるということなので、人間ドックの正式な書類が来たら、予約することにする。

さて診察後、いつもの日帰り温泉までてくてく歩いたのだが、なんだか今日は朝から動悸がしていた。日によってぜんぜんない日もあるのだが、あるときはしょっちゅう感じて気持ち悪い。この状態に慣れてしまった自分が怖い。やはり1度ちゃんと調べてもらおう。

日帰り温泉でまったりした後、仕事帰りの友人と神保町で上海蟹。新世界菜館は当然のことながら予約で一杯、あと2店舗ある支店のうち、カジュアルな上海朝市が空いているとのことなので、すかさず入店。この3店舗はすべて上海蟹を扱っていて、値段も一緒。ただし、上海朝市はサービス料をとらないのでその分お安い。まずは、野菜不足解消のためあっさり野菜炒め。青菜がおいしい。次に松茸入り小龍包、松茸の香りがおいしい。いよいよお待ちかねの蒸し上海蟹。今回は中2500円をひとり1杯づつ頼んだ。紐でしばられている上海蟹をハサミでカットカット。あっという間にばらばらに。それを蟹スプーンや箸ですくいながら食べていく。

上海蟹はみそを食べる蟹らしい。オレンジ色のみそをひと口食べて驚いた。な、なんだこのこってり濃厚な味は。おいすぃ~。しいていえば、卵の黄身と生臭くないウニを混ぜたような味。今までいろんな蟹を食べてきたけれど、上海蟹は、蟹は蟹でも別物だ。このみそはすごすぎる。食べ初めてから約1時間格闘して完食。

最後に上海蟹のみそいり海鮮あんかけチャーハン。おいしいけれど、すんごいカロリーのような気がする。まあ、今日はデザートはやめて、結局完食。

ということで初めての上海蟹は大満足に終わった。この味は絶対にくせになる。年に1回の季節の味になることだろう。

プラダを着た悪魔

2006-12-12 21:37:10 | 映画
さっきアップしたばかりだが、忘れないうちに映画の感想を。

週末、何を見ようか悩みつつ、結局「プラダを着た悪魔」にした。大好きなメリル・ストリープがこわ~いおばさん編集長役。あ~ずいぶん老けちゃって、そりゃそうでしょう。57歳ぐらいだからもちろん綺麗なんだけど、若い頃を知っているので厳しいなぁ。前に映画で見たのは「マディソン郡の橋」。それ以来だからあれから10年という感じ。映画の中でノーメークの場面があったのだけれど、場面が場面ではあるが「おばけ」のようだった。メークは大切だなぁと実感。

舞台はNYC。アン・ハサウェイ扮するアンドレアが運良く就職できたところが、ファッション雑誌のカリスマ編集長(メリル・ストリープ)のアシスタント。アシスタントを公私を問わず自分の手足と使い、無理いいまくり。こんな奴いないよと思うのだけれど、世の中にはそんな人もたくさんいたりするから、あながちリアリティーがないわけではない。そんな中、アンドレアもカリスマ編集長に感化され、美しく変身。恋に仕事にがんばるのだが・・・

お話はアメリカ映画らしく単純明快。鬼編集長にも悩みはあるのよ~んとか、やっぱり自分の夢は忘れちゃだめよ~んとか、身の丈を知った恋をしましょうね~んとかとか・・・

またまた、メリル・ストリープのお話で恐縮だが、彼女の声はすばらしい。ここのところ音に敏感なので、ああいった落ち着いた声で話ができたらよいなーと。アン・ハサウェイのきんきん声よりはとても聞きやすい。

さて、自分はというと・・・このだみ声をなんとかしましょう。

MRI結果報告

2006-12-12 20:57:31 | 雑感
ご無沙汰しています。MRIの結果もご報告しないまま毎日が過ぎてしまいました。耳鼻科で結果を聞いたところ「きれいな副鼻腔ですね」といわれてしまった。

なんか以前も同じようなことがあったなぁと思い出してみると、人間ドックのバリウムでポリープらしきものがあると言われ、胃カメラを飲んだ。周りの人たちからの数々の怖~いお話にびくつきながら、HIV検査を受け、涙を流し、げろげろしながら胃カメラを飲んだ直後に医師からいわれた言葉は「きれいな胃ですね」。

やっぱり、レントゲンもCTもMRIもせずに副鼻腔炎の治療で抗生剤を飲んだのは失敗だった。ぐっすん。副鼻腔炎を疑われている方、耳鼻咽喉科に行く前に単純レントゲンの有無を確認しましょう。私のように不要な抗生剤投与で黒舌症にならないためにも。


MRI検査-頭部 副鼻腔

2006-12-04 19:17:25 | 雑感
前回の続きで副鼻腔炎が治っているかどうかの検査でMRIを受けた。検査は耳鼻咽喉科医院ではなく、X線レントゲン科をメインにする医療機関で、実は1年ほど前に父が頭部MRIと肺のCT検査をしたところだ。今までは検査といえば紹介で大病院にいくのが常だったが、こういった検査機関があると待たずにすむのはよい。だけど今回のMRIはCTでよかったんじゃないの~という疑問が残ったままの検査だった。

まず検査の前におじいちゃん先生の問診。持病のことなどちょっと聞かれて終了。MRIは以前、子宮内膜症の診察で1回、1月の手術を受ける前に1回と2回受けたことがあった。閉所恐怖症でもないし、音も我慢できる程度と認識していた。

ここのところ音に敏感ゆえ、ヘッドホンをつけられたのはいいんだけど、音楽はいらないとお願いした。これが大失敗。頭部のMRIは腹部のMRIとはぜんぜん違い、バケツの中にいてカナズチでがんがん叩かれているような音で頭蓋骨がびりびりした。また振動も震度2ぐらいあり、途中で音楽をかけてもらおうとも思ったのだが、もう堪忍して諦めた。約20分、ほんとに修行のようだった。

起き上がるときも介助なしには起きられない、起き上がってもふらふらする。まったく恐ろしい音と振動。だからCTでいいって言ったのに~。お会計は3割なのに8000円近く、さらにCTでいいって言ったのに~~~。

検査結果は3-4日後に耳鼻咽喉科に届けられるようだが、それがメディア、例えばCDとか、DVDとかではなくて写真なんだそうだ。う~ん、意味ないよな~。診断はその施設の人が写真を見て適当に写真を選んで送るんだろうけど、耳鼻咽喉科の先生が見なくてどうするんだよ~。あ~、無駄な検査をしてしまった。こんなことならレントゲンでよかったのに~~~。