思いもよらずSFになっていることにびっくり。
ラストは「エヴァの真似」、などという意見が出てくるかもしれませんねえ。
旧い人間(わたし)は手塚治虫の作品「日本発狂」を連想しました。
「日本発狂」は霊魂の輪廻転生をSF的に解釈して、
死後の世界(前世)から霊魂がこの世界へ侵入してくる話で、
オカルトドラマに始まり途中でポリティカルコメディ(?)へシフトして、
リリカルなエピローグで終わる、ストーリーテラー手塚の面目躍如たる作品だと思います。
手塚先生は「金のための作品」と言うでしょうが。
以下ネタバレなので。
今作は「旅/再生」がテーマのようで、
主人公のパブリチェンコ・蘇芳(カクリチェンコ!)がウラジオストックから東京池袋まで旅をすることで
「自己発見/再生」をする、という物語になっていると思います。
さらに新地球での復活も一種の「旅/再生」とも言えますし。
1期までの主人公「黒/ヘイ」はサブキャラに退いて、
パブリチェンコ・蘇芳が主人公だということは、OPを観れば一目瞭然。
1話と2話の各情報部間の超能力者戦は、
スパイアクションものとしての見ごたえもあって、とてもワクワクさせてくれたのですが、
物語はこちらの思惑を外れて地味な展開をたどり、
伏線もなく突然に地球を複製したというラストには「茫然自失」。トンデモSFかと…
『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』の監督、岡村天斎は
前作の『Project BLUE 地球SOS』のラストでも似たような設定を使っていたので、
新世界への再生をライフワークにしているのかもしれません。
(すいません、意味不明ですね)
はっきりとSFでなくとも、エスピオナージュ的な方向でも面白い作品になったと思うんですがね。
一番ビックリしたのは、オーガスト7が生きていたこと。
ジュライに向かって「驚かないのか」って。観ているこっちが驚いたよ。
どうして生きていたのか謎です。さすが、マジシャン。
ラストは「エヴァの真似」、などという意見が出てくるかもしれませんねえ。
旧い人間(わたし)は手塚治虫の作品「日本発狂」を連想しました。
「日本発狂」は霊魂の輪廻転生をSF的に解釈して、
死後の世界(前世)から霊魂がこの世界へ侵入してくる話で、
オカルトドラマに始まり途中でポリティカルコメディ(?)へシフトして、
リリカルなエピローグで終わる、ストーリーテラー手塚の面目躍如たる作品だと思います。
手塚先生は「金のための作品」と言うでしょうが。
以下ネタバレなので。
今作は「旅/再生」がテーマのようで、
主人公のパブリチェンコ・蘇芳(カクリチェンコ!)がウラジオストックから東京池袋まで旅をすることで
「自己発見/再生」をする、という物語になっていると思います。
さらに新地球での復活も一種の「旅/再生」とも言えますし。
1期までの主人公「黒/ヘイ」はサブキャラに退いて、
パブリチェンコ・蘇芳が主人公だということは、OPを観れば一目瞭然。
1話と2話の各情報部間の超能力者戦は、
スパイアクションものとしての見ごたえもあって、とてもワクワクさせてくれたのですが、
物語はこちらの思惑を外れて地味な展開をたどり、
伏線もなく突然に地球を複製したというラストには「茫然自失」。トンデモSFかと…
『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』の監督、岡村天斎は
前作の『Project BLUE 地球SOS』のラストでも似たような設定を使っていたので、
新世界への再生をライフワークにしているのかもしれません。
(すいません、意味不明ですね)
はっきりとSFでなくとも、エスピオナージュ的な方向でも面白い作品になったと思うんですがね。
一番ビックリしたのは、オーガスト7が生きていたこと。
ジュライに向かって「驚かないのか」って。観ているこっちが驚いたよ。
どうして生きていたのか謎です。さすが、マジシャン。
もっと悪いやつだと思ってました(^_^;
なにげにM16を持ってたし。
どこからみてもデューク東郷(笑)
マジシャンは単純に米英の諜報部がつるんでたから、岩石男がトドメをさしたふりということでは?そういう伏線めいたことではなく、種も仕掛けもございませんが何か?ってことなんでしょうか。
チャンを震えながら読み終えて以来センス・オブ・ワンダー続きです。
あの時点ですでに裏切っていた、ということになりますね。
でもトドメをさした事件のあと、
「死体は~」というセリフがあったので、
誰かの死体が確認されていたわけでして、
そうか、マジシャンは空間を曲げて誰かの死体と入れ替わったのか? 顔はコートで覆われていたし。
テッド・チャンは最初の1編を読んで投げてしまいました(・・*)ゞ