流れよ我が涙と警官は言ったのか

またまた国書刊行会のヲタクＳＦ＜未来の文学＞第Ⅲ期（！）刊行予定が出ました。

ディレーニイ作品集。
サンリオＳＦ「時は準宝石の螺旋のように」、早川海外ＳＦシリーズ「プリズマティカ」が絶版品切だけに、ナイスな復刊ですね～。しかも「エンパイアスター」は新訳。ハワード・チェイキンのコミック「エンパイア」（原作ディレーニイ）もついでに出してくんないか。

そしてジャック・ヴァンス初のベスト・コレクション。
おおー。長編はいくつか出ていたのに中篇や短編は埋もれたまま。ＳＦマガジンに載ってた「月の蛾」（どっかのアンソロジーだった？）「最後の城」などが入るようです。「終末期の赤い地球」シリーズも出してくんないか。

さらにジョン・クロウリー『古代の遺物』
おおー、おおー。クロウリーの日本オリジナル選集。「エヂプト」とかどうなっちゃったんでしょうか。

さらにさらに
ジーン・ウルフ短篇集
R・A・ラファティ『第四の館』
ジョン・スラデック『ミュラーフォッカー効果』
ハーラン・エリスン『愛なんてセックスの書き間違い』
アンソロジー（伊藤藤典夫編）

ついでに
ジーン・ウルフ『The Wizard Knight』

もしかしたら早川書房よりもハヤカワらしい国書刊行会のＳＦヲタク魂が大暴発！って感じです。
とにかくＪ・ヴァンスが嬉しい。