それでも・・

ここに日々の全てを記す

行ったものは嫌でも帰る

2023-07-25 21:31:42 | 

動機自体は大して強くなかった、今回の旅だが

 

どんな旅でも

行ってしまえば最終的には帰ることになるわけで

何の未練もなければ

旅の終焉の地で

そこから何もかも捨てて生活を始めるなんてことも

あるのかもしれないが

 

普通の人はそんなことはないわけで

大体どこまで行こうが

元の地へ帰るということになる。

 

それは俺も当たり前のようにあるわけで

 

ただ、バイクで来てしまった以上

またバイクで帰らないとならないわけで

飛行機に乗ってすぐ帰るってわけにはいかない。

 

フェリーで青森へ向かった俺は

正直ココが結構重要だった。

 

ほぼ0時出航の船。

青森港には3時半ごろに着くと思われる。

その後の予定はかなりシビアで

次の日、かなり走らないとならないことになっていた。

 

なのでこの船の中でいかに寝れるか、

それが重要だったんだ。

 

しかし、俺が選択したのは

自販機の前のリクライニングの椅子

 

前に来た時もココで寝ていったから

これで良いだろうと思って

そこに座ったんだが

やはり週末の夜の便

予想以上に客が居た。

ほぼ来ないと思われたこの椅子席に

客が来た。

 

出船まで後ろで喋られ

まるで寝れず、

このままでは下手したら青森まで一睡も出来ない危険も考えられたので

移動することに

しかし、雑魚寝部屋は既にいっぱい。

 

どうにもならなくなって

ベンチ型の席に横になり

無理やり寝ることに

 

それでも何とか睡眠を取り、

目が覚めた時には到着のアナウンスが入った。

 

2時間以上は寝れていたと思う。

 

まだ日が昇る前に青森港に到着して

早速走り出した。

 

今回、もう予定を変えて行かないでもいいだろうって思っていたんだけど

帰り際にコイン投げたら

ココだけは何度やっても行けって出るので

きっとなんか行かせたい理由があったんだろうな。

 

ま、そもそも下北半島は行くのは結構大変なので

何度も行けるところではない、

こんな機会を逃すと次いつ来れるかわからないから

チャンスがある時に行っておけってことなんだろうけど

 

前に行っている時に行かなかったのがいけないんだけど

 

今回行く予定にしていた観光地のひとつ

 

恐山

 

 

三途の川ですね。

 

 

ここに寄りたかったから

大間から帰りたかったんだ。

 

その方が順序的には上手く流れる筈だったから

 

上から下へ向かった方が自然でしょ

 

一回青森港まで行ってまた下北へ戻ってってなると

面倒だって思ったから

最後まで大間に帰れないか考えたんだけど

どうしても船の時間がね、

 

なので夜の便で青森へ行って

そこから2時間かけて恐山まで行くことにした。

 

恐山は他の観光地とは違って朝早くからやっているから

6時に開く

だから3時半到着の船で出発すれば

丁度開いた時間くらいに入れるって思って

それに合わせて船乗ってきたって感じなんだ。

 

 

実際に行ってみた感じとしては

 

霊場って言われているし

名前は凄いけど

 

実際は俺自身は何も特に感じなかったかな

 

地面は火山の噴火口近くって感じで

感じとしては

秋田の玉川温泉に近いかな

 

本当に死が身近にあるって言う意味では

玉川温泉の方がもっと切羽詰まっている感は強く感じると思うが

 

こちらは既に世を去っている人が居る?

のかもしれないから

意味合いが全然違うんだろうが

 

供養をしているであろう人も結構いたので

理由のある人には

重要な地なんだろうね。

 

ここは温泉もあるんだけど

着替えとか持って入らないと入場した後に温泉があるので

入るのは無料だと思うんだけど

後から入るわけにいかないので

そこら辺準備して来ないとダメなんだな。

 

とにかく、朝の6時だっていうのに

当たり前に暑くて堪らないんだ。

 

あまり長居したくない感じなので

一通り見たら

次の地へ

 

一応この旅で

行こうと予定していた観光地は次が最後なんだけど

 

ここが終わるのが18時で

そのあとキャンプ場を探してあったのでそこへ向かって

そこで寝て

最終日はゆっくり走って家に帰る、

そういうプランで動いてはいた。

 

なので

下北半島を抜けて八戸へ

 

途中道の駅ごとに休んで

コンビニにも寄って

みたいな

 

疲れているのとあまり寝れていないのがあって

長い時間走ってはいられなかった。

 

だからと言って

クーラーの中でゆっくり寝て休息なんて物理的に出来ないわけで

とにかく進むしかない。

 

日本海側

八戸から岩手方面も

やっぱり地震津波もあったからなのかもしれないが

前にも書いたが

自動車専用道路がだいぶ整備されて

おかげでこちらとしては疲れる展開で

 

昔、宮古までは地震の前に車で来ているんだけど

そこから青森までを三陸側は走っていなかったので

ここを走破したいためにこのルートを選んだのもあったんだが

結局自動車専用道になっていて

景色とかそういう感じではなくなっていた。

 

なので次の目的地、龍泉洞までは

久慈から海沿いを止めて

内陸側の道で行くことにした。

 

少し時間はかかるけど

後ろにつかれる感じがしないので

走っていて楽だった。

 

途中そういえば

どこだったか・・・久慈かな

 

道の駅で名物を食べた

 

 

クルミの餅が入っている郷土料理で

なんとか汁って言ってたな。

美味しかった。

 

外に出ると奇抜な恰好の人に声をかけられて

写真を撮った。

缶バッチ貰ったな。

 

で、

 

最終の目的地だった

龍泉洞に着いたわけだけど

 

 

外は暑かった。

 

中はめちゃくちゃ涼しかったが

 

 

ここに来たかったのは

昔、たまたま見ていたブログの人が

こっちの方の人で

上でも書いたけど

前に行ったのが宮古の浄土ヶ浜までだったので

その先の久慈周辺が行けてなかった、

だからココは今回絶対に来ておきたかったんだ。

 

ブログで読んでいた人は

既にこの世を去られているんだけど

ここに来る前に久しぶりに覗いてみた。

元々が病気の内容のブログなので

あれからだいぶ経っているから

もう無くなってしまったかなって思ったけど

まだ残っていた、

 

特に交流したりしたわけではないんだけど

なんか妙に懐かしい気持ちになって

ふとこの地に来たことで

たまたま思い出した。

 

これで

今回予定していた旅はほぼ終わり。

 

あとは夜までにキャンプ場へ行けばいい、

そう思って

バイクを走らせた。

途中で風呂に入りたい、そう思って

温泉を探して

そこへ向かっている途中で

最大の試練がやってきた。

 

 

 

 

 

 


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持ち時間ほぼ24時間

2023-07-25 17:45:53 | 

贅沢な使い方といえば

そうなのかもしれないが

無駄な使い方といえばそうなのかもしれない。

 

北海道へ旅行に行こうとしたら

 

5日間あったら

飛行機で行って5日間道内を満喫するっていうのが

普通の旅かもしれない。

 

でも、俺は

行くのと帰るのに都合2日かかっても

中日の1日の北海道で満喫出来ればいいと

今回は思っていた。

 

フェリーで渡ってハセストで焼き鳥弁当を買って食べて

まぁ鶏じゃないんだけどね。

 

でもまぁやっぱり美味かったよ。

わざわざ来た甲斐があった。

 

それで満足だったけど

とにかく寝ておこうってことで

バイクを走らせること40分くらいか

 

道の駅しりうちのそばにある

農村公園

 

ここのキャンプ場で泊ることに

 

 

俺が行った時には既に一人テント張って寝ていた。

 

なるべく静かにテント張って

そのまま寝た、

かなり遅い時間だったので直ぐ寝れた。

 

朝になって外に出てみたら既に誰も居なかったが

 

北海道は結構キャンプ場とかは多いので

あまり寝る場所を見つけるのは苦労しないのかもしれない。

 

なので寝るのにはあまり苦労はしないとは思ったんだけど

逆に

函館周辺で安宿を見つけようとすると

苦労するのかも

ホテルは大手のいいホテルが多いので

料金はそれなりに高い、

朝食とかに力を入れていたりするので

それなりに値段も高くなる傾向かも

 

でもね、

ここで凄く気持ちよく朝を迎えられて

テントを片付けた時に

このテントを再び開くことなく家に帰るとは思いもしなかったんだよ・・・

 

で、

 

予定としては当初は松前の方へ行って

城跡でも観てこようかと思っていた。

 

でも、昨日のハセガワストアで満足してしまったのか

なんか

バイクで走るのが嫌になってしまったんだな。

 

わがままかもしれないが

ここまでで既に700キロ以上走っている計算になる。

 

当然帰りも同じ距離を走らないとならない。

そう考えると

この先の北海道を先に進むと

更に距離を走ることになるし

 

知っている人は分かると思うが

北海道は本州と違って距離感が全然違うから

1つ先へ進むってなると

本州とは比較にならないくらい走ることになるんだ。

 

日程に余裕があれば

ほぼ走らない日っていうのを作って

休むことで気持ちがリセットされて

また走ろうって思えるんだけど

流石にこのまま連続で更に先へ行くって言う感覚にはなれなかった。

 

あと、もう一つ

乗っている物の差っていうのも

絶対にある。

 

これはこの旅をして確実に感じたことだけど

ここ何年かで

大きく変わったことがある。

 

それは

地方の道路事情なんだけど

どこもみんな自動車専用道路っていうものが出来ている。

 

高速ではないから

125cc以上ならタダで入れるんだな。

勿論俺のバイクでも乗れる。

でも、

走ると制限70,もしくは80の道路で

俺のバイクの巡行が70くらいなんだ、

 

つまり、乗るとほぼ煽られる、もしくは後ろにつけられる状態で

走る続けることになる。

これが最大の疲れるポイントだね。

今回

メーターが壊れた状態で行っているので

ハッキリとはわからないが

ほぼほぼ巡行している俺を常に煽ってくるってことは

それ以上で走っているのは当たり前なわけだから

100くらいは出せるバイクで走っていないと

ほぼほぼ煽られるってことになるわけで

一般道なら別に横に寄せて抜かせればいいんだけど

自動車専用道路って中途半端で

二車線で抜かせる部分ってあまりないんだよね。

だから

抜かせるにも路肩に避けて抜かせないとならなくて

その辺が結構面倒

 

確かに時間は早く着けるって言う意味では快適なのかもしれないけど

そこを走れるスペックが足りてないもので走ると

かなり苦しいんだよね。

 

そんな感じで

これ以上先へ行くことは止めてしまった。

 

なので朝から函館方面へ引き返して

セイコーマートで軽く買い物して道の駅木古内でちょっとゆっくり、

 

函館の観光をすることに

 

とは言え

函館は過去に車で来た時も散々回ったから

 

車で来るといつ船に乗るかっていう部分で

悩むから結構時間は多くいる場合が多いんだよ。

 

まず行ったのは

いつも行っているけどあそこ

 

 

谷地頭温泉

 

函館っていうと

湯の川の方が有名だけど

やっぱりこれも数日前に寄った銀山温泉と同じで

湯の川温泉は宿がメインの温泉街で

日帰りの温泉が少ないところなんだよ。

 

谷地頭は市電の終点でもあって

車に乗ってなくても行けなくはない場所で

市営だったかな、だから値段も安い。

本格的な温泉なので

洗うものは置いてないので自分で買って揃えて行かないといけないスタイルだけど

鉄泉だったかな

出来ればタオルも買った方が良いと思う。

色が着いちゃう系の温泉だから

 

まさかこの温泉とバイクを一緒に写せるとはって感じなんだけど

 

中は相変わらずだったな。

ここに来るまで日焼けが凄くて

湯に浸かったら痛くて堪らなかった。

 

温泉を堪能したあとは

 

またここも流れで

 

 

ココは何となく俺自身が

思い出深い場所になっているというか

 

 

函館護国神社なんだけど

 

初めて来た時は

特に意味は無かった、

ただ単に函館山へ登ろうとして

駐車場に停めた時に隣に神社があるから

暇だから寄って行こうとか

そんな理由だったと思う。

 

何度目かに来た時に

どうしても

こっちに会いたい人が居て

その人と連絡がつくかどうか分からない状態で

ここまで来ていて

ここでお願いをしてから連絡したら

連絡が取れて札幌で会えたっていう

そんなところから

お礼を重ねて今に至るって感じかな

 

ここのフクロウの寄木のお守りを今でも持っているのもそういう縁からなんだけど

 

まぁでもね、

 

実際前回来た時に

ある程度の思いは果たしてここを離れたので

今回は特に何も思うところはないんだよね。

 

おみくじだけは引いておいたけど

普通に吉

目上の人の引き立てで良くなる

みたいなことが書かれていた気がするが

果たして

 

 

で、

まだ午前中だったので

市街へ降りて

朝市

 

 

イカはあがっていないと書いてあったから

無理して食べるべきではないんだが

やっぱり食べないで帰るのも違うと思って

 

うにとかカニとかいくらとかにいかないのは

高いからではなくて

別にあまり好きではないからなんで

普通にすし屋でも自分から注文しない。

 

ほぼ前回来た時と同じルーティーンになっていることに

途中で気が付いた。

 

でも仕方ない。

それがしたくて来たようなもんだ。

 

当然この後はホールに行った。

 

本当はココは予定じゃなかったんだけどね。

 

この時間を他の松前とかに行く観光に充てたかったんだけど

 

前回行った時と同じ店へ行った。

LINE登録してあったから

ちょいちょいデータは見ていたし

現状良くない感じなのも知っていた。

それでも行った。

 

まぁでもね、

救いというか

ノーマル機はそれなりに動いているし設置もされている。

出ているかと言えば

それはノーなのかもしれないが

 

東京の系列と一緒って感じなのかも

 

以前は東京よりもこっちの方が確実に上が

入っていると思えたけど

今は同じだな。

 

データは追えないものではなかったので

追ってしまったが

結局引けず

他の台でプラスになっている感じだったので

当たりはあるのかも。

 

東京の地元みたいに

既に設置が減って選べない状態ではないので

まだマシって感じだけど

全体的な出玉感が弱いのは否めない。

このままだとジリ貧だなっていうのは

強く感じた。

 

その思いを持ったまま俺は帰ることになった。

 

旅費はほぼ無くなり

ATMへ行くことになる。

 

俺に見えるのは厳しい現実だけなんだよね・・・

 

ホールを出ると

やっぱり暑かった。

 

日本中どこも変わらねー

暑いものは暑い

 

まぁ暑いのレベルは流石に違うけどさ

 

昼さがり、もう夕方に近かったが

まだ行けてないあそこへ

 

 

チャイチキ

 

チーズバーガーもいったな。

 

流石に腹いっぱいだった。

 

残念だけど

もう帰る時間が近づいている。

 

この時点ではまだ

青函フェリーで帰るか大間に渡るかを

最終では決めていなかった。

いや、正確には

ホールで打っている時までは、なんだけど・・・

 

展開的に勝って終われるようなことがあれば

まかり間違って

苫小牧まで走って長距離フェリーで大洗までってことも

ないことはなかった。

まぁ無かったんだが・・・

 

16時の最終の大間行きの便が出てしまった時点で

というか乗船手続きがあるだろうから14時くらいの時点で

もう無理だろうなって思ったけど

次の日の9時の便に乗るのは厳しいと思ったので

ほぼ夜の青函フェリーは確定だった。

 

なのでラッピを出た後

最終的にどう動くを悩んで

フラフラした。

 

 

五稜郭公園を彷徨った

 

 

ちなみにタワーには登ってない。

 

その後の予定との兼ね合いと

寝る場所の問題で

どう動くかを悩んでいたんだ。

 

残念だけど

この旅の試練はこの後に待っている

 

ここまではほとんど順調で

楽しかった、で終われる旅だったんだ。

 

 

結局

俺は23時30の青森行きの青函フェリーに乗る事にして

 

乗船手続きをして

最後にまたハセガワストアに行き

昨日に引き続き焼き鳥弁当を食べて

 

思い出いっぱい詰めて

本州へ帰ることに

 

 

 


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バイクで海を渡った

2023-07-25 15:50:56 | 

この旅の目的はほぼこの記事の中に詰まっていると言っても

過言ではない。

 

人からすればくだらない事かもしれないけど

俺自身は

この記事の内容のために今回動いていたと言って

間違いない。

 

道の駅あきた港で

ベンチに座って

この先のことを考えた時、

 

本当に実感した。

 

今夜、本当にフェリーに乗れる。

まぁ予約はしてないから

実際に行って確認取れてはいなかったけど

 

これで、いよいよ北海道にバイクで行けると

 

もう何年前か忘れたが

あの夏の暑い日

8/31だったと思う、

記事を振り返れば出てくるだろうが

完全に成り行きでオークションで

たまたま見かけた今のバイク

直して乗ればいいだろうと

軽く考えて落札して

取りに行ったが最後

書類ありと書いてあったその書類は

完全抹消で

 

相手は外国人みたいで

事情がわかっていないのか

故意でやっているのかはわからないが

絶望したあの時、

 

その時から

JR一駅分パンクしたバイクを押して帰り

途中で倒れたりしたが

何とか家に持ち帰り

フレームから買い直して

走れるようにして

完調になるまで数年を要した

俺の知識が無かったのもあるが

キャブの部品が足りないのに気が付くのに数年

 

あのバイクからすれば前オーナーが完全抹消していることからも

世から消えて欲しいと思っていたんだろう、

そんなバイクだからこそ

余生的な思いで俺も乗っていたが

 

そんなバイクで北海道へ渡るとは

夢にも、俺自身も思わなかった。

 

だからこそ

感慨深いものがあるわけで

 

途中、走れなくなったら

その時点で廃車して俺だけ帰るかもって

ある意味そこまで覚悟して今回来ているのもあった。

 

でも、

このあきた港まで来た時に

ほぼ北海道へ渡れるって思って

なんかジンときたのは確か

 

その数時間後

 

俺は青森港フェリーターミナルに居た。

 

 

ココも何年か前に来た。

 

前回は車は置いて行った。

フェリー代が高いからね。

 

前回は目的が2つあった。

スロで勝つこと

それと神社へ行くこと

 

その2つだけだったので

移動手段が必要とは思わなかった、

なのでフェリーで自分だけ移動するという方法を選んだ。

 

今回は向こう岸でバイクに乗ることが目的なので

バイクを運ばないとならない。

 

フェリーで北海道を目指す場合

何航路かあるんだけど

基本は大きく分けて2つ

長距離のフェリーに乗るか短距離のフェリーに乗るか、

 

で、

お金の面で言って基本長距離は無理。

それに

基本長距離のフェリーは時間がかかる。

まず1泊では着かない。

この場合の1泊というのは

夜出て朝着くという意味の1泊ね。

 

つまり、どこから出発してもほぼ1泊半以上はかかる。

要するに2日は取られるってことになる。

 

あとは客室を個室とかでも取らないと

俺的にはかなり厳しい、

 

そういう理由から初めから長距離フェリーという選択はなかった。

 

で、

元々この旅のプランを考えた時に

当初は昔よく使っていた、大間ー函館の航路を考えていた。

 

これが一番安くて乗っている時間が短い。

 

以前はそうだったんだ・・・

 

ところが、今回色々考えたんだが

ココがかなりのネックだった。

 

青森ー函館の航路は

2社が運営していて

津軽海峡フェリーと青函フェリーなんだけど

 

料金面で言うと

青函フェリーの方が安いんだよね。

それで

大間ー函館の航路は津軽海峡フェリーが運営をしていて

これが

料金が大間ー函館の料金と青函フェリーの青森ー函館とほぼ同じなのよ。

 

そう考えると

大間ー函館を使う意味って?

ってなってしまって

それでも

どうにか大間ー函館を使えないかと考えたんだけど

今度は時刻表の問題で

 

フェリーに乗るのは出来れば夜が良いんだよね。

結局、俺自身がバイクで動けない時間、動きたくない時間に

フェリーでの移動をすれば

その間距離を稼げるって思うので

 

昼間に乗るってなるとその時間をわざわざ作らないとならないので

行程が遅れることになるから

 

で、

ここのスケジュールを最後までパズルを組むみたいに考えたんだけど

最終的にいい方法が見つからず

断念して

行き帰り青函フェリーを使うことにした。

 

 

 

あまり詳しくはないけど

津軽海峡フェリーはどっちかと言うと一般客向け

青函フェリーはどっちかと言うと業者向けって感じなんだろうな

基本トラックの輸送の方でやっている感じはする。

だからバイクもそんなに多くは積めないって感じで

受付に行ったら、まず積めるか分からないって言われた。

 

そんなことあるの?って思ったけど

長さを測ったり

スペースもあんまりないんだね。

 

とりあえず積めるってことになって

20時半の便で函館へ

 

 

船内も船によってかなり違う。

勿論2等でしか取ってないから雑魚寝一択だけど

 

この日はそれほどここでの時間は重要ではなかったから

寝れても寝れなくてもさほど問題ではなかったんだけど

それでも椅子に座ってジッとしているのもなんだったので

3階の雑魚寝で寝て過ごした。

 

忘れていたが

バイクは入船が一番なんだ。

積み込むのが一番最初で降りるのは一番最後

なので

最初船内に入ると誰も居ない状態なので

場所取りは楽、それに入ってすぐシャワーを浴びてみた。

以前に乗った時使わなかったので

どんな感じか使ってみたかったというのもあって、

しかし、備え付けに洗うものがないので

シャンプーとか石鹸はないと

ただ流すしか出来ない。

事前に準備して行かなかったのは失敗だった。

 

で、

 

1時近かったな、函館に降りたのは

 

行き先は決まっていた。

寝るつもりだったので

松前方面へ

 

深夜だったからというのもあったけど

第一印象は寒い。だった。

 

これのせいで予定をやっぱり大幅に変更することになるんだけど

 

とりあえず、寄るところ

 

コンビニ

 

このために来たんだよ。

 

まるで忘れものを取りにきたような

 

 

ハセガワストアの焼き鳥弁当

 

以前来た時に食べ忘れた。

 

多分初めて函館に来た時に何の気なしに入って買ったのは

覚えているんだが

この弁当を買ったのかどうかまでは

覚えていないんだ。

 

なんか美味いもの売っているコンビニだなっていう

記憶はあるんだけど

勿論セコマじゃなくて函館限定のだったていうのは

覚えていたんだけど

ハッキリコレ、とは覚えていなかったんだ。

 

だから今度こそ確実にコレを食べに来たんだ。

 

 

真っ暗な道の端で

波音が聞こえるところで

 

一人で食べたけど

 

美味かった。

これを食べたくてここまで来たんだ。

 

この旅の目的はこれでほぼ果たされた。

 

 

 

 

 


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青森を目指していた。その先に見えたもの

2023-07-25 14:52:12 | 

なかなか寝付けなかったんだ。

ほぼ24時間以上起きている筈だから

相当眠かったのに

 

山の上で誰もいない筈なんだけど

たまに車が通って

更に見回りに来ているのか

他のキャンプ客なのか

 

でも、実際に人が居たのかはわからないんだけど

起きたら夜に見た景色と何も変わっていなかったから

よくわからないけど

 

ただ、

俺が泊ったのがたまたま利用する人が少ない日だったから

こういう感じだったのかもなと

今となっては思うけど

週末だと100人上限で一杯まで来るとか書いてあったから

そうなったら相当なことになりそうだなって思う。

 

で、

この日の予定はとりあえず青森まで走ってフェリーに乗る。

そこまでは予定になっていて

タイムスケジュール的には全然可能な時間だと思えた、

当初は2時のフェリーを予定していたんだけど

順調にナビ通りで行ければ恐らく夕方には着くかもなとは思えた。

 

一応この日は観光地巡りもあったので

目的地を目指して

3時間ごとに観光地を巡るって感じでペース配分もしっかりできると思っていた。

 

で、

 

まず向かったのはコインランドリー

 

確か山形辺りで行ったと思うが

前日しっかり土砂降りを食らい

既に洗濯物だらけ

車泊と違い好きなだけ着替えを積んでいるわけではないので

すぐ洗濯しないと足りない。

 

普段コインランドリーに行かない俺は

勝手が分からない。

洗濯機のタイプで料金が違うこともよく分かってなくて

小型が一番安いのに中型に入れて

少量だから少し安かったけど

それでもちょっと無駄にした、

それと同時に靴も洗うことに

 

段取りがよくないけど

しょうがないから

洗濯終わるまで次の行程を考えながら過ごすことに

 

昔、使った時は洗剤とかも別で買った気がするが

今は全部セットになっているんだね、

ただ洗濯物さえ入れれば

後は勝手に洗剤も柔軟剤も入れてくれるのは便利だ。

 

綺麗になった洋服をしまって再出発

今日最初の目的地へ

 

 

行こうと前から思っていたんだが

なかなか

チャンスがなくて行けなかった地

 

山形、銀山温泉

 

実際、温泉には入っていない。

そういう目的でもなかったかな・・

 

俺も数多くの温泉地には行ったけど

この温泉はどちらかと言うと宿が主体の温泉地なので

日帰りの人向きじゃないんだよね。

それを知っていたから

近くには何度も行ってはいるんだけど

行かなかったんだと思う。

 

 

時間が早かったのもあって

足湯も掃除中で

本当に一通り歩いて見てお終いだった。

 

グループとかカップルとかで温泉宿に泊ってっていう

タイプの温泉街だね。

 

まず、日帰りの人は駐車場から歩くし

 

ロケーションはいいから

見合った人が行けばヒットするとは思った。

残念ながら俺には合わないので

自分自身のスペックが変わったらまた来るかもな

 

で、

 

次に目指すのは秋田

 

まだこの頃は元気だったなぁ

 

その後すぐにまた試練がやってくるんだが・・・

 

前日、流石にあれだけ降られたから

今日はもう降らないだろうって思っていたんだけど

 

甘かった。

 

夕立なら夕方に降るのが普通だが

そんなものはお構いなし

 

まだ昼、

また前日と同じように

急に黒い雲が流れてきて

大粒の雨が降ってきた。

 

洗濯したばっかりなのに

 

急いで雨用の装備に変えて

雨宿り出来るところを探す、

 

近くのイオンに入り

とりあえず小降りになるまで待機

 

やっぱり時間は予定通りに行かない。

 

小一時間でようやく小降りになり

出発することに

 

止んだら止んだで今度は暑いし

しょうがないけど

 

で、

 

秋田を目指していた目的は

 

やっぱりコレ

 

佐原商店にあったうどんそば自販機

 

まぁ前に来ているから

久しぶりに食いに来たって感じか

 

道の駅あきた港

セリオンタワー

 

 

ここのは

再訪したくなるレベルなんだな。

 

まぁ俺の記事を振り返ればわかるけど

何度も行っているところは

それなりにクオリティーが高いということです。

 

一回行ったきりになっているところは

それなりってことですね。

 

だからってそりゃ自販機うどん、そばなんでね

過度の期待は禁物ですが

 

 


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世の中は便利になり俺は家に戻る

2023-07-25 12:41:44 | 

またここでこれを書いている。

 

今回は流石に帰って来れないかと思った。

 

大体俺が旅に出ると楽しかった半分、苦しかったの方が

実際のところ多いんだけど

 

あらゆる限りの試練が待っていた。

 

 

終わってしまえば

なんてことない5日間が過ぎたのかもしれないが

 

そもそもの

今回の旅に行った動機は

 

日常に行き詰っていたからっていうのが大きい。

 

淡い期待を持って帰ってはきたものの

リニューアルしたあの店は

ただAT機が増えただけという

俺の予想をはるかに上回る違う方向へ行っているのを見ても

もう無理なんだなと

今日悟ったわ。

 

とにかく全てを順序で書いていこうと思うので

 

単純に5日休みがあるのに

稼働もせず

何もしないで部屋に籠っているのは嫌だと思ったから

少しでも何かを変える意味で

旅を計画した。

 

しかし、この前までのスロの負け方が半端じゃないので

旅に使う資金はない。

 

ましてやただ単に暑い夏なので

車中泊も厳しい、そして

更に厳しいのが年々上がるガソリン代

 

そこで

一回はやってみたいと考えていた、

バイクでの旅、更に北海道

 

ただ単に北海道をバイクで走りたかった。

それだけの理由なんだと思う。

 

だから、

別に道央とか道東とか

決まったあそこに行きたいとか走りたいとかっていう思いはあまりなかった。

 

ただ、プロセスとして北海道へ行きたかった。

まぁ今年これで行けば3回目になるんだけどね・・・

 

どちらかと言うと

北海道を走りたいというか

函館に行きたい、という思いの方が強かったんだな。

 

前にも書いたかもしれないが

北海道は大きいから

同じ北海道でも行きやすい場所と行き辛い場所っていうのが存在する。

 

札幌周辺っていうのは

大手航空会社からLCCまで頻繁に飛んでいるので

気軽に日帰りできるレベルで

実際5月には日帰りでエスコンで行ったばかりなわけで

 

ただ、道東や道北道南って言う部分は

札幌周辺に比べて行きやすいかといえば

決してそうとも言えなくて

 

お金を出せば行けるのは勿論だけど

札幌と比べればかなり割高になってしまうので

なかなか行く機会に恵まれないっていうのが実情、

 

故に

数年、間が空くと又行きたくなる感じなんだな。

 

東京の暑さにうんざりしてるのも確かだし

だから当然西の方へ旅に行きたいとはほとんど思わないんだな。

 

 

で、

あえて不安しかないボロバイクのSXで

北海道を目指すことにしたんだが

 

今回はなるべく泊まることにお金をかけないという

コンセプトを最初に決めていた、というか

そういう方向で考えていた。

 

そんな中、俺が行くことを決めた大きなキーワードは

無料キャンプ場、だった。

 

要するに野宿なわけだけど

車中泊はある程度しているので

どこら辺で出来るとかっていうのは

何となく把握しているが

キャンプに関してはどこで出来るのか、またはして良いものなのか

それがわからなかった。

 

まぁ最悪当日でもネットで予約してホテルに泊まることも

快活クラブに入るのもアリではあるが

出来るだけその手を使わないで行こうと考えていた。

 

なので

最初の計画を作る段階が実は一番大変で

 

どのくらいの想定でどの辺に着くっていうプランが

イマイチハッキリしないのが

難しかった。

 

まぁ大体何時間でどのくらい走れるっていうのは分かってはいるんだが

その通りに進むとは到底思えなかったからね。

 

実際

最初から最後まで

トラブルが出まくって

計画なんて合ってないような感じだったし。

 

 

 

前段が長くなったが

 

仕事から帰って10時くらいだったかな、

事前準備はスクーターに付いていたデカいケースと

SXに元付いていた小さめのケースを入れ替えただけだった。

ケースに収まるくらいの着替えと工具

収まらないテントとかマットシェラフはロープでくくりつけて

出発

 

まず、この日に目指したのは福島

 

だいたい、車泊の時でもそうだけど

勿論、今回も高速に乗るつもりは0

なので下で北海道へ行く場合

途中で一泊はほぼ確定

 

朝から晩まで走り通せば1日で東京青森を走れなくはないが

かなり厳しい行程になるのは間違いないし

そもそも今回の俺は

仕事が終わってからのスタートなので

寝てない状況での出発なのでそれは無理

 

なので初めから目指していたのは福島

 

初めは楽勝だと思っていたよ。

暑いとは思っていたけど

新4国で宇都宮まで出て

道の駅矢板で蕎麦食べて

 

もうすぐキャンプ場だ、と思ったその時だった。

 

もくもくと湧いてきた雲

あっという間に空は真っ暗になり

 

一旦道沿いの木の下に入り

自販機でジュースを買って雨宿り

 

そこで気が付いた。

 

2つの問題

 

 

 

 

今回いくつか問題が起きたんだけど

 

そのどれもが

何故かはわからないんだが

その一瞬手前でおかしな感覚になるんだな。

 

アレ?壊れてない・・

ていう

予感みたいなもの

 

変なイメージが頭に沸くというか

 

そしてそれがすぐ現実に起こるというか

 

 

ココで起こったトラブル

 

最初にして最大のトラブル、だとこの時は思った。

 

メーターが動いていない。

 

多分ケーブルが切れた。

 

まだスタートして100キロちょっと

あと1300キロは残っている。

 

この先メーターなしで走るのか?

警察に捕まれば整備不良で点数も反則金もある。

 

正直、悩んだ。

ここで引き返すのか・・・

 

まだ100キロしか走ってないのに

 

そしてもう一つのトラブルはナンバーの留めているネジが1本飛んでいた。

 

これも

よく2本とも飛ばなかった、

2本飛んでいたら途中でナンバーが取れて無くなっていただろう、

そうなれば

その時点で旅終了だったはず。

 

この程度ならまだ行ける。

そう思えたから

 

近くのホームセンターを探して向かった、

 

ホームセンターにネジは売っていたので

それでナンバーは修理完了

 

しかし、店に居る間に雨は土砂降りになり

バイクに乗るのに折り畳み傘を買う羽目に

 

今の時代は

本当に便利だから旅に行く時に特に何かを

揃えなくても何とかなる、

欲しくなったら現地で手に入るからね。

 

でも、メーターケーブルは調べても直ぐには買えない。

部品番号が分かれば

注文して買えるけど

どこへ送ってもらえばって言う話もあるし

そもそも車輪側はすぐ外せるけどメーター側が外すのが面倒で

あまり出先ではやりたくない作業かな

 

なので家でキッチリ直すという考えで

スピードに関しては

ずっとスマホのナビ入れていればGPSの簡易だけど

スピード表示されるので

それを目安で走ればそれほど問題なかった、

 

一番の問題は走行距離がわからないので

ガソリンの残量がわからないこと、

これに関してはマメに給油するしかないってことで

 

先へ進むことに

 

土砂降りの雨の中

どうにか走り切って

山の上の方へ上がってきたら雨は小降りになって助かった。

 

あだたら

 

滑りには来た事あるが

キャンプで来ると

またちょっと印象が違う。

 

初めにスカイピアあだたらっていう

温泉施設に行って

温まって

そのあとあだたら高原野営地へ

 

 

市営みたいなので

ネットから

利用登録みたいなのをすれば無料で使える。

 

この日はほとんど人が居なくて

俺以外にもう一人バイクの人が居ただけだった。

 

暑いってことはなく

むしろ冷えるくらいで

朝にはシェラフしっかり使っていた。

 

 


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