底が浅いってことなんだろ

相当な追い詰められ方になっています。

ただ、

こういう状況は正直過去にも何度もあったことなんでね。

常にその度に
再びこんな日が来ないようにと
策を練ったりはしたもんなんだ。

まぁ
どうにもならないことに変わりはないんだけど


俺が自殺すると言っているわけではないけど

人が自殺へ向かう気持ちの持ちよう、っていうのは
理解できる。

追い詰められる思考っていうのが
そういう方向へ向かうのは間違いないわけで

対案、代案
そういうものがない人ほど
追い詰められ度というのが強くなるわけで

でもなぁ

俺自身は
正直未練度って言う意味では
何に対しても未練を残さないような生き方をしているんでね。

これは良いとか悪いとかは
判断できない考え方なんだよね。

そうなると
生き方とか
宗教観みたいな話になってくるからねぇ

その昔、大学に行ったことで学んだ
古代仏教

その理論

輪廻転生を断ち切ることが極楽浄土へ向かうという考え方

今の巷にある仏教の考え方の全くの逆の思想

某、政治団体とくっついている宗教とかも
そうだけど
今の徳は来世で生きる
みたいな言い方をしていると思ったけど

来世があるっていう事態が
既に古代仏教では
まだ輪廻が続くという残念な考えになるわけで

涅槃とは次に繋がらないこと

この世の修業はこれにて終わり

そうなるためにはこの世の未練は全て終わらせることが
良しとすると
俺は解釈したけど

つまり
まだこの世にやり足りないことがあるから
次の生まれ変わりが起こる、って話だから

やる事をやり尽くしたら
次はないっていうのが理想な訳で

現状の自分からすれば
そんなにやり足りないってことは
特にない生き方をしているからなぁ

やれることはやり切って終わるように
なるべく心がけているからね。

だからそれが終われば終わり、
そういう感覚しかないんだよなぁ

現状の世の中に不満は沢山ある、
でも、
それを変えるだけの色々は
なぁ

結局
俺自身が環境に委ねられたこと
生まれてから
ここにくるまでに出会ったことに左右されているだけで

それによって
右往左往しただけに過ぎないわけでね。

まぁ例えばだけど
小さな島に生まれたら
漁業をすることになっていたかもしれないし

今やっている様々なことは
たまたまその環境に居たから出会ったってことに
過ぎないわけで

でもまぁ

自分自身でも
やっぱり昔の自分とは変化しているということを
実感せざるを得ないのは確かで

年月を経て得たもの、
慣れ親しんだものを全部無くして
０から新たなものを作るってことは
１０年前なら可能だったけど
今にやれと言われても
流石になかなかハイとは言えないもんなんだな。

それは間違いなく老いたんだと思う。

ま、それは逆を言えば
充分幸せだったんだな。


考えても無駄なんで
俺は予定をただ進んで行くだけなんだろう

それで本当に立ちいかなくなれば
残念な終わりに向かうだけだけど
そうならなければ
まだまだこの幸せが続いていくってことなんだろ