6月21日(月)夏至、天気も良く風も無く花の安達太良山をめざす
今日は夏至、日の出から1時間過ぎても自宅付近から見る安達太良山は赤く染まる
奥岳登山口(6:10)から30分、スキー場から離れ登山コースに入る
朝日に眩い 紅花タニウツギ、 淡紅色が輝くように登山者を迎える
サラサドウタン(更紗灯台)ことしは花付が良く、釣鐘状の淡紅色の立すじが青空に映える
ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)別名アズマツリガネツツジ、葉の裏が緑白色なので裏白とよぶ
サラサドウタンが出迎えた五葉松平、乳首山が見え登山路も緩やかに歩きやすい
薬師岳から望む、新緑の安達太良山
乳首の姿が一段と艶やかに映る薬師岳
イソツツジ、円形に多数の花を集めて咲く姿は愛らしい
ツマトリソウ(端取草)、蕾の時や開花の時の花弁の先が薄紅く つまどられる
ナナカマド、白い蕾が揃い開花まじか、花が咲き終わると赤く熟した果実が雪に埋もれるまで残る
ゴゼンタチバナ(御前橘)、花のあと赤く熟した果実を付ける、葉が6枚になると花を付ける
ガクウラジロヨウラク、花冠はつぼ状で先が浅く裂ける、ガク片は長くウラジロヨウラクと区別される
山頂近く峰の辻分岐点から、北側の鉄山(右端)奥に吾妻の連山を望む
山頂直下の岩が2月13日の地震で、少し崩れた感じがするのだが??
2月13日夜の地震で山頂の碑は倒れ、屋根なし祠が晴天に眩ゆそう??
船明神山の雲間から、会津磐梯山が雄姿を現す
北塩原村と喜多方市境の高曽根山(中央)と奥に残雪の残る飯豊連峰
振り返ると、安達太良山がバランス良く見える牛の背を北に向かう
船明神山(左)と障子ケ岩の窪地から、姿を覗かせた会津磐梯山
矢筈森分岐点から少し船明神山に下ると、鉄山の左奥に避難小屋が姿を現す!
イワカガミ(岩鏡)、砂礫地を薄っすらとピンク色に染め上げ花が咲き競う姿は壮観である
オノエラン(尾上蘭)、山の尾根に咲く蘭と言う意味で名付けられた
峰の辻分岐点から、円錐形の篭山と奥は阿武隈山地を望む
2月13日の地震の痕跡は未だないが、東日本大震災から半年後に中央の斜面が崩れ落ちた
高台から見下ろしたくろがね小屋、昼前なので人影は見えない
くろがね小屋にある楽しい落書きボード、エ~~(カレー7杯食べました)???
くろがね小屋付近に咲いていたタニウツギ、花言葉は「豊かで美しい」
見返り坂から、くろがね小屋に別れを告げ、湯樋に沿って馬車道を奥岳に下る
渇いた喉を金名水で潤す、ふと見上げると数年に一度しか咲かないコバイケイソウが微笑む
勢至平分岐点、サラサドウタンの花道が延々と続く
タニウツギの奥に、静かに鎮座する勢至塔
ピンクや赤系が多いサラサドウタン、このように白色の花を見せるのも楽しい
ギンリョウソウ(銀竜草)別名は、薄暗いところに密かに佇むのでユウレイタケ
馬車道をノンビリと下り、昼下がりの奥岳登山口に無事到着しました(13:10)
お わ り