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日刊ゲンダイの記事【山尾氏挑んだ論争に答えられず “勉強不足”安倍首相の姑息】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223851)。
《やはり安倍首相は憲法の基本も分かっていないんじゃないか。…山尾氏は「…2項をそのまま残すのでは、合憲・違憲の議論の余地はなくならないのではないか」と質問。…「私は内閣総理大臣として(答弁席に)立っている。自民党総裁として憲法改正議論に一石を投じたが、(憲法に自衛隊を)どのように書きこんでいくかは自民党で議論がなされている」とはぐらかしたのだ。重ねて聞かれても、最後まで自分の考えは開陳しなかった》。
はぁ? アベ様…? もしかしてカラッポ? 《安倍首相は自衛隊を憲法に書き込んでも『何も変わらない』と言いますが、それなら憲法改正する必要もない。言っていることが矛盾だらけ》(金子勝さん)。そもそも、立憲主義を理解できていない。
『●宮崎駿監督は「憲法解釈を変えた偉大な男として
歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ」と批判』
『●「公平にしないと国民投票は成り立たないもの」…
「公平・公正」、自公お維キトに最もほど遠い言葉』
『●アベ様は、「政治への強い志も知の蓄積の
気配すらも見られなかった」(青木理さん)…原点回帰な9条壊憲』
『●押付られたと嘯き壊憲するくせに、「在日米軍特権」など
「忠犬になるしかこの国に生きる道はないのか」?』
『●壊憲「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」、
そして、緊急事態条項を絶対に許してはダメ』
『●「自民党の補完勢力」「自民党の2軍」癒党が野党を破壊し、
与党自公の壊憲・緊急事態条項を推進…』
『●「改憲自体が目的…首相・安倍晋三が
改憲を断行したという記念碑的目標」…《愚劣なことだ》』
『●「我が軍」的自衛隊の「違憲」状態を「合憲」へと改めず、
憲法を「壊憲」して「違憲」を解消する!?』
「ヤケクソ? 言ってることが支離滅裂。「我が軍」を、9条、および、
その第2項とどう整合性をとるのか?? 戦争法の強行採決では
多くの憲法学者が反対していたのですが、そして、共謀罪もしかり。
憲法9条の壊憲に対して《自衛隊について…憲法学者の7、8割が違憲》
と言ってるので、9条を壊憲…一体どんな論理? 普通、「違憲」な
ことの方(=「我が軍」的自衛隊の存在)をまずは
《そういう状況を変えていく》、何とかするのが先じゃないのかね。
「違憲」な状況を「合憲」にする努力をせずに、憲法の方を「壊憲」するって、
何なんだ? おまけに、共産党に責任転嫁するハチャメチャぶり」
『●枝野幸男代表「安倍さんの趣味ではないか」、
室井佑月さん「個人の趣味で改憲したくて、個人の趣味で…」』
『●壊憲して違憲を解消したいアベ様へ…
「残念な現実を憲法の理想に近づけたいものです」(桐山桂一さん)』
《憲法改正がライフワークというのなら、堂々と論戦に応じればいいのに、やり口が姑息だ》…一次が万事、あまりに無責任で、不誠実で、姑息で、卑屈。アベ様の大好きな肝心の壊憲に於いても。《憲法改正の議論が国会で煮詰まらなくても、数の力で年内に発議まで持ち込みそうで心配です」(…金子勝氏…)》。これまでのやり口を見ていれば、壊憲のためなら何でもやります、アベ様は。
『●「核兵器という大きな問題から、逃げ隠れしている
安倍首相の態度は実に卑怯極まりない…子供じみた政権」』
『●「安倍ちゃん…○○の象徴じゃない?…
あれぐらいのさ、■■な人じゃないと、多分あんなことやれない…」』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223851】
山尾氏挑んだ論争に答えられず “勉強不足”安倍首相の姑息
2018年2月23日
(知識では山尾志桜里議員にかなわず(C)日刊ゲンダイ)
やはり安倍首相は憲法の基本も分かっていないんじゃないか。
22日の衆院予算委員会は、立憲民主党の山尾志桜里議員が質問に立ち、注目を集めた。昨年10月の衆院選以降、初めて予算委に登板し、安倍首相に憲法論争を挑んだのだ。
安倍首相はかねて「自衛隊についての違憲論争に終止符を打つ」と言って、憲法9条の1項、2項を残した上で自衛隊について書き込んだ3項を加える改憲案を主張している。山尾氏は「違憲の議論は常に、自衛権の行使が9条2項に違反するのではないかという関係で言われてきた。2項をそのまま残すのでは、合憲・違憲の議論の余地はなくならないのではないか」と質問。
すると安倍首相は、直前に山尾氏が質問した待機児童問題について長々と話し出し、ようやく憲法問題に答えるかと思ったら、「私は内閣総理大臣として(答弁席に)立っている。自民党総裁として憲法改正議論に一石を投じたが、(憲法に自衛隊を)どのように書きこんでいくかは自民党で議論がなされている」とはぐらかしたのだ。重ねて聞かれても、最後まで自分の考えは開陳しなかった。
自民党総裁と内閣総理大臣の立場を都合よく使い分けるのは安倍首相の常套手段だが、自分が言い出しっぺの改憲案について質問されたのに、正面から答えないのは不誠実だ。山尾氏も「一石を投じた責任者としてあまりに無責任」と呆れていた。
■憲法学の大家も知らず、発言は矛盾だらけ
まぁ、憲法学の大家である芦部信喜を知らなかったくらいだから、山尾氏とまともに議論するだけの知識も持っていないのだろうが、年内発議に向けて早く党内を取りまとめるようお尻を叩いておきながら、改憲について質問されると「国会でお決めになること」と言って逃げる。憲法改正がライフワークというのなら、堂々と論戦に応じればいいのに、やり口が姑息だ。
「安倍首相は自衛隊を憲法に書き込んでも『何も変わらない』
と言いますが、それなら憲法改正する必要もない。言っていることが
矛盾だらけです。とにかく在任中に自分の手で憲法改正を成し遂げたい
という野望だけで、憲法の本質を理解する気もないのでしょう。
ただ、この政権は、たとえ論理がメチャクチャでもやると決めたら強行する。
安保法や共謀罪、いま問題になっている裁量労働制の拡大などもそうです。
憲法改正の議論が国会で煮詰まらなくても、数の力で年内に発議まで
持ち込みそうで心配です」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)
生煮えで改憲発議なんて、もってのほか。安倍首相の場合、まずは憲法のお勉強からだ。
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