東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018071302000135.html)。
《あまたある漢字を部首ごとに分ければ、「最大派閥」はさんずいの「水」部だそうだ。常用漢字のおよそ5%を占めるという。清濁、濃淡、深浅…。人の営みを表すのに欠かせないような文字が多い》。
水は、命の「源」。ブログ主が思い出したサンズイは浄水の「浄」。上水道のための浄水。水道私企業化という売国行為。水や水へのアクセスという基本的人権やコモンズを売りとばす金の亡者・亡国者達。
『●水ビジネスは住民を幸せにするのか?』
『●今度はID?』
『●『ウォーター・マネー/「水資源大国」日本の逆襲』読了(3/5)』
『●『月刊 自然と人間2007年10月号』読了』
『●Blue Goldをめぐる水商売: コモンズとしての水と新自由主義』
『●『ブルー・ゴールド』映画化!!(1/2)』
『●ブルーゴールド: 民営化される水道の水源までもが買収される・・・』
「「水」や「水へのアクセス」を単なる商品・単なる権利として考えていいのか?
コモンズであるべき、基本的人権であるべきではないのか?
いろいろ難のあるMr.Yen氏ではあるが、この発言には賛成:
「先ず何を規制緩和すべきかを考える。何でも民営化すると
耐震強度偽造問題のようなことが起こる……』(榊原英資慶大教授・
元財務官)」
『●「森友劇場に現を抜かす間にも…天下の悪法
と言っても過言ではない様々な法律の審議が着々と進んでいる」』
《日本中が森友劇場に現を抜かす間にも、国会では共謀罪はもとより、
種子法の廃止法案、水道民営化法案、家庭教育支援法案、
親子断絶防止法案、医療ビッグデータ法案、放射線防護基準緩和法案など、
天下の悪法と言っても過言ではない様々な法律の審議が着々と進んでいる》
『●世界の潮流に周回遅れで水道私企業化の亡国…
「15年までに再公営化を決断した自治体は世界で180」』
《よほど「カジノ延長」と呼ばれたくないのか。安倍政権がまたトンデモ法案を
出してきた。水道法改正案がきのう(27日)、衆院厚労委で審議入りした
…麻生副総理は2013年4月、米シンクタンク・CSISの講演で、
「日本の水道はすべて民営化する」と国際公約》
『●構造調整という名の奈落: 「エコノミック・ヒットマン…
巨額の貸付金によって途上国を債務漬けにし…」』
そして、西日本大豪雨の前後・最中、アベ様らは何をしていて、国会で何をしていたでしょうか?
『●西日本大豪雨…「国民の生命と財産を守るって、
口だけじゃないか」「博打の議論なんてやっている場合か」』
《水の恐ろしさを新たに刻まなければならないだろう。「治」という字に、水を治める困難も思う》。「政」により国を「治」めることも出来ず、破壊してばかりの愛僕者。悪政の限りを尽くす愛僕者と亡国者な取り巻き連中。
『●アベ様の「ダーティな政治手法」スクープ:
「もはや地元の安倍事務所が勝手にやったではすまされない」』
『●政治家失格な…アベ様の「ダーティな政治手法」
「ダーティな本質」についての山岡俊介さんのスクープ』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018071302000135.html】
【コラム】
筆洗
2018年7月13日
あまたある漢字を部首ごとに分ければ、「最大派閥」はさんずいの「水」部だそうだ。常用漢字のおよそ5%を占めるという。清濁、濃淡、深浅…。人の営みを表すのに欠かせないような文字が多い▼中国に大河があり、日本は海に囲まれ、四季もはっきりしている。水に関係する文字が多いのは水との縁の強さゆえのようだ(阿辻哲次著『部首のはなし2』)▼氾、濫、洪、浸、渇、溺、潰、渦、涙…。災害に通じる「さんずい」はきりがないほどある。良い意味の字よりも多い。それぞれが気候風土を深く刻み込んでいる。そう思わされるのは、文字の意味するところが、次々と現実になって、人を苦しめ続けているからだ▼西日本豪雨は大雨特別警報が出て一週間となる。被害の拡大が止まらない。警察庁は死者が二百人に上ったと発表した。安否不明の人はまだ多く、いまだに土砂崩れの恐れもあるという▼断水が続き、厳しい暑さに苦しむ避難者がいる。ライフライン復旧が遅れている地域は多い。復旧、捜索活動も善意のボランティアの活動もこの暑さで難しさを増している▼白川静博士によれば「災」の上部の三本の線は、ふさがれた水の流れという。かつては<やはり水害が決定的なものであった>(『文字遊心』)。水の恐ろしさを新たに刻まなければならないだろう。「治」という字に、水を治める困難も思う。
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