「人生を半分あきらめて生きる」 諸富祥彦(著)
<Amazon 内容より>
「ふつうの幸せ」が難しい時代だ。
憧れの仕事、理想の結婚、
豊かな老後…そんな選択ができる人はごく少数。
日本は、個人の努力とは無関係に、
就職できない人、結婚できない人、
孤独のまま死んでいく人がますます増える社会になる。
そこでは「人並みになれない自分」に焦り苦しむより、
人生を半分あきらめながら生きることが、
心の奥深く満たされて生きる第一歩となる。
自分ではどうにもならない現実に抗わず、
今できることに集中する。
前に向かうエネルギーはそこから湧いてくる―。
臨床経験豊富な心理カウンセラーによる逆説的人生論。
<目次>
第1章 「縮小社会」を生き抜くための「半分あきらめる力」
第2章 「あきらめる」ことができると、人は、初めて安心できる
第3章 「あきらめる」とは、ものごとを「明らかに見る」こと
第4章 「自分は、あした、死ぬかもしれない」と、あきらめる
第5章 「理想の自分になる」ことを、あきらめる
第6章 「子育ては、なるようにしか、ならない」と、あきらめる
第7章 「理想の結婚や、恋愛はできない」と、あきらめる
第8章 「自分は、孤独死するかもしれない」と、あきらめる
第9章 「うつで苦しむのは仕方がない」と、あきらめる
第10章 「さわやかに、あきらめて生きる」ための「9つのライフレッスン」
第11章 人生を9割あきらめても、残り1割をあえて本気で生きる
<感想>
先日、BOOK OFFへ行ったら、2012年発刊の諸富本が210円になっていた。
108円でもなく410円でもない新しい価格!と思いながら買って読んでみた。
「諦め」「ものさし」は、ひろさちや本でも何度も出てきたなぁ~。
エリザベス・キューブラー・ロス、フランクル・・・。
いろいろと読んでいたから目新しい説はなかったけれど、
復習しているような気分でスラスラ読めた。