Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

ACE Kids Academy開設への道を顧みて

2014年12月25日 | お知らせ
ACE Kids Academy開設への道を顧みて

皆様のご清栄をお慶び致します。

さて、岡村ゼミナール(株)が、43年間の学習塾事業を経て、来年2015年:平成27年の3~4月より、珠算・習字・英会話講座を併設できる運びになったことにつき、大きな意義と慶びを感じます。

時代は、少子化高齢化:人口減少が進展し、子ども対象の学習塾の運営環境が厳しくなっていることにつきましては、今更言うまでもありません。

しかし、その時代環境の厳しさを冷静に見つめながら、環境に応じた事業革新・再編成を企画し実施するのは、いつの時代においても企業人に欠かせない重要な心がけです。

ところで、私どもに於きましては、塾を創設した40年余り以前の当初より、塾生の小学生時代においては算数計算の出来具合の良し悪しが、他方、塾生の中学生時代においては英語力の良し悪しが、学業成績の良し悪し全般に大きく影響を与えていることを痛切に感じ続けてきました。

そこで、40年前より、塾生の計算力を強化する良い手立てはないものかと考え、試行錯誤を重ねてきました。同時に、英語力の増進において重要な手法をも模索して参りました。

計算力の向上面では、珠算学習が効果的だということは直ぐに分かりました。

ところが、珠算業界の閉鎖的な古い体質が、40年間も私ども学習塾業界からの新規参入を阻み続けてきました。

ところが、その長期間に、他業種との間での競業や切磋琢磨を強く拒んできた珠算業界自体が老齢化し疲弊して参りました。

この古い体質は、今日でもいささかも変わりませんが、いつの間にか、この古い体質に反旗を翻す強力な珠算団体や個人も増えてきました。

その結果、伝統的な珠算業界本流とは異なる団体の成長と隆盛が見られるようになり、私どもも、大いに気を強くして、来年度より珠算塾開設を具体的に準備できるようになりました。

しかし、珠算塾が開設できることになった直接的なきっかけは、岐阜県可児市の習字の筆っこ®FC本部・代表・高木悦夫先生が、私どもに珠算・習字・英会話塾運営への動機づけと運営ノウハウのすべてを与えてくださったことによります。

そういった意味で、高木悦夫先生こそが、ACE Kids Academyの生みの親と言っても言い過ぎではないでしょう。

その高木先生から受けた大きな御恩に報いるためにも、私どもはACE Kids Academyの成長・発展に向けて惜しみなく全力を注がなければなりません。

かくて、幼稚園児や小学生向けには計算力を文字通り飛躍的に高める効果のある珠算教育を大いに活用しますが、ここで、名大スカイグループ・代表・酒井秀樹先生からのご支援も忘れられません。

なぜなら、名大スカイグループ・代表・酒井秀樹先生は、珠算学習においてごく初歩段階の低年齢の児童向けに、珠算20級から10級までの教材や検定試験問題などを開発されていて、実に日本初かと思われるような初心者向け教育システムを私どもに対して、惜しみなく提供してくださったからです。

10級から上のレベルについては、朝日プリント社の教材や日商検定試験を利用することによって教育指導が可能ですが、この段階では、京都の人気NO.1珠算塾の教育・運営システムが、非常に役立ちます。

その珠算塾の聡明でかつ親切な先生から、私たちは運営・教育プログラムのすべてをいただいたと言っても言い過ぎではない程に中身の充実したご指導を戴きました。

その優秀で寛容な先生をご紹介いただいた仲介者の方にも、再度の御礼を申し上げます。

他方、英語力の向上面に関しては、最近では英語でのコミュニケ―ション能力が重視されていますので、小学生にも中学生にもネイティヴ講師又はネイティブ同様の日本人講師による英会話指導を行います。

ちなみに、ネットのオンライン(イー・ラーニング)を利用する講座は、極めて手軽・安価で良い面もあるのですが、講師がスクリーンの向こうにいるため、どうしても直接的な一対一の対面形式で為され得るほどのきめ細やかで連続性のある一貫した形態が利用できにくいため、生徒側では、不消化・不満を残しがちとなる恐れを否めないでしょう。

そこで、私どもでは、究極の理想的学習スタイルであるネイティヴ又はネイティヴ同様の日本人講師よる「生(なま)の英会話指導スタイル」をなるべく多く採用させていただくことにしました。

こうして振り返れば、ACE Kids Academy開設準備に直接に関わってきたのは、今年の春に、「私塾界」の山田未知之様から「習字の筆っこ(R)FC本部・代表・高木悦夫先生」をご紹介いただき、岐阜県にその高木先生をお尋ねしたのが8月下旬でした。

その間の6月に、私どもの学童保育が始まりましたが、そこで見た光景は私には実に大きなショックでした。

即ち、英会話は幼い頃から自宅でテープを聞いて学び、珠算と習字については、幼稚園の年長組の時からそれぞれの塾で学んできた小学2年生と3年生の姉と弟でしたが、彼らにおいて見かけた体系的で効率的な教育プログラムに従って行われた英会話、珠算や習字のおけいこ事学習の効果の完璧さでした。

即ち、そういったおけいこ事塾には通っていなかった子供たちと比較しての学力と字の上手さにおけるレベルの差は、全く桁違いでした。

かくて、こうした早期知能開発の効果の大きさを目撃した途端、もはや躊躇はしておられない気持ちに駆り立てられ、習字の筆っこ(R)FC本部・代表・高木悦夫先生に依頼して、幼児・児童向けの珠算・習字・英会話講座を開設する準備へとひた走りました。

とはいえ、珠算塾開設には、伝統にしがみつく保守性を脱却できない旧勢力からの抵抗があり、他方、それに対抗して旗揚げしたはずの新興勢力にも、まだまだ他業種の新規参入への規制が強く残り、とても自由に開業できる状況ではないことが判明しました。

そこで、名大スカイグループ・代表・酒井秀樹先生が選択された姿勢と同じく、既存の珠算団体のどこにも属さないままで立ち上げることにしました。

この立ち上げに於いての第一次・人材募集に応募してこられた数名の人材は、すべてしっかりした方々ばかりで、私どもが考えている珠算部の教育プログラムを構築するに十分な能力を持っておられました。

その後第四次までの講師募集を行いましたが、幸い播州エリア全体の広い範囲に於いて、数多くの優秀な人材を獲得できました。

その人材募集を重ねる傍らで、教育プログラム・教育スケジュール、そして運営管理マニュアルなど、多様な課題項目の基に、職員研修や各地の珠算塾見学も一心不乱で重ねてきました。

また、この間、船井総研さんのコンサルタントからのアドバイスも数多く戴きました。
こうした努力が功を奏し、今日、予定通り、インターネット上でホームページを立ち上げることができました。

もちろん、これから年明けの1月下旬から、いよいよ入塾説明会や体験レッスン会などが目白押しのスケジュールで待っています。正に戦場が待っています。

しかし、新規に採用した珠算部10名、習字部8名、英会話部門のスタッフ数名に、当塾正職員の幹部3名を加え、合計30名近いスタッフが、学習塾部門の全職員の応援を得つつ、整然とした隊列を組んで、3~4月の開講に向け全力を挙げて進んで参ります。

どうか、今後とも皆さまの温かいご支援・ご協力をよろしくお願いします。

平成26年12月25日 木曜日
岡村ゼミナール(株) 会長 岡村寛三郎






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