雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

スーバン2

2008年08月08日 03時05分46秒 | Europe
無事にたどり着いて、さて実は予約をいれずに店まで来たのでドアを開けてカウンターにいたスーバン氏の娘さんにお願い。
高速で移動中、スロヴェニアから電話を入れてみたんだけどうまくつながらなかったのね(これは多分市外局番の設定が悪いのかも)、でもイタリア国境通過するとトリエステなんかすぐだから直接行って交渉する事にしたの。

僕らが7時に着いて、お客はまだ誰もいなくて、「厨房が7時30分スタートだから、それまで待てるかね?」とスーバン氏に言われても「もちろん、もちろんスーバンの料理が食べられるなら喜んで!」としばしテーブルで待つ。

後で分かったけど、その日はほんとうに2人掛けのテーブルが1つしか空いてなくて、ほんとうにラッキーだった。
もっとも予約なしで人気のレストランに行くなんてことは普段絶対にしません(笑)。

待つ事20数分、客席から見える炭火が真っ赤になりだして”お~いよいよだな~”なんて思ってたら「これ、フレンチ・トーストみたいなものなんだけど、、、」と出されたのが食パンのような生地のパンに挟んだトマトのブルスケッタのようなもの。

お腹が空いてたので、トマトに何が混ざっていたのか全然記憶にないけど、かなり美味かったのでその後の料理にかなり期待!

初めてなので、スーバンの名物料理「ヨータ」というトリエステ名物のスープ(キャベツが煮込んであるんだけど、原型をとどめないほど煮込んである、ちょっと酸っぱくて、豆が入っている。ほんとは冬に食べたらもっと美味しいだろうな)。

それからクレープ生地にチーズを挿んで焼いた「パラチンケ(スペル全然覚えてません)」。
と、ここのプロシュートはとにかく美味いと評判なのでそれも頼んだ。
プロシュートにホース・ラディッシュをすりおろしたものが添えてあったけど、ピリっとからい。
イタリアでもこんなワサビ的なテイストなものがあるんだな~と感心。

イタリアと言っても、トリエステはオーストリアの影響が濃いそうなので(街の古い建物もちょっと感じが違う気がするけど、、、丘の上から見下ろすとイタリアそのものなんだけどね!)そのせいか、、、かも。

パスタもドルチェも抜群に美味いのでした。
チョコレートのスフレ(すまんす、イタリア語でなんて書いてあったか覚えてません、英語のメニュー読んでました)が目茶メチャ美味い。スプーンを入れると溶岩が流れ出すようにとろ~りとチョコが出てくる、、、

それとミルフィーユ(さらにすまんす!イタリア語、全然覚えてません!)にベリーのソースが添えてあったデザートも上々。

トラットリアなので、服装はラフでも大丈夫です(他のお客さんはスーツの方から、ポロシャツorTシャツの人まで)。
地元の伝統料理、というカテゴリーで目新しさはないですが、トリエステに来たらまよわずスーバンへ!
火曜日が休みだけどランチはそれと関係ない時もあるようだから(2年前のランチタイムに来たけど、閉まってた旨の話をしたら夜は夏休み以外は火曜日だけが定休日だよ、、、と言っていた)事前に電話で問い合わせした方が無難。

車は店の周りにかなり駐車スペースがあるので(パーキングチケットは必要ないし、取り締まりも絶対にないでしょ、あそこは)パーキングンの心配はいらないので~す。

まさか、僕らが海で泳いだ帰りだとは向こうも思わなかっただろうけど(笑)。

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