雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

Baked&Potato

2008年09月12日 09時08分18秒 | CM
ここはここで、また聖地なのでありました(笑)。
何度もLAに来ていながら、ここに来た事がなかったのは単純に時間がないのとレンタカーを借りる機会が仕事だと実はあんまりないからなんだろうな。

最初にこのライブハウスの名前を知ったのは高校生の頃なんでもう20数年前か。
お店がそれだけ続いてるんだからすごいよね。

「グレッッグ・マティソン・プロジェクト」というアルバムが当時リリースされて、当時のギター小僧でスティーブ・ルカサーをチェックしておらんアホは1人もおらんかったから、当然このアルバムも皆、必携だった(はず)。

11時からのセカンド・ステージに足を運んだんで、名物のベイクドポテトは食べずに帰ってきたとよ。

それに出てたバンドが良く言えばザッパ、悪く言えばくどいプログレだったんで、昔はその手の音楽好きだったんだけど、最近は全然興味ないのよね~的な感じで観てたので途中で帰ってきちゃったし(笑)。

でも盛岡一高の工芸室を思い出させるような雰囲気があったぞ(つってもワシは三高だったんだけど)。
次はフュージョンかラテンの時に行ってみたいな。

The Fly

2008年09月12日 09時00分16秒 | CM
そうそう、そんで次の日に観たThe Flyはクローネンバーグが演出なのね。
で、音楽もハワード・ショア。

ストーリーも同じなんで80年代にこの映画をみた事がある人はだいたい想像付くと思う。

音楽は結構ムズカシイ、、、前日のプッチーニと比べると明らかにまとまりがもうひとつだしアリアも二つあったけど(もしかしてもっとあったかも知れないけど、オレレベルではとても会場を出た後に歌えるメロディーではない)ね。

僕が観た日が”初演日”で、これでひとつのオペラの”初演”に立ち会う事ができたとゆ~にわかオペラファンの陰気な楽しみなのである。

これが後にストラヴィンスキーの「火の鳥」の初演や、ヴェルディの「アイーダ」の初演と同じレベルで語り継がれるかどうかはちょっと疑問だけど(笑)。

LAOpera

2008年09月12日 08時37分40秒 | CM
今回のLA滞在中にオペラを二つ。
プッチーニの「三部作」と、新作「The Fly」。
「三部作」を一度に上演するようになったのも(プッチーニ本人はそういう目的だったらしいけど)ここ20年くらいの事らしくて、それまではバラバラで他の一幕もののオペラといっしょに上演してたらしい。

この演目も勿論日本で見るのは無理に近い。

それと今回何が話題かって、「外套」と「アンジェリカ」の演出を映画「エクソシスト」のウィリアム・フリードキンが担当、コメディー「ジャンニ・スキッキ」をなんとウッディー・アレンが担当してるのよね。

ウッディー・アレンの演出を楽しみにしていたのはLA在中の皆様もそうでしょうけど、僕ももちろんそう(笑)。
それもジャンニ・スキッキだったらもう観る前から相性良さそうだもんね!

もちろん、凄く良かった。
アメリカのオペラに対してアレルギーある人も勿論”通”な人たちのなかにはいるかもしれないけど、これはこれで凄い良かった。

ドロシー・チャンドラー・パヴィリオン(ここはあのディズニーのホールのすぐとなり、IRのデータってあったっけな?)の響きがとにかく良かったし、オーケストラも鳴る鳴る、声の通りも凄い良い(ま、この”鳴る”感じがヨーロッパのオペラ座とは根本的に違うので、この響きの好みも人それぞれだと思うけど、、、、確かにホールの内装はいまひとつなんで、別にどうってことないんだけど)。

次の日の新聞NEWYORK TIMESでも特にウッディーアレンの演出については好意的に書かれてたので、ま、成功ってことなんだろうな。

3部作のDVDって僕が知ってる限り1枚、1商品しかなくてそれもリージョンが1なのね。ま、僕のMacで観れないともないんだけど、、、

今回の三部作のDVD化を強く希望。