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雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

musicians words

2005年07月11日 08時05分13秒 | NY
さてプライベートレッスンも順調に進む(ウソ)。
ほんとは「お前はプロだし、もっと難しい宿題ださなきゃな」とか「普通の4週間の倍のペースで教えるから、こぼした分は東京に戻ってからやれよ」的にな状態になっている(笑)。

内容に関しては音楽の事だからほとんど分かるけど、一応レコーダーは回しても良いことになっているので録音はしておく。

後で聞くと所々オロオロ受け答えしてる自分が笑えるんだけど(って笑ってる場合じゃないのよね)。

ま、やっぱり習った方が早いし、わかりやすい事も多いね。うん。

あと、chorusが英語だとサビの意味なのはみんな良くしってると思うけど(でも日本国内では直す気配はまるでないね)、ジャズのセッションのソロ回しがtradeだったり、指使いで小指がPinkyだったり、chord spellingっつ~のがコードの構成音を言うっていうことだったり、、、、ま、いろいろつまずきますわな。

Timの誕生日

2005年07月10日 08時03分14秒 | NY
ケーブルテレビのチャンネルの多さは多分アメリカの方が多いかもしれないけど、チャンネルをザッピングしてもどのドラマも同じに見えるのは、やはり語学力のせいだろうか、、、せいだろな。

ケーブルテレビのCMの方が地上波のそれよりも面白いのは気のせいかな。
でも日本語では映像にいろんなタイミングを合わせることを絵合わせって言うんだけどコチラノCMにはほとんどないのね。
僕の作品集を観た多くの人の共通の感想が「日本のCMはブレークとチェンジがやたら多いんだね!」というもの。
ま、お国柄だから別にどっちがどうって問題じゃないけどさ。

夕方からTimの誕生日パーティーへ。
もちろん初対面の人が多くて、日本人はうちら夫婦だけなんだけどやっぱりほんとに”普通”の会話の方が格段に難しい(笑)。
音楽や仕事の話だと自分からもいろいろ話せるんだけど、普通の会話ってなにがテーマになってるかすら分からなくなるからな(汗)。

実は昨日サムの家から帰ってくる時に電車を間違えてFに乗らなければいけないところをGに乗ってしまったのだった。
これって実は相当に恐ろしい行為で話してる僕以上にまわりの皆がビックリしてた。
「反対の車線に乗る時に外にでたの???」「間違えに気づくまでに何駅かかったの!?」
ホーム内で反対の車線に乗れたので事なきを得たが、外に出ると相当ヤバかったらしい。
戻ってくる時に座ったシートの横に血が飛び散っていたのは(実際どういう事情かはわからんが、鼻血かもしれないし)やっぱりちょっとビビったのね(笑)。

その程度しか話す事もないしうっかり僕が飲んでいた水を多くの御夫人方のバッグが置いてある場所にひっくり返してしまったので(もちろん何食わぬ顔で拭き取る&セーフ*セーフじゃないっつ~の)そうそうに引き上げる。

NYの宅録

2005年07月09日 07時59分30秒 | NY
ティムのバンドのギターのサムの弟のジョシュのレコーディングを手伝いにブルックリンへ。
002のLEバージョンなんだけど、G5/1.6G Dualで使うと結構サクサク動くもんだね。
プラグインがあんまりないのとキックとベースがあまり良くないからまとめニクかったんだけど、ま、使い方も教えながらだからな、まあいいか。

ドラムの叩きムラが多くてコンプのかかりがなかなか決まらず、でもコンプ直列ワザにするとレイテンシーがやっぱり気になるし(ノリも結構ゆれてるせもあるんだけど)、LE6.4だとまだ遅延補正がないし、全部直すほどの時間ないし、ってやっぱりやりだすと中途半端に出来なくなっちゃうから見切りを付けましたけど(笑)。

ジョシュの曲もちょっとオルタナ・カントリー&エルビス見たいな風変わりな曲想でなかなか面白い。
急に「ここの女性ボーカルが欲しいな、、、」とジョシュが言い出したのでヨメはんがハーモニーパートを入れました。

その後で、サムの家のBBQに呼ばれたのでホイホイ行く。
ホットドッグもBBQで焼いて食べると美味いな、え、自家製ハンバーガーもあるの!!う~ん美味いウマイ(笑)。
と当たり前だけど肉ばっかり食べてしまったのでした。
胃がもたれるなと頭では理解していても食べちゃうよね、やっぱり。

サムのアパートは一階なのでバックヤードが付いてるのね。

少し暗くなってきたら、この裏庭に蛍が飛び交って結構キレイだった。
ホテルは英語でFire Flyなそうです。フムフム。

アラン・ホールズワース

2005年07月08日 07時55分38秒 | NY
NYのCM音楽プロダクションへ。
この話は10月号のサンレコへ。今月中にもう何回か会う予定なので面白い話が書けると思う。
あらかじめ作品集を持って行く話になっていたので持参。
一人の作家でカバーするカテゴリーが多いのでビックリしていた。
アメリカ国内のCMの出版の契約の話とかギャラ話とかも聞けておもしろかったのね。

NYへ旅立つ前にパリのプロダクションからも作品集を送ってくれと言われていたので送ったのね。
それでパリのプロデューサーからのメールにも書いてあったけど、昨年やらせてもらったミスタードーナツのポンデリング登場編がNYでもパリでもバカうけするの(笑)。

それとRX-8のCMとかも”漢字”がタイポグラフィーされているから相当クールに見えるらしい(笑)。
Amazing!!を連発されてすっかり気を良くしつつ(笑)、雨降りの中電車でアッパー・ウエストへ。
そうそう電車は一ヶ月アンリミテッドのパスを二人とも買って使ってます。76ドル。

79丁目で電車を降りて、80丁目の角に古くからあるデリ、ゼイバーズとベーグル屋のH&Hへ。
よく観光ガイドに載ってるパターンだから(H&Hは毎年ザガットにも載ってるしね)こんな事書いてるのもちょっと恥ずかしいんだけど(笑)、ゼイバースでサーモンと、H&Hのオニオン・ベーグルのサーモン買って帰るというチョーお決まりのパターン。

H&Hのベーグルほんとに美味いんだけど、6個で6ドルしないからね、安いよね!!
ホールウイートのベーグルが好物なんだけど、渡された袋がまだ温かいし、なんかうれしい。
ゼイバーズのチーズの品揃え(最近チーズ食べないことにしてるから買わなかったけど)は半端じゃないね。
品数だったら世界で有数かも。量だとフランスの郊外の大型スーパーの方が凄いけど。
ヨーロッパだとそれぞれの地域のチーズがメインになるけどNYだからほんとにあちこちのチーズが揃ってる。

そんであとは普通に食材を買ってアパートに戻ると。


夜の8時からタイムズ・スクエアのBBKingにて(そう一応あのBBKingがオーナーという事になってる)アランホールズワースをチェック。

ちょっと遅れて入ったんだけど、いきなりI.O.U.からの曲(ごめん、さすがに曲名は忘れた)をやってるから一気に気持ちは高まる(笑)。
いや~様式美だね、やっぱし。
ソロもコードワークも全曲同じ(日本の5千人くらいかと思われるホールズワースファンの皆様ごめんなさい)!!

速弾もあいかわらず(笑)。「You work a lot!!」なんて声がかかってたけどほんとにそう。
アランのフレーズってもうここまでくるとInもOutもないもんね、、、、
あまりの金太郎アメ状態にヨメも辛そうだったので結局最後まで見ないで出ました。
六本木ピットインがなき今、もしかして見納めか、、、なんて思いましたけど。

よく中学の頃に「アラン・ホールズワースって速いけど、あれって結局プリングオフとハマリングオンの連続だろ、やっぱりイングウェイの方がほんとは速いんだぜ」なんていう議論が岩手県でも盛んに交わされてましたが、40歳の今も感じるところはたいして変わっていません。

弦飛びの4th build アルペジオは良く19才の頃マネしてたな。
つまり3弦の5フレット10フレットを弾いたら1弦の6フレット11フレットを弾いて(C-F-Bb-Eb)と素早く(←ここが大事)アルペジオするアレね(って知らね~かみんな)。

当時の友達の加藤君が僕よりももっとアラン好きで、よく技術交換したものです。
でも加藤君セミアコでアランフーレズ弾いてて「なんか違うよな」と思ってましたけど。

ま、いいかこんなどうでも良い話。


追伸、夜ランドリーにて洗剤盗られる、シット!!
さらに追伸同じクラブで来週「ASIA」やるんだよね(笑)
あのさ、ほんとにあのメンツでやるのか?!?
だいたいいつの曲やるんだよ(笑)。

Wayne Krantz

2005年07月07日 07時51分09秒 | NY
うちのヨメさんのレコーディングも無事終了。
内容は8月中旬発売のサンレコにてピックアップしま~す。

Sear Soundはミッドタウンにあるスタジオなんだけど、スタンウェイが良い音してたな!!
部屋の響きも乾いてるんだけど、ちょっと長めの残響があってマイクを普通に立ててるだけなんだけど「ザ~ン」って鳴る感じ。


マイクの林がまた凄いんだ。

全部ヨダレが出そうなヴィンテージ。
アウトボードも良いものが色々あったし、一番懐かしかったのはパブリソンのディレイが置いてあった事。
もう最近日本じゃみないからね(笑)。
サンプリングできるディレイの元祖なんだけど、20年位前はこれでスネアの差し替えとかしてたのね。
おまけにこれフランス製だったんだけど、それがまた当時は凄いクールな感じがしたんだよね、、、

さて夜はレコーディングのスタッフといっしょにウェスト・ヴィレッジのスペイン料理「Sevilla」で夕飯。
つい食べ過ぎてしまった!!
カツにして揚げてある鶏肉の肉と衣の間にちょっとヨーグルトみたいなスペインの生クリームが挟んである料理がすごい美味かったっす(名前忘れた)。

さてミッドナイトから55barにてWayne Krantzのセカンドセットに行く。
55barはNYにくると必ずと言っていいほど毎回きてるんだけど雰囲気もいいし、すごくおすすめ!!
15ドルで毎晩クールなプログラムやってるからほんとに最高。
今日はウェインとアンソニー・ジャクソンとドラムがAri Hoenigでこいつが最高、ほんとに最高!!!!!
ストロークがほとんどシングルだから叩き方も自ずとハデになるんだけどあとでサイトでもうちょっと検索してみるべ。

イースト・ヴィレッジ&Jazz Standard

2005年07月06日 07時48分13秒 | NY
昼間、ヨメが練習に行っている間に強烈にハラがへってピザを食べてしまった。
NYのピザはほんとに美味い!ついでに日本ではほとんど飲むことがない炭酸飲料水も(笑)。
こうブログを書いてるとほとんど僕がなんにもしてないように思われるかも知れないけれど、ちゃんとやる事はやってますから。
プレイベートのレッスンも8日から出し、他のミーティングもあるのよ、ちゃんと!

それとNY在中のカメラマンMarlene Marinoの(彼女は日本のブルータスや日本版エスクワイヤの仕事をしている。今回は九州の温泉に取材で行くと言ってはった)レンタル機材(彼女はマミヤのカメラが一番好きなんだって)を東京で預かっていて、それを彼女のお兄さんにピックアップしてもらった。いきなり日本語話されるとちょっとびっくりするあるよ。

夕方ちょっとイースト・ヴィレッジで友達と会う。
イースト・ヴィレッジはやっぱり日本人の女の子の好きそうな洋服屋もたくさんあるし、ちょっとDeepなギターショップもあったぞ。


そんで夜は27丁目のJazzStandardと言うクラブでレニー・ホワイトのカルテットをチェック。
ベースがビクター・ベイリーだった事もあるし、NYに来る前にブルーノート東京で観たラリーコリエルトリオと同じ曲(レニー・ホワイトのオリジナル)をやったりしてたので雰囲気は結構ダブった。

レニーがメンバー紹介する時にいちいち自分の事を「そしてドラムはジンジャー・ベイカーです」とか「最後にドラムはコージー・パウエルでした」ジョークを飛ばしてました。しつこいっちゅ~ねん。一人20ドル、ちょうど良いよねこれくらい値段。

リハスタ

2005年07月05日 07時44分14秒 | NY
明後日、ヨメの仕事でレコーディングがあるのです。
ピアノの練習がしたいというのでリハスタへ。
予約は友達にしてもらったので簡単ですが、システムは日本と同じっすね。
僕は最初の手続きが終わるまで(って言っても予約した人の名前を言っただけ)付いて行ったんだけど、あんなにアンプが沢山あるんだったらギター持っていけば良かった(笑)。


4th of July

2005年07月04日 07時41分27秒 | NY
今日は昔トムクルーズの映画にもあった「July 4th」。
去年の夏にパリにて革命記念日にぶつかったんだけど半分くらいのお店が閉まってたからアメリカもそうかなと思ったんだけど8割方オープンしてる。
この近所がミッドタウンだからかなとも思ったんだけど夕方6時からティムの住むブルックリンのパーク・スロープに行ったけどそこでもお店は普通に営業してたから、ま、そんなもんなんでしょう。

ティムが手料理を御馳走してくれたんだけど、想像以上に手際もいいし上手い、美味い!
ご飯食べた後屋上にあがって花火を見る。
これは僕らの滞在してる斜め向かいのデカイデパートMacy'sがスポンサードしてる。
日本の花火の方がそりゃ凄いけど、マンハッタンの3カ所で(ブルックリンからだと3つとも見える)同時に同じ内容の花火があがるのね。

「やっぱ、コンピューター制御かな?」「いや、電話で4321GOなんて言ってんじゃないの!?」なんて冗談を言い合ってましたけど、ほんとにどうなんてるんだろう??

日本は雨が多いそうですが、こちらはずっと過ごしやすい温度と湿度で、あいすいません。
でもなんでも極端なこの街のエアコンはほんとに参る(笑)。
ちょっとエアコン病っぽい感じです。風邪かな。

イースト・ヴィレッジ

2005年07月03日 07時38分01秒 | NY
かつて用事がないので行った事がなかった場所です。
昨日のパーティーでデビッドの奥さんに
「なんで最近イースト・ヴィレッジに日本人が多いの?」と聞かれて「さあ~」としか答えようがなかったんだけど日本そばも食べたいし、そういえば9丁目にそば屋があるから行こうかなと。

洋服のアンティックのお店(もちろん女性もの)とかも多いけど、そばやとお好み焼き(たこ焼きもあり)があったらそりゃ日本人もくるよな。そうそうラーメン屋もあったぞ。

この蕎屋は違うけど、中国人が経営している日本料理店って(パリもそうだけど)お店の看板に黒地に白字とか多いんだよね。
僕らが見るとちょっとその色調に??って思うんだけど入ってみるとやっぱり「ここ日本人経営じゃないよな」って雰囲気するしね。

あと使ってるお醤油が日本のそれと違うからかな、もっとナンプラーっぽいっていうか大豆じゃない醤油みたいな香りというか匂いがするしね、魚醤っつ~のかな。

こっちのデリによくある玄米の巻き寿司は個人的には結構好きなんだよな。なんでだろう(笑)。
コロンバスサークルにあるタイム・ワーナーのB1FにあるWholeFoodsも凄いでかいデリでほんとになんでもあるのね。僕は豆の料理ってなんでも好きなんだけど、種類もたくさんあって楽しい!

さてスターバックスにて注文すると「ファースト・ネームは?」って聞かれるの。
最初は「えっ?コーヒー頼むのに何で名前言うのかな?」って思ってとりあえず名前を言うとレジで入力される。
そんで自分のが出て来てわかったんだけど、注文したシールが印刷されてそれをカップに貼っちゃうのね。


見えるかな"Sagawa"って書いてあるの(笑)。
色んな名前の人が来てだれだかワカンナくなるからこうしてるんだろうな。



Fairways

2005年07月02日 07時34分04秒 | NY
部屋にキッチンが付いてるので外食ばかりしないですむ。
時差ボケ(年々キツクなるな)もあって4時半には目が覚めたので7時に電車にのって73丁目の「Fairways」
へ食材の買い出しに行く。
全部オーガニックな食材で揃ってるんだけど、僕が子供のころ(昭和40年代っすね)のスーパーの雰囲気があるの。
日本のスーパーってすごくキレイだけど、ここはちょっと薄暗くて品数の量が半端じゃなくて、多分昔から変わってないんだろうな。

写真を取ればよかったと思うほど、自家製のオリーブとか、総菜の量がたくさんあるのでした。

午後はハーレムへ。
ん、今テレビ付けながらこれ書いてるんだけどキャデラックのCMにゼップの「ロックン・ロール」を使ってた。
あのギターの音は原盤だと思うな、、、

そんでハーレムにヨメさんが用事があったので、いっしょに来てもらった友達のティムといっしょにランチ。
「Sylvia's」というソウル・フードのお店に入った。
ワッフルが旨い!チキンも美味かったけどデカイからだんだん飽きてくるのね(笑)。

ハーレムも125丁目とレキシントンAveの辺りだけは随分安全になったそうです。
ま、全然わからないからティムに付いてきてもらったんだけど(笑)。
夜はティムの友達のデビッドの家でパーチー。
ティム以外は全員初対面で、おまけに時差も絶好調でマブタも重いし、みんな英語速くて何言ってんだか3割くらいしかわからないから、また余計眠くなって。

デビッドの奥様のチキンの方がハーレムのチキンよりもデリシャスでした。
「あなた1日2回もチキン食べるなんてアメリカ人みたいね!」なんてからかわれましたけどホントにそうです。