Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ホーンテッド・キャンパス 続編

2013-02-17 08:56:22 | 読書
櫛木 理宇「ホーンテッド・キャンパス - 幽霊たちとチョコレート」角川ホラー文庫 (2013/01)

大人なら引いてしまうカバーイラストだが,それだけで判断すると,面白いものを逃すことを学習していたので,だめもとと購入.結果は当たりだった.幽霊学 ? の常識をなぞって,それらしい世界が構築されている.しかも,幽霊たちは怖くない,人間の方がよっぽど怖いという執筆方針を買う.
ウェブで見たら著者は女性だった.

読みかけて,シリーズ2作目ということが分かった.アマゾンのレビューによれば,1作目より上手くなっているそうだ.

イラスト ヤマウチ シズ.解説なし.
こういう,ウェブでアニメで PR するという方針がこの本に適しているかどうかは疑問.



ついでだが,まだ書店に平積みになっている

 東川 篤哉「謎解きはディナーのあとで」小学館 (2010/09)

を図書館で借りたが,こちらはボク的には外れ.ウン十年前の少年雑誌に1-2ページの犯人当てクイズと言うのがあったが,あれに尾ひれをつけて膨らませた感じ.
でも,電車の中で読んで (そのまま,敢えて網棚に忘れる ?) にはよい.そう言う広範なマーケットの需要を満たしてはいるのだろう.

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