Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ラプソディ・イン・ブルーの演奏録音比較

2016-06-02 08:24:16 | 科学


小方・高田・中川・山本「視て聴くドレミ」大阪大学出版会(2013) より.

ラプソディ・イン・ブルーの二つの歴史的な演奏の Amadeus で作成したソノグラムである.
1927 年録音では高音が貧弱なこと,1942 年録音は,トスカニーニらしく,テンポがやたらに早いことなどがわかる.ベニーグッドマンのクラリネットはシンコペーションが強烈.

この Wavelet (スカログラム) 版を作成中.
窓付きフーリエ変換に基づくソノグラムでは,不確定性原理により,時間分解能と周波数分解能を同時に向上させることできない.その点,Wavelet に基づくスカログラムでは,周期数領域に応じ時間分解能を調整することで,ある程度不確定性と妥協することができる.



二つの Rhapsody のスカログラムのアップロードは後日.

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