中島敦 星を詠った漢詩
狼星方爛々
参星燦斜懸
凍夜疎林上
悠々世外天
シリウスは今まさに光り輝き、
三ツ星は斜めに懸かりくっきりと輝く。
凍てつく夜、疎林の上は
悠々として人間世界のことをあずかり知らぬ。
・狼星: 天狼星 おおいぬ座のシリウスのこと
・参星: オリオン座の三ツ星のこと
自分で漢詩を作ろうと思ったが,一朝一夕には行かないことがわかった..
書く方も思ったようには行かない.一字一字がばらばらで統一感がない.
いつもアクリル絵具用に使っている平べったい筆を使用した.思い出したのは,学会ポスター制作だった.と言っても,ボスターセッションではない.はるか昔,パワポの前はトラペ,その前は35ミリスライド,その前は模造紙に書いて発表した.マジックペンで書くと,こんなふうに横線と縦線の太さが違う字になった.下に滲むところも似ている.
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