Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

クレパス画名作展の「名作」より

2019-07-17 09:30:59 | 読書

呉市立美術館の展示より.
フライヤーの作品は皮革をキャンバスにした鴻池朋子『Little Wild Things』.

熊谷守一『裸婦』.この絵が入り口に入ってトップ.
梅原龍三郎の作品もそうだったが,クレパスの使い方はクレヨンみたいでつまらない.
油彩と違って裸婦の造形もふつうだが,バックが斜め.
線を全部一気に引いているところは日本画みたい.

ちなみに,山下清の絵もクレヨンみたいだった.

山本鼎『江の浦風景』.クレパス開発に貢献したとのことだが,その使い方は自由自在.

寺内萬治郎『緑衣の婦人像』.このような油彩画のような作風もこの名作展のひとつの流れ.
本の活字は筆で塗ったみたい.

鳥海青児『皿といちじく』


矢島堅土『画室』.


真鍋博『風景』.
SF イラストレータが,池田満寿夫や靉嘔とグループ「実存者」を組んでいた時代の作品.

粂原愛『日はまだみじかい』.若々しい作品と思ったら,作家は 1989 年生.

遠藤彰子『追憶』.2016 年.
二紀展ではいつも1000号超の作品を出されるが,いつの間にかこんな絵も.


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