Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

MJQ のフレームで...

2019-02-23 09:19:04 | ジャズ


MJQ = Modern Jazz Quartet の曲構成はうまくできていた.構成は拝借して,ソロは我流にやるというのは,現役のプロでも楽しいらしい.

Nat Steele は 2017 年に Portrait of the MJQ というアルバムを出している.相撲取りがちょこちょこと2本マレットを使っているみたいで,可愛い.バックの3人は英国紳士然としている.Delaunay (デローネ) はフランスのジャズ評論家と聞いたことがある.



こちらはピアニスト Aaron Diehl がリーダーの 2010 年のカルテット.ヴァイブの Worren Wolf は相撲取りではなく,プロレスラーみたい.
MJQ のアランフェス同様,ギター協奏曲である原曲をほぼ忠実になぞっている.聴いているぶんには良いが,演る側はおもしろいのかな ? とも思うが,おもしろいから演るんだろう.このグループは Django などの名曲も演奏している.



最後は珍しい藤井寛さんの 2013 年のカルテット.正式な動画ではないらしく,本人もご存知ないのかもしれない.ゴールデン・ストライカーはフランス映画「大運河」のタイトルバックに使われた曲で,金色の鐘打時計といった意味.MJQ のアレンジは聞くたびにわったが,これはそのうちのどれかの版に準拠している.藤井さんのアルバム Parker's Mood はよく聴いた.


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