神戸大丸ミュージアムでレオナール・フジタ展.
目玉は「構図」「争闘」のふたつの連作.前者は
http://leonardfoujita.jp/kouzu.html
で全貌から,クローズアップして細部の面相筆の筆遣いまで見ることができる.
このカットは後者から.淡い色彩による マッチョたち (犬もいる) による集団バトルロイヤルの図.「構図」ともども芸術的感興とは違うところ ? を刺激され,見ていて飽きない.
フジタは戦後,戦争画を描いて軍部に協力したと非難された.しかし肉弾戦を描いた「アッツ島玉砕」などと考え合わせると,人間が闘い争うところを画材にするのが単純に好きだったのではないか.
この連作大作は最近ぼろぼろのキャンバスから復元された.会場のビデオで復元作業を見て,フランス人って器用なんだなと思った.
上記展覧会の公式サイトでは,あと ふたつのみどころとして,アトリエ・フジタの再現と,平和の聖母礼拝堂のステンドグラスを挙げている.
家の模型,木箱,陶器への絵付けなどの手仕事も展示されている.
フジタの絵はずっと変な絵だと思って来たし,今でも好きとは言えない.子供も猫もどこか不気味.でも見たくなるのは,恐いもの見たさというやつだろうか.
目玉は「構図」「争闘」のふたつの連作.前者は
http://leonardfoujita.jp/kouzu.html
で全貌から,クローズアップして細部の面相筆の筆遣いまで見ることができる.
このカットは後者から.淡い色彩による マッチョたち (犬もいる) による集団バトルロイヤルの図.「構図」ともども芸術的感興とは違うところ ? を刺激され,見ていて飽きない.
フジタは戦後,戦争画を描いて軍部に協力したと非難された.しかし肉弾戦を描いた「アッツ島玉砕」などと考え合わせると,人間が闘い争うところを画材にするのが単純に好きだったのではないか.
この連作大作は最近ぼろぼろのキャンバスから復元された.会場のビデオで復元作業を見て,フランス人って器用なんだなと思った.
上記展覧会の公式サイトでは,あと ふたつのみどころとして,アトリエ・フジタの再現と,平和の聖母礼拝堂のステンドグラスを挙げている.
家の模型,木箱,陶器への絵付けなどの手仕事も展示されている.
フジタの絵はずっと変な絵だと思って来たし,今でも好きとは言えない.子供も猫もどこか不気味.でも見たくなるのは,恐いもの見たさというやつだろうか.