風光明媚な神戸・須磨の地にはかつて,大正天皇の離宮や数々の邸宅が軒を並べていた.
そのひとつが,神戸の貿易商が迎賓館として建てた『西尾邸』.
建物と庭園が神戸市の指定有形文化財に登録されたが,莫大な固定資産税がが建物の維持を困難にしていたという.
そこで,風格ある佇まいを活かして,民間企業がレストラン・結婚式場として運営し,その賃料で維持費をまかなおうというプロジェクト.これにH大で建築を専攻したQ谷氏も関わって,寸法を測ったり図面をひいたりしたとのこと.かれはジャズ研OBなので,この改装なった西尾邸のレストランで関西在住のOBOGを中心に昼食会をしました.ぼくとJ子もおまけで出席.大学を離れたらみなあか抜けていた.
門からのアプローチから,建物を見上げるあたりが良い感じ.学会のバンケットなどやったら好評だろう.われわれが食事をした部屋は壁板など当時のものを使っているようだった.見学させてもらったほかの部屋は,もっと手が入っていたようだ.披露宴会場は和室を洋風に使うので,いっそうレトロな雰囲気.
レストラン側は建物を売り込んだほうが良いのではないかというのが個人的な感想.間取り図・建物の歴史・工法の展示・パンフレットなど,あったのかもしれないが気づかなかった.
オープン記念ランチ2500円.ガラスの見せ皿がよかった.もちろんお料理も.サイトは
http://www.vizcaya.jp/restaurant.html
山陽電鉄月見山駅下車.クルマ一台通れるかという通りの両側に活気のある商店街.J子が西尾邸への途を訊いたら,豆腐屋のオッサンが「あーぼくの別荘ね」ときたもんだそうだ.途中に,これも由緒ある洋館だったウィリアム・M・ヴォーリズ設計の「室谷邸」があったのが,今年になってから取り壊されたとのこと.見たのは塀だけだった.
食後須磨離宮公園を散策.ここも日本じゃないみたい.入ったのと別な門から出て,歩道橋をわたったりトンネルをくぐったり.細い路地をぐるぐる歩いたら線路の反対側からもとの駅に出た.狐 (ではなく熊?) につままれたようでした.
そのひとつが,神戸の貿易商が迎賓館として建てた『西尾邸』.
建物と庭園が神戸市の指定有形文化財に登録されたが,莫大な固定資産税がが建物の維持を困難にしていたという.
そこで,風格ある佇まいを活かして,民間企業がレストラン・結婚式場として運営し,その賃料で維持費をまかなおうというプロジェクト.これにH大で建築を専攻したQ谷氏も関わって,寸法を測ったり図面をひいたりしたとのこと.かれはジャズ研OBなので,この改装なった西尾邸のレストランで関西在住のOBOGを中心に昼食会をしました.ぼくとJ子もおまけで出席.大学を離れたらみなあか抜けていた.
門からのアプローチから,建物を見上げるあたりが良い感じ.学会のバンケットなどやったら好評だろう.われわれが食事をした部屋は壁板など当時のものを使っているようだった.見学させてもらったほかの部屋は,もっと手が入っていたようだ.披露宴会場は和室を洋風に使うので,いっそうレトロな雰囲気.
レストラン側は建物を売り込んだほうが良いのではないかというのが個人的な感想.間取り図・建物の歴史・工法の展示・パンフレットなど,あったのかもしれないが気づかなかった.
オープン記念ランチ2500円.ガラスの見せ皿がよかった.もちろんお料理も.サイトは
http://www.vizcaya.jp/restaurant.html
山陽電鉄月見山駅下車.クルマ一台通れるかという通りの両側に活気のある商店街.J子が西尾邸への途を訊いたら,豆腐屋のオッサンが「あーぼくの別荘ね」ときたもんだそうだ.途中に,これも由緒ある洋館だったウィリアム・M・ヴォーリズ設計の「室谷邸」があったのが,今年になってから取り壊されたとのこと.見たのは塀だけだった.
食後須磨離宮公園を散策.ここも日本じゃないみたい.入ったのと別な門から出て,歩道橋をわたったりトンネルをくぐったり.細い路地をぐるぐる歩いたら線路の反対側からもとの駅に出た.狐 (ではなく熊?) につままれたようでした.