My Life

春夏秋冬~日々の徒然や思うことを綴った倉庫です。

逝去

2013-09-01 11:25:20 | 雑記
先日、叔父が亡くなりました。

享年92歳と7カ月

叔父といっても、母の姉の旦那様なので義理の叔父なのですが
母の姉・・叔母は50代で他界しており、叔母とやっと再会できて嬉しいだろうなあ・・
そんなことをお葬式のときに思っておりました。

お葬式がすすむと、お孫さんのお別れの弔辞がありました。

ムードメーカーだった、優しくて明るかった・・・・

遠方に住んでおりましたので、叔父と沢山話したことはありませんでしたが
母がパーキンソンに倒れ、叔母の法事もいつも欠席していたので
母の病状が軽いうちに、一度単身伺おうと思って、訪ねたことがあります。

そのときに叔父が話してくれたこと。

叔母の延命のために医者がすすめる処置をしたのだけど、半年もつどころか、数か月で
亡くなってしまった。どれだけ痛い、不自由な思いをさせたかと思うと、悔いても悔いても
足りない。一生の悔いだという無念・・。

多分叔父は辛く重い気持ちをふりきるために、家族の前ではあまり暗い顔はしなかったのではないかと、お孫さんの前では特にそうだったのではないか、とその弔辞を聞きながら思いました。

母もがんだ、と分かった時は手遅れで、どうしてこんなになるまで何もしなかったのか
普通ならここまで進行する前に気付くはずでしょう?

検査入院した時に、医者からそう怒られ、施設での医療管理の不備を訴えても
おかしくない状態でした。

ただ、パーキンソンをわずらって長年母もそして支える家族も苦しんできたから、訴える気持ちもおこらなかったのだと思います。それだけ母も私たちもくたくただったのです。
それで、ぎりぎり延命の処置ももきりだされましたが、叔父の話も頭にあって断りました。

叔父は1年病んでいたそうです。

倒れたときが、弟夫婦の結婚式頃で、間に合わなかったけれど、きっと天国で祝福してくれているでしょう。

今は天国の方が家族、親せき、等、にぎやかになっている現実。

叔父叔母も高齢になり、年の離れたほとんど御無沙汰のいとこたちも、ふけたな、と思い、

いつするの?今でしょ! ではないですが、悔いのないように御無沙汰しているところには
挨拶に行ったり、しなければいけないなと痛感したことでした。

叔父さん、長い間おつかれさまでした。 天国で叔母さんと我々一族を見守っていてくださいね。





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