My Life

春夏秋冬~日々の徒然や思うことを綴った倉庫です。

クラブ・・・雑感

2015-09-11 00:32:40 | 雑記

いつも、行っていたお店がある。

学生の街で、予備校がある町。

「マリアクラブ」

ダンスホールがあった。そこでの青春は、もうないのだ。今は、なにが建っているのか。

閉店の知らせ。

本当の「ダンスホール」

クラブ、それも、フツーの時代の、ただ、踊る場所として。


ある天才すら、「マリアクラブ」の曲を書いている。


昔は、「社交ダンス」が、盛んで、おじいさんやおばあさんも、踊っていた。


そういうわけで、親は、ふつーに、踊りたいなら、ということで、まあ、たまに行くようになった。


まず、夕方に入る。


とにかく食事、軽食は、食べ放題で、スタッフから、まあ「しきたり」の説明がなんとなくある。


休憩もできるし、フツーのドリンクもある。


7時くらいから、曲が、かかりはじめ、「フツーの女性」がぽつぽつと。

そして、まあ、どんどん暗くなる。

というのも、踊りは、やはり、ヘタウマが、あるので、暗くするだけ。

男性は・・一割かな。

フツーの恰好や、セクシーのお姉さん。踊りがうまい、お姉さんたちが、入ると

DJが、どんどん、「盛り上げてゆく」あおるのではなくて。

わからないと、しぐさ、を「おねえさん」が、「お手本」を教えてくれる。

そして、だいたい、「この曲は、こう」というものができる。


そして、11(夜)このころから、「色っぽい」女性、そういう、曲。

チークダンス。

彼氏さんが登場、か、恋人。


学生は、あこがれるが、やはり、いつか、彼氏とか、恋人と踊りたい・・

普通に帰る。



帰宅は、11:30、くらい。親も寝ている。


まず、香水のにおいもせず、フツーの学生、だし、「予備校の町」にあるもので、安心している。



なぜか伝説の「マリアクラブ」。


そして、そういうところの方が、ダンサーの先生で、ダンサーを育てると聞く。


「マリアクラブ経験」で、通用すると聞く。


ただ、やはり、ナンパ劇場になると、「閉店」に追い込まれるという噂で。


やはり、「閉店」という知らせが、新聞に載る。


お立ち台もない。ただ、踊りたい。だって、ダンス部もない時代。


なぜか、「マリアクラブ」で、全国に広まり。


そして、あるクラブ?のうわさで、「元祖」が閉店の現実。


風評被害・・・だそうです。


あの時代、私は、ぼろぼろでも、救われる、踊るだけで、楽しい、唯一の場所だった。

そういう「ダンスホール」があるのだろうか。


普通に、友人と話していて「パラパラ」の話、すーっと「こーいうのとか、ある?」

すると「もしかして、」


わかるのかはしらないけど。やはり、「即興」「ライブ」でないと、鍛えられない。

あえて、何もいわない。でも、「いえない」・・あの「マリアクラブ」は、宝物だから。伝説だから。

絶対に話したくない。私の本当の「青春」だからこそ。誇りだからこそ。


私はフツーの主婦だけど。今もあのクラブが懐かしいこともある。


誰だって、踊りたい時期もあるし、それぞれ。今でもそうだろうし、そういうものがあるといいな。


尾崎豊さんのとある歌もあるけど、もっと健全で、でもある時間だけは「恋人の特別な時間」で。


そういう時代はもう終わるのかもしれない。

また、到来しても、やはり「その時代のもの」になるだろうし、それが時代というものだし。


「あの、マリアクラブをしってるかい?」


これも、私が、誰かに、話す人は、もういない。

どこにもいない。


主人が、ある街に出かけたそうで。


あの、店が、閉店で、あのコーヒーのお店もない・・・

「でも、あのお店はあったんだ。かばんがあってね、安くいいものを買ってね」

とてもうれしそうだった。

「まだ、あったの」

「うん。」

母が、ここで買うといいよだけ、教えてくれ、彼氏?のときではないか・・まあ、ダメ元。

主人を連れて行って、主人は、かばんを買い、主人は、そこでまた、買ったのだという。

わざわざ、出してくれたそうだ。覚えていたのかもしれないし。本当に親切なお店である。

とても、うれしそうなだんなさん。なぜか、気が向いたのかはわからないけれど、あたらしいかばん。

どこか「少年」にもどったような感じで、うれしそうで、私も本当にうれしかった。

その日は母の命日。


そういうお店があってほしいなあ、続けることは大変でも。

私も、いいお店で、いろいろと買った日だった。



「ほんもの」が、ある時代に生まれた、世代としては、本当によかったと思う。


「へえーすごいね。こんなに、安いなんてね、まだそういうお店もある」

「すごいでしょ、たぶん、100万といっても、通用するよね」

「そうだよ。うーん。こういうのわかる人はいるのかなあー「お金」で選ぶか、なあ」




そういうお店が「ださい」で、「うれない」で、「おしまい」に、ならないでほしいと願っている。
















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