和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

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 国道2号線の上にて三味線演奏♪

2017-01-10 22:23:49 | 三味線日記
和楽の会民謡ファンのみなさま こんばんは 今日のゆうさんは、膝にヒアルロン酸の注射を打ちに、浜脇クリニックへと出かけておりましたよ  今日は、人が多くて予約出来ていなかったものですから 1、2時間待ちになるだろうと予想しておりましたのでね・・ しっかりと三味線を持参しておりましたの 

国道2号線の上に歩道橋が掛かっておりましてね  車がたくさん走るので騒音がすごいんですよ  ここだったら人に迷惑にはならないぞ って ゆうさん、三味線を弾き始めましたよ  時折、小学生が下校されており、私の後を通過しておりましたが・・

車の音がすごくて、三味線も、余り聴こえなかったのかもしれませんが・・ ほとんどの小学生は、知らん顔して、何もなかったように離れていっておりました(知らんおじさんだもんねー) そんな中、2人組の小学5年生くらいの可愛らしい女の子たちが

私が、三味線を仕舞っておりますと・・ 興味ありそうな表情で私を見ているんですよ  私は、すぐにお声を掛けさせていただきました 「お嬢さんたち、良かったらおじさんの三味線、聴いてみるかい」 すると、嬉しそうな表情をされてうなずいてくれました 

よーし  この娘さんたちが、将来の民謡を支える大切な人になるかもしれない 私は、気合を入れなおして、仕舞いかけた三味線を再び準備した  娘さんたちは、今から、どんな音が聴けるのだろうと興味深々の様子だった  私は、今まで練習して積み重ね育ててきた技術と民謡に対するの全てを、その娘さんたちに聴かせてあげようと思った 

そして、私は伝えた 「今から島根県民謡の隠岐しげさ節を弾きますから聴いてください」 私は、一番鳴りが良いと感じている 8本 にて、隠岐しげさ節を弾いて聴かせた  二人とも真剣に聴いてくれている  その喜びと嬉しさが、なんと僕の三味線の技に磨きを掛けた 



 自分にも信じられないくらい上手に弾けているではないか



隠岐の舞台上では、絶対にこんなには弾けん  これは、まさしく彼女たちの人としての魅力だと思った。 もう二度と会うことの出来ない彼女たちのために、私は民謡を代表して演奏をさせてもらい、しかも、リアルに聴いていただいている  すごく嬉しかったー  調子に乗って、8本に合わせ 唄を唄ってみたもののー  高いところでかすれてしまったが、私が伝えようとしている心は、充分に伝わったと思う。


演奏も終わりに近くなった頃・・  また一人、美しい女性が階段を上がって近づいて来るではないか  えー 今から終わろうとしている時なのに・・ 僕は一体、どうすればいいんだ   一人の大人の女性も、2名の小学生の女の子と一緒に私の三味線演奏を楽しみたい雰囲気だった。  私から離れてゆかず、立ち止り、こちらを眺めているではないか 


えーい  もうこうなったら、もう一回 




  隠岐しげさ節  をやろうじゃないか 



私は、更に頑張った  美女が3人も、私の演奏を聴いている  彼女達と、もう二度と会えないであろう・・  一生懸命に民謡の素晴らしさを体全体で伝え切った   演奏を終えると、僕はなぜだか手を振った  そして、こう言った 「4月に熊本県支援のチャリティーコンサートを呉にて行います 全席無料で私が主催しますので、是非、観に来てくださいませね」と・・


果たして、その言葉を明日まで覚えてくださっていることだろうか  それは、明日にならないとわからないだろう・・ 本当にコンサートに観に来てくれたなら、どんなに嬉しいことであろう  私は、もう一つの夢を見れた。  彼女たちの心の中に、私の三味線の音色が残ってくれるように祈っている   そして、いつの日か大人になった時に、民謡を趣味にしてくれることを、心の底から願っているのです  本日もご拝読、誠にありがとうございました 

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