和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

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音を残す意味

2018-09-26 12:04:54 | 三味線日記
和楽民謡ファンのみなさま こんにちは 私も民謡の道を歩み始めて10年  最近、思うことがあります  それは

 自分の音を残す  

ってことなのです  残す方法としては色々ございますけれども・・ 私は最近、懐かしくカセットテープを聴くことがあるのですが、昔、三味線を弾く上手な方からテープを頂いたことがありましてね  久しぶりに懐かしくなり、聴いていたんです 

 やっぱりステキ  一つひとつの音の間にゆとりがあり、急いでなく ゆったり弾いてらっしゃる  この、ゆったり弾くってのが、実は一番、難しいのです。 ゆったり弾けるってのには理由がありましてね、撥を大きく幅広く、柔らかく振り降ろしているってことになるのだと私は理解しているのです。 だったら、それを自分も出来れば良いのですが 

 そんな簡単に真似などできません 

10年、民謡を頑張って歩んできた経験があるからこそ、その音の素晴らしさが理解が出来るようになったわけでしてね  更には、もう10年経ったなら、その音色はもっと私を癒してくれることでしょう  つまり音色というものは、弾く人の技術、心、器の広さ、人間としての奥深さや苦労から学んだ優しさなどから構成されており、感動できる音色ってのは、そんな見事な心を備えている方でないと決して生まれはしないのです 

そんな、素晴らしい音をカセットに入れた方が、この世に何名いらっしゃることでしょうね  私が感じますのに、せっかく何年も民謡を行ってきて、今のこと時の音を録音して残しておくってことが、どれだけ重要な意味を放つのか これは是非とも少しでも良いので考えてみて戴きたいなって感じているのでございます。 だから、私も、自分だけの民謡CDを制作してみたいと考えていまして、だからこそ、唄、三味線、尺八、笛、太鼓の全てを学ぼうと頑張っているわけなのです。

上手いとか自分は下手だからとか そんなことは一切関係はございません。 民謡にうまいとか下手とか、私にとってはあまり関係がなく、大切なのは、民謡の素晴らしさ、美しさを心で感じて楽しむことであるように思っております。 私も人間ですので、明日の命はわかりません。 だからこそ、今、自分が一体、何を残しておきたいのか  考え生きています。 命はいつまでも残してはくれませんので、そのカセットテープを聴きながら、その方の心と器を感じ取りながら有難く私も民謡と共にこの人生を生きてゆきたいと考えているのでございます。

皆様も、是非、ご自分の音をこの世に残しておいてくださいませ。 その音を未来の民謡ファンが聴き、きっと感動されることと思います  音を取りたいが、どうして良いのかが自分にはわからないとおっしゃる民謡人の方、私のお店に尋ねていただければ、録音させていただきますよ  本日もご拝読、誠にありがとうございました  良き民謡人生を送ってくださいませね 

 
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