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音戸の舟唄全国大会 出場申し込みの時期です

2013-11-08 16:40:21 | 日記
和楽の会民謡ファンのみなさまこんにちは いよいよ秋の紅葉シーズンが始まって参りましたね 広島県でも帝釈峡は見ごろ真っ盛り 三段峡でも今から見頃となってくるそうですよ 今日は嬉しい民謡ニュースが舞い込んで参りましたよ 3人組が第7回の音戸の舟唄全国大会にまた出場できる予定となりました(今のところですが)私以外のお二人には、大会事務局より出場申し込み書がすでに届いているそうです ですが私には届いておりません(県内だからかな~) とにかく県外の競技者につきましては特に大会を盛り上げるためにも一人でも多くの参加をしていただきたいというのが大会運営側の本音といったところではないでしょうか もうそんな寒い季節になってきたということですよね~ 北海道ではそろそろ雪が降り始めてスキーもできるようになってくることでしょう。

この音戸の舟唄全国大会はすでに第6回を終えており、今回は新年明けての1月26日(日)に広島県呉市音戸市民センター(公民館ホール)にて朝9時より開催される予定です(競技は朝10時より)。 昨年、私は信じられないことに10人しか残れない決勝戦に生まれて初めて残りました←このくらいのショックがございました 誰もが私のような一人で我流で頑張っている人間がまさか決勝に残れるなんて想像していた人間はこの世にいなかったと思います いったい・・ 私の唄のどこが良かったのでしょうか ただ間違いなく言えますのは、伴奏者と合いの手をしてくださった私の大切な民謡仲間がとても優れた方々でした そのお陰が大きく影響し支えてくださり私は何も考えずに楽に唄えたこと それが一番の大きな要因となったと思います。 それともう一つの原因がありました。 大会前に大きく崩した健康状態でございました 私は思い出すのも恐ろしいくらいに今年の1月4日のことは一生忘れません その月に音戸の舟唄全国大会を控えているというのにも関わらず、自分の心は闇に閉ざされ明るい光が見えなかったのです もちろん自分に責任がすべての面であるのではございますが本当に怖い体験を致しました。

生きてゆくといういわば当たり前のことが・・ これからこの先も、そのような恐怖心に襲われるのだろうかという大きな恐怖が私の心を不安定にしていた苦しい時期でした はっきり言って大会に出場できるなどの体調では全くなかったのです 大会の1週間前、私は余りに精神が苦しく体はなまりが入っているようで食欲もなかったので 仲間に大会を辞退する意向を伝えて謝ろうと考えていたのでした。 ヘタをしたら間違った道に進む可能性もありました 自分の心をコントロール効かないという恐ろしい状態に落ちてしまっていたのでした。 その時にたまたま、ナガセのスッポン粒を持っていたのでした。 私はワラをも掴みたい思いで毎日3粒づつ飲んでみました そして4日目くらい、あと3日後に大会というところで明らかな手応えを感じたのです  体はみるみる楽になり  声も割りと出せるようになってきたし  なにより食欲も沸いてきまして  これなら大会にとりあえず出場し舞台には立てるような気持ちになれました だから仲間には何も告げませんでした  大会当日も・・ いつもならば決勝に残りたい夢ばかり考えては緊張していたのでしたが その時ばかりは一切そんな気持ちは0でした  ただただ私は舞台に立てるのだということ、仲間と共に舞台を踏める幸せが嬉しかった 勝ちとか負けとか決勝とか関係はなかったのです。

そんな状況も生まれて初めてだった・・ 隠岐へ大会に出ても毎回緊張しておかしな失敗をしてしまいます(勝ちたいという欲がそうさせるのだと思います) つまり欲が出てしまううちは良い唄も三味線も弾けない、唄えないのだということを学びました。  欲は心を乱し技術を崩します  私は無欲の舞台を踏めたのです  勝つことを考えられるのは舞台を踏めることを当たり前に考えているからだと今思えば考えられます。  舞台に立つということがどれだけ素晴らしく有難いことであるのかを初めて知りました。  私は春にも自分で主催をさせていただいて大きな舞台を任され皆様のお陰で大成功を収めることができたのでしたが・・  そこでも舞台を設けることの責任の重さや、そこまで積み重ねてゆく苦労や努力を味わい知りました。  今までは競技者だけの立場で物事を考えていたのでしたが・・ 現在では違います。  一つの大会を運営してゆくスタッフ一人一人の大変さ、準備の長い期間や労力など・・ 本当にさまざまな苦労と尽力、お金、協力、競技者が全国から集まってくれることによって初めて成り立つのです。

それらを全て考えますと・・ あの舞台の上に立って唄える喜びがいかに大きいことか そして大きな感謝の気持ちになれることだか 私は多くを学び辛い経験もありましたが自分の糧とすることができて本当に良かったです  第7回の大会でも無欲で楽しくをモットーに舞台を踏んでみたい  もうね、勝つんだと考えた時点で負けですよ自分にね  欲望に負けてしまってるんですよ  勝つことが意味じゃない  本当の意味とは・・  舞台の上で自分の本物の心を発表する場だと僕は考えている  舞台の上で唄を発表する上において・・ その競技者の考えている全てが自然と現れます  そこには下手だからとか・・ 上手だからとか関係は全くなく、下手でも上手でも人の心に優劣などありません。 ですが、例え上手でなくても人の心を癒せる唄があるのです。  それが素晴らしい心構えを持たれている人であると僕は信じているのでございます。 だから、そんな方と出会ってできれば民謡仲間として縁を持てれば持ちたいのです。

もちろん私にその持つ器がなければ相手の方も手を伸ばしてはくれませんでしょう。 お互いがお互いを認め合えてこそ成立してゆくのだと思います。 私が求める心を持つ民謡人は決勝に進んだことのない方の中にもたくさんおられます。 第7回では、勇気を出してお声をお掛けしてみたいと考えているのでございます。 東広島にお一人いらっしゃいます。 一度、お声を掛けてみたことがあるのですが・・ 「私の声がそんなにいいのですかね??」と謙そんされておられましたが嬉しそうに答えてくださいましたよ。 声が良いというだけじゃなくてきっと心の持ちようが素晴らしいのだと推測致します。 民謡大会では、素晴らしい心構えを持たれた方がとても多く集う場ですので、同じ場に集うことのできているその瞬間はまるで竜宮へと招かれているのと同じような感覚でございます。 それと兵庫県に大変舞台礼儀の素晴らしい女性の方がいらっしゃいました 私はその光景を見るまで知らなかったことですが・・ 舞台に現れる瞬間から観覧席や審査員さんに向けて一礼をされておられました。 そして唄い終えて帰る際にも一礼をされました。 私も音戸の大会はすでに5年連続で出場しておりますが・・ そこまで丁寧にお辞儀をされる競技者を目の当たりにしたのは初めてでしたので感動してしまいました

きっとその方にしてみれば当たり前の礼儀と作法かもしれません。 ですが、私がその方から学んだことは、唄い初めと終わりだけが競技者としての戦いの場ではなくて・・ 舞台に上がり観覧者から見える場に出た瞬間からすでに始まっているということなんです 私は民謡魂の舞台を呉で観覧したのですが・・ 実はプロの歌手でさえ、唄い終えて舞台袖に帰ってゆく際の歩き方に、自分の出番はもう終えたのだといったような雰囲気に見えてしまう方もいらっしゃいました。 私は、その兵庫県の競技者の方の完璧なマナーの美しさに心を惹かれました うーん 素晴らしい これが本物の志を持っている方なのだと一人勝手に心の中でつぶやいたものです もちろん、その方がどんな方であるのか私にはわかりません。 がしかし、そのような人が観てお手本にされるような方は恐らく只者ではないでしょう。 そういった方がいずれ人を驚かせる歌い手になることは予想がつきます(私だけの予想です

私も第7回では、少し真似をさせていただこうと考えております。 もちろん、全ての競技者が全く同じように丁寧にお辞儀を挟んでゆきますと時間が若干かかってしまうことも予想されます。 ですので、あくまで深く礼をするのではなく、簡潔に浅めにお辞儀を行い時間がかからぬよう注意も必要です。 舞台の上で唄わさせていただけるという喜びを観覧者様に聞いていただけるという感激を審査委員様に審査していただけると光栄を胸に感じ秘めまして舞台を楽しむことがもし出来れば最高だと考えております。 今回も去年の決勝に進めたメンバーで舞台へ上がる予定となっておりますけれども・・ もしかしたら第8回では揃うことは不可能となる可能性はあります。 この度の大会が最後だと思って心の底から楽しみたい そう感じているのでございます。 去年の大会では西は鹿児島県、東は埼玉県から参加してくださっておりました。 第7回では一体、どこから参加者様が集まってくださるのでしょうか 今からすごく楽しみになって参りました 大会の申し込みは早い者順序となります。 大体130人くらいがエントリーされると思いますので、皆様、参加ご希望の方は早めに大会事務局に電話をして、氏名、住所を伝えまして申込書を郵送してもらってくださいませね あと遠方から参加してみたいと思われる競技者の方にお伝え致しますが、音戸の舟唄全国大会は1月終わりという最も冬が厳しい時期でございます。 ですので土曜日に呉まで新幹線を利用して来られて宿泊されることをお勧め致します。 呉のホテルから会場までは路線バスに乗りまして30分です。 当日に来るというのは雪が降ったら間に合いません。 何かご質問などございましたら、私でも良ければお答え致しますのでコメントいただければと思います。 ご拝読ありがとうございました

人気ブログランキングへ 日曜日の夜から急速に冬型気圧配置となるそうです 来週頭は冬装備が必要となりますので皆様、風邪など引かれぬようご注意くださいませ
























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4 コメント

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音戸大会・・ (かをりん)
2013-11-13 00:29:36
やはり、今回は出ない方向で考えています (._.)

来年の夏の、秋田行きのことを思った時に
春に大阪で開催される「秋田民謡大会」に出ておいた方がいいのかなと ^_^;
もちろん本荘追分で♪

あ、三味線なんですが、
来月から習うことになりました!

破れていた皮も張り替え、三味線に再び命が宿りました!

毎日、バチさばきの練習してますが
楽しくて仕方ないです☆
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決勝のキップが1枚・・ (ゆうさん)
2013-11-13 12:56:46
かをりんさん出場されないのですね~ ならば音戸決勝のキップが1枚増えました ちなみに申込書届きました 僕には来ないんですよ 島根グループにはすでに届いているとのことですよ

秋田民謡の大阪大会って何月何日でしょうか? 本荘追分、お師匠が弾いてくださるのでしたら優勝も狙えるでしょうがね 私もあなたの伴奏任せてもらえるくらいになってみたいものです 応援しておりますからね

三味線が楽しいっていいことですよ だいたい楽しい時は技術が伸びている時ですからね 僕は停滞中です 三味線は奥が深いですから止められないんですよね~

かをりんさんコメントおおきに~
返信する
大阪の秋田民謡大会 (かをりん)
2013-11-16 00:26:07
たぶん、4月だと思います(いや、5月だったかな??)

香川のsさんがこの大会のことを
教えてくれたんですよ♪

伴奏は、専属の方にお願いしようと思っています。

大阪って、どんな本荘追分の三味線なんだろ・・
返信する
僕だって・・ (ゆうさん)
2013-11-16 13:11:28
いつの日か秋田県に行って、秋田小原節と本荘追分の大会に出場してみたい夢を持っております

でもどちらかというと秋田小原節の大会の方が大きな夢ですね。 僕が大会に出るようになれる頃にはあなたは晴れて日本一となっていることでしょう(予想

出来ればですが・・ 3年くらい先を目標に頑張ってみようと思っております かをりんさんの伴奏はさせてもらえないけれども・・ 誰か挑戦させてくれる方いらっしゃらないかなー

そんなアホな夢も持っているんですよー とにかく自分なりに頑張ってみますね

Sさんお元気なのかな~ 素晴らしいお声されてますし器の大きな素敵な民謡人でございますよね

かをりんさんコメントおおきに~
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