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民謡の神様が与えた試練

2015-08-10 10:12:44 | 鳥取県 貝殻節
和楽民謡ファンのみなさまこんにちは 今日は第4回貝殻節全国大会について少し書かせていただきたいと思います。 先日、鳥取県大会本部から要綱が送られて参りました それを開いて驚きました  大会では 貝殻節元唄貝殻節2つの曲目がありましてね 貝殻節は割りと簡単で唄いやすく出場者も多いのですが、元唄貝殻節の方には、追分(おいわけ)という、北海道の江差追分のような難易度の高く複雑な節回しが入っておりまして もちろん ゆうさん 3ヶ月前まで聴いたこともほとんどなかったので全く知らない状態だったんですよ

せっかく鳥取県まで遠征するのだから、真似ることが出来れば、なんとか舞台で唄うことは出来ると踏みまして唄えないのにエントリー  まぁそこが何もわかってはいない ゆうさんらしいところでしょうか  そして届いた要綱を開きビックリ なんと その難しい元唄貝殻節のエントリー順番が



 117番でラスト(アンカー)なんです 


貝殻節 88名 元唄貝殻節 29名 という人数で なーんにも知らない無知のゆうさんがラストを飾るというむごい運命、いや定めなんです  しかも、ラストの私の10名手前くらいから あかさんこばさん前年優勝者さん、菅笠で決勝に残られた地元期待の方(3番さん)まで強豪が勢ぞろいされておりましてね  いやー ゆうさん、どうやって歌えないあの追分部分を誤魔化すのでしょうか 

もちろん、審査員の先生方には、どのように誤魔化しても通用はしないのでございますけれども・・ もうこうなったら、自分で唄いやすいように作るしかない 音戸の舟唄もほとんど自分で好きなように作りましたから・・ どっちみち私なんか決勝に残れるような民謡人ではありませんから 自分らしく散ってゆきたいのです  民謡はね、競うためだけに存在するわけなんかじゃない 自由に表現をしても本当は誰からも怒られることなどないのが民謡だと私だけはこの世の中で信じてますから  心さえあれば 後は前を向いて 唄い 表現すればいいんです  ゆうさんらしいな~って じろうさんが呟いて笑ってくださるような、そんな貝殻節や元唄を表現して参りたいと考えているのでございます  それでは皆様、素敵な夏休みを送ってくださいましね  和楽荘も皆様のご来館を心からお待ち申しておりますから   それでは失礼致します 


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