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お夏さんという民謡人

2015-08-11 08:18:25 | 歴史に残る人
私は民謡のことは正直、何もわかってなどいない無知なんです そりゃそうですよね師匠さんの下で習ったわけではございませんので礼儀から何から何まで知らなすぎなのですよ だけれどもね世の中って本当に面白いものだとも思うのです。 一時は自殺してしまうのでないかと悩んだ辛い時代もございましたが、そんな中、この民謡という素敵な世界と出会ってからというもの・・ 私は数々の見事な大物の民謡人と非常に不思議にも出会うこととなったのです 

私のように着物の着方から挨拶すら、三味線の構えすら知らない無知の素人民謡人でも広島県の赤田先生は私を教え子のように目をかけてくださりました。 隠岐へ行けば夢先生、会長、そしてナシ先輩が僕に手を差し伸べてくださいました。 なぜなんでしょうね 僕が隠岐を愛したからでしょうか そんな隠岐を愛し、地元の音戸を愛し、2つの大会ばかりに通っていた頃から・・ 実は私の知らないところで一人の民謡人が私のブログを読んでくださっていたというお話は、後の姫路にて知ることとなったのでございます。

私は音戸で出会った民謡人から菅笠節を伝えられ初めて知りました  なんとも奥ゆかしい素晴らしい唄に心を奪われ、私は姫路の大会に出場することを決めます そこの控え室にて運命の出会いが待ち構えていたということなのです 私は何も知らなかった・・ 控え室に入ると見たこともないえらい男前の男性が袴を着て、しかも満面の笑顔で私の方向に近寄ってくるではないか  アレ この方、一体、どなただろうか 
私は知らないはずのイケメンが笑顔で  なんでだろう  私は知らない人に少し警戒感を持っていた あっ そうだ

そういえば、先ほど、菅笠節でお囃子のとても上手で素敵な競技者さんに出会えたので 「あのー 大会の映像で拝見させていただいたのですが、あなた様のお囃子、とっても素敵でした」と伝えたのだったが、いきなり知らない男性に告げられて その方はどぎまぎ少し困った表情されておられたので、僕の今の心境と似た境遇かもしれないと感じていたのだった  そのイケメンさんは私の目の前まで笑顔で寄ってきてくださったと思ったら、嬉しそうな表情で私に握手を求めてきた   「あのー ゆうさん いつもブログで拝見させていただいてます~ あなたの民謡に対する考え方や姿勢に僕は感動したんですよ 今日は頑張ってくださいね」 「あっ ありがとうございます 頑張ります」  と答え、その時は別れた。 その方は、なにやら色々な方と打ち合わせをしたりと忙しい様子であった。

やはり貫禄のある人間にはそれなりの香りがある(臭いではない) 風格というか存在感というか 私は今までさまざまな民謡人と出会ってこれたのだが、この方も大物そうな香りがプンプン漂っていた。 ブログの力というものは本当にバカにはならないんだな  私のつぶやきを誰が読んでいるのかもわからないのだが、ブログを書いていなかったら、この方ともここで出会っていたとしても、声をかけられることもなかったであろう。 捨てる神あれば拾う神ありという言葉がある。 人間関係というものは、永遠に仲良く続くような簡単なものではない。 一瞬で出会い、一瞬で別れてゆく人間がほとんどなのである。 その中で数多くの人間が暮らしいる中で他県の人どうしが民謡の大会で会うっていうことの素晴らしさ  それは大会を開いてくださる方々、そしてその競技に参加してくださる多くの方々とのご縁が招く、とても大切な宝物なのでございます 

そして大会も終わり私は帰ろうとした すると笑顔のお夏さんが(ブログを読んでくださってた袴姿のイケメンさん)私をまた笑顔で呼び寄せ、更なるすごい民謡人さんに私を紹介してくださった。 その方が貝殻節全国大会を開催される方だったのです  そして大会主催者様、自ら、私に「貝殻節全国大会に是非、参加していただけませんでしょうか」とお誘いの有り難いお言葉を投げかけてくださりましてね ゆうさん、全くの素人なのに、こんなプロの民謡人様からお願いされ断る勇気ももちろんなく~  「はい 貝殻節は大好きですので一度、挑戦してみたいと思っていたのです」と応えてしまったのでした 

そんなこともあり、私はお夏さんと縁が芽生えた  どこまで続くかはわからないのだが、私は続く限り大切にしてゆこうと思う。 いや陶山さんとのことのように、私は縁がもし切れる時代がやってこようとも、お夏さんに対しての尊敬の念は消えることなどは生涯ないと思う。 民謡人として、とても尊敬できる方は実は少ない。 民謡というものは、ただ単に上手で勝ってプロになれればそれでよしなんて簡単な世界じゃないと僕は思う。 私が尊敬する民謡人っていうのは、上手だからとかの理由なんかじゃない。 人としてこちらが惚れる何かを備えている人である(魅力と器だと思います)

そして私の尊敬する民謡人は、決して上手な人だけを認め、下手な人を見下すようなことは絶対にしない人だと思っている。 つまり人間を見てくれる。 私のような全くの素人でも民謡に対する愛さえ大切に持っていれば、そこだけはちゃんと認めてくれる方なのです。 民謡は上手、下手など全く関係なく、実は人間の輝きを磨く世界だと私は考えているのです。 人間に輝きがなければ、どんなに練習を積んでも人の心を引き付けるものは生まれてはこないのだと思う。 どんなに技術が上手でも、そこにおごりの気持ちが存在してしまえば、一気に駄目になるところにも実は、民謡の素晴らしさが秘められ隠されていると私は密かに思っているのです 

きっと、日本のどこかの誰かが、私に興味を抱き、私と民謡を作りたいと願ってくださる民謡人との出会いも必ず生まれてくるのだと私は密かに信じ頑張っているのです  すでに、和楽会員ではすみれさんかをりんさんなどや助っ人メンバーとして、隠岐の夢先生、会長をはじめこばさんじろうさんまでもが私に協力してくださりました。 これはまぎれもなく奇跡です こんなに素晴らしい西日本を代表しても良いような見事な民謡人と一つの大きな民謡コンサートを実現させた喜びは一生涯、私の心の中の宝物であり、歴史に刻まれたのです(私の民謡本には) これからも、きっと刻まれてゆくことでしょう。

運命の貝殻節全国大会まであと19日 皆さん、どうか ゆうさんの追分節のところは、耳を塞いでお聴きくださりますよう重ねてお願い申し上げます  お夏さん、見事な伴奏に嘘の歌い方、誠に失礼に当たるとは思いますが、どうかお許しくださいますよう、どうぞ宜しくお願い致します  そして貝殻節大会参加者の皆様、皆様との一期一会、私はとても楽しみにしております  皆さんと私とで第4回貝殻節全国大会に華を添えましょうぞ  その思い出は一生涯、消えることなどございませんのでね  ゆうさんもよろしくですよ 

本日もご拝読、誠にだんだん(島根方言でありがとう) 良きお盆休みを  いつもランキングクリック応援誠におおきに  最後にお夏さんについての印象 私に笑顔をくださる方、器の広い方、民謡界になくてはならない方であると感じております。 僕のような何も知らない民謡人に笑顔をくださる方ですので、相当変わってて僕は大好きなんですよ 

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