ガクトさんという人がテレビに出ていた。
なんて美しいんだ。
歯が真っ白だ。
母が
「ガットの嫁さんになるひとはたいへんだよ」
と
なんと
Mattとガクト
が混合したような。。
なんかありそうななさそうな。
一応訂正
「ちがうよ。
ガクト。ガ ク ト。」
母は恥じらい
「良かった。
奥さんたち(誰をさしているのかしらぬ)と話してて
知ったかぶりしてると思われたらいやだし。
あんたとしゃべってるんじゃたいしたことないし」
私と話す=たいしたことない
のがちょっとひっかかるけど
母があんまり無頓着に
思ったことを話して 父が恥ずかしがっていた過去を思い出した。
母にしてみれば、口下手でも
なんとか相手に話題を提供しようとする気持ちなのだ。
母なりに気を遣っているのだけど、
正確に覚えている必要の無いこと
は
適当にしゃべってしまうなんてことはある
(私も似たところある)
彼女は、あまり学校に行けない境遇だったので、
周りの「奥さんたち」と話が通じにくく、
普通に中卒や高卒以上の学歴がある同年代の人たちと
コミニュケーションを取るのに
とても苦労した
そんな
悲しさもちょっと思い出した。
母は馬鹿にされても、くじけずに生きてきた。
いいのよ
ガットでもガクトさんでも。
きっとガクトさんはそんな事で人をあざ笑ったりしない。