ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

テレビが現実を作り出す

2022-08-09 16:43:11 | 思ったこと
故郷のテレビと
外に出ていて思っていた故郷の良さが
まったく違っていた。

故郷にいた頃感じていた「遅れた地域にいる」恥ずかしさを思い出した。
この地域は「こういう場所だ」「こういう意識の人たちが住んでいる」というイメージを、テレビが作り出しているのだと気づいた。
実際は、自然が豊かで、住んでいる人も様々である。
主流というメディアが全ての代表する意見とは限らない。

たとえば大阪は、あの豹柄のオバチャンのイメージだ。
しかし、実際に出会った大阪人は、もっと大人しく謙虚で声の小さな人たち
かならずしも、最大公約数が「大阪らしさを演じる人々」であるわけではない。
意外と移住者(大阪へ移住してきた他県の人)が声高に
「関西弁をそれらしく喋る」気がした。

テレビで今、現実が作られている。
たとえば、宗教団体の被害にあった人物のストーリー
その凶弾によって殺された事実についてよりも強調されている
本当にその事件が「その凶弾によって」行われたのかということについての
検証もされぬまま、
一つの方向へなにかを操作しているように感じる

どこかの戦争についても、
情報があらゆる角度から精査されるのではなく
ある一つのストーリーを強調し、そこへなだれをうつように向かう
どの放送局も、一糸乱れず


ただ、それに気づいてる人が、どれだけ少ないかとも
思うけれども
実はそれほど少なくはないのだと思う。

様々な人たちが、まったく今の状況と関係ないような日常をおくる

それが、公共の放送にのらないだけで。

だから、テレビの放送、インターネットの画面、あらゆる情報は

すべて ではない。


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