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ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

漫画を描きたかった け ど も

2025-03-20 17:11:16 | 思ったこと
私はいま かなり年をとって
特別 なにかを目指すような年齢ではないのですが、
自分の好きなことを積極的にしようと思っている
だから、絵の道具などを揃えてみたりしているの

父から
「ひかる人は、もうそういうことが見えている。お前にはそれはない
だから、(漫画家を)目指すな」
とか
「お前の絵は どうしても 平面に見える」
と言われ

漫画を描いたり、
絵をかくのをやめてしまった。

それ自体は、それ以外のことを知る機会をもらえたので
よかったと思う


実際 自分の 絵が 平面的か どうかということは
未だよくはわからないのだけれど
実際に観察してなにかを描くということは
漫画を見たり テレビを見たりという
平面の媒体を書き写すということが多い場合はありうるのではないか。

昔の漫画を描いた人たちは、
実際の人物や 生活を経験したり体験したりしているなかで
絵も(実際をスケッチ)習熟していったのだろうと思うので
なんだか奥行きや バランスが 自然を参考にしているぶん、
とてもしっくりくる気がするのだ。



最近の漫画の絵は
昔に比べて バランスが崩れたものが気になる
いや、やたらと上手いひともいるんだけど
その上手いも 非常に上手いのよね。ひどく、
というか
そこまで正確に書く必要があるかと思うほど
完成されたデッサンが 逆に窮屈さを感じるくらい

漫画というのはデフォルメがあって、飛び込んでくる(心に)部分があると思うのだけれど 作画に正解を求めるあまり、
誰かの上手な正解によせすぎてやしませんかと思う
大友さんや上條淳士さんが出てきたくらいの頃から
いやに綺麗な 
ぽい 絵が増えて、おなじような絵面で、おなじような見せ場で
誰かがやった正解をなぞって 別のものを 表現する作品が多い
それがいいのか悪いのか まあ読んでいる人がそれがよければ
それでいいのかもしれないが
昔 ワクワクしながら読んでいた漫画とはちょっと違うなあと
思ってしまう。

もうすこし 自由で、 泥臭くて、下手くそでもいいんじゃないのか

私あたりは
吉田戦車さんや
相原コージさんくらいの頃までかなあ

今はほとんど読まないから
こんなの 評論しているだけですが。

それでも、今の漫画は たくさんの人の心を掴んでいる作品が多くてすごいなと思う。
コロナの時代になって、日本大丈夫かと思ってたけど、
漫画という文化でもって多くの外国人が日本に押しよせている様子をみると
若い人の創作ってすごい力があるんだなあと思う。


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