はさみ屋のブログ

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ガソリン値上げも、中小のスタンドの収益には逆効果。

2006年06月13日 | Weblog

 原油相場の上昇で、十五年ぶりの高値をつけたガソリン。
だが値上げしたにもかかわらず、中小のガソリンスタンド(GS)は苦境に
立たされている。 客離れを懸念して値上げ幅を圧縮したため利幅が
縮小している上、貯蔵タンクなどの投資負担も重荷になっているからだ。
(高見雄樹) 神戸新聞ニュース

客離れ懸念 上げ幅圧縮/異業種参入、廃業相次ぐ

■利益は減少

 ガソリン価格は原油を精製する元売り会社が、各GSとの個別交渉で決める。
購入量が多い大手GSや元売り自身の販売子会社は安く購入できるが、中小は
苦しい。

 GSの業界団体・全国石油商業組合連合会は、ガソリン価格の内訳を
公開している。 ここ十年でガソリン価格は一〇七円から
一三五・九円に27%上昇したが、大半は原油代と税金が占め、元売りと
小売り段階の利益は三九・二円から二五円と36%も下落している。

 中小GSでは、販売価格から卸値と税金を引いた粗利益は一リットル当たり
七~九円程度。 さらに値上げによる販売減も加わり
「同業者の七割以上が赤字では」(神戸市内の経営者)との声もある。

■資金繰り

 GSは他の小売業と違い、土地代に加え地下のタンクや給油設備など
億単位の設備投資が必要になる。

 収支が悪化すれば、自社物件の場合は投資にあてた借入金の返済負担が
重くのしかかる。 リース物件でもリース料支払いが資金繰りを圧迫する。
「仕入れ代金を支払えず、ガソリンが調達できない同業者も出始めた」
(業界関係者)という。

 「ガソリンの利益だけでは社員の給料すら賄えない」と嘆くのは、加古川の
あるGS経営者。 給油だけでなくパンク修理や自動車全体の整備にも力を入れる。
「(ガソリン価格の安さを前面に打ち出す)大手と同じ土俵では戦えない」からだ。

■減少の一途

 規制緩和で異業種からの参入が自由化されるなど、この十年でGSをめぐる
環境は一変した。 中小GSでつくる県石油協同組合(神戸市)の加盟店は
毎年ほぼ五十ずつ減っている。 ある経営者は「油を売って収益が出るのは
元売りだけ。 この構造が続く限り、廃業も続く」と悲観的だ。

 流通科学大商学部長の高田亮爾教授(中小企業論)は「価格面で大手に
押されていた中小の電器店が、周辺住民の家電の修理などに力を入れ
信頼を得て最新の家電製品の販売につなげた例もある。
中小GSも、価格競争以外に需要開拓の余地があるのでは」と指摘している。

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 を売っていて儲かる時代じゃねぇってのかぁ
松ヤニで 零戦 飛ばした日本。 それならエタノールが有る。
休耕田に菜の花、その後二毛作でヒマワリとか・・・
間違った、糖度の高い穀物なら何でもエタノールは取れる。


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