第7章「冷え取り温め法」
夜の1部
冷えは「夜」の過ごし方がポイント
仕事や家事などから解放されてゆったり過ごせる夜は、心身がリラックスできるので、
副交感神経が優位になり、血行がよくなる時間帯。
つまり冷え対策は、夜をうまく過ごすことが最重要というわけです。
お湯につかって体をしんから温める「入浴」はもちろんですが、実は「睡眠」にも
見逃せない温め効果があります。
睡眠中は一日のうちでももっとも副交感神経が優位になるため、睡眠時間を確保し、
温かくして眠ることで、血流が良くなり、体から冷えを追い出すことができるのです。
これで、あなたも手足が冷たくてなかなか寝づけない生活とサヨナラできるはずです。
湯ぶねにつかることが「必須」!
寒い冬は、温かい湯ぶねにつかるのが定番。
でも忙しい時や疲れていると、ついシャワーですませる人も多いのでは?
冷えが忍び寄ってくるのは、まさにそんなとき。お風呂には、私たちが想像している
以上に温め効果があるからです。
シャワーの場合は温かいお湯が体の上を通り過ぎてしまうので、体を充分に温めることが
できません。でも、湯ぶねにつかるとお湯が体にしっかりと密着するため、
体の中から温めることができるのです。
お湯は、体に熱が伝わる力・熱伝導率もよいため、他の暖房器具よりもずっと
効率よく全身を温められるのです。
このように、湯ぶねに入らないというのは、冷えを取って温める絶好のチャンスを
逃しているようなもの。
では、ここで温め効果をアップさせる入浴法を・・・
※入浴前に体を温めること
冷えている体の体表温度は約31℃。
お湯の温度が40℃とすると、10℃近くも差があります。これだけ温度差が
あるとのぼせやすくなるため、体の芯が温まるのでお湯に入っていられないことが
あります。
入浴前に体を触って、冷えているなと感じる部分を手のひらでこするようにして、体表温度を
アップさせておきましょう。
腕やおなか、おしり、足先などが冷えやすい部分なので、特に念入りに。
お風呂の室温は意外と低いですから、一気に湯ぶねに飛び込みがちですが、
特に高齢の方は、先ほどの体を温めてからとか、かけ湯をして、高い温度のお湯に
慣れてからつかりましょう。
こちらは温めるという意味ではなく、心臓や脳血管の健康という意味ですから
気をつけてください。なお、これは冬だけではなく1年中を通じてです。
※次にはお湯の温度は38℃から40℃の温度でじんわり入ること
体を温めるには、熱いお湯でなければ・・と思っている方が今もいるのです。
こんなに半身浴が流行っている時代にですからね。体が冷えている人は、前にも述べたように
のぼせやすくなります。38℃から40℃のお湯に額が汗ばむ程度につかる方が、
体の芯まで温まるのです。
これは常々「リー○体験談」(頭皮の健康)でも書いていることですから、絶対確かです。
またこれはぬるめのお湯の方が副交感神経にスイッチが入って、血流が良くなったり、
リラックスして寝つきがよくなる効果があるのです。
お湯の温度が下がると、逆効果ですからかならず、追いだきして温度を一定に保つことが、
大切です。
※入浴剤効果
お風呂タイムの楽しみの一つですね。
入浴剤には香りによるリラックス効果の他にも、お湯の熱伝動率を高める作用があります。
よく知られているのが、炭酸ガス入り入浴剤です。炭酸ガスが肌に浸透して毛細血管を
刺激して、血行を促します。
またお酒や塩を入れても効果的な入浴剤に変身します。(入れ過ぎはダメ)飲み残しや
使い残しで試してみませんか。温まり方がいつもとは違うはずです。
他にもシナモン、しょうが、精油等々。しょうがは料理で余った皮の部分だけでもOK。
お酒やワインはコップ半分ぐらいで十分です。
※温冷浴で温まること
温かいお湯と冷たい水を交互に浴びるとよい!というのはこの温め効果についても
効果的です。アレルギーの人が皮膚を鍛える時、リー●での頭皮の新陳代謝改善法
でもこの方法が利用されます。
冷水を浴びると一度体温が下がりますが、体は再び体温を上げようとするため、
手足からポカポカになります。
入浴中に行えば、のぼせやすい人でも湯ぶねに長時間入れるようになります。
お風呂上がりに行うと、汗がスムーズに引き、湯あがり後の発汗を抑えて
湯ざめを防ぎます。
冷水が苦手な方は最初だけぬるま湯で。
真夏だけではなく、春や秋に行う方が、皮膚に刺激を与え効果的です。
夏は暑いですから、冷水も心地よい温度になりますから冬ほどの効果はありません。
夜の食事は?
夜は健康上ではどうしても食事の量を抑えるよう指導されますが、やはりメインは
夕食です。
ただし、常温や冷たいものはここでもさけるべし。
また脂肪分の多いもの、味の濃いもの・・は消化に時間がかかり、血流が胃に集中してしまうので、
手足を冷やす原因に。甘い物やこってりしたものは昼に食べるよう心がけましょう。
そしてビールや冷酒、ロック、カクテルは温かいおつまみを一緒に摂るようにしましょう。
以前究極の健康法で書いたこと →→ 夜9時以降は食べない!もしくは、睡眠3時間、前からは
胃にものは入れない。(水分除く)のいずれかを守りましょう。これは健康の最高の
秘訣です。
深夜に飲んで食ったら、3時間は眠るな!!健康でありたいなら!ですね。
明日は最終回「夜の2部」です。
雨が寒さを倍増しますね。私は寒波より、この雨による冷えの方が嫌いです。
気温はそれほどでもないですが、体の冷え感はこちらが効きますね。
夜の1部
冷えは「夜」の過ごし方がポイント
仕事や家事などから解放されてゆったり過ごせる夜は、心身がリラックスできるので、
副交感神経が優位になり、血行がよくなる時間帯。
つまり冷え対策は、夜をうまく過ごすことが最重要というわけです。
お湯につかって体をしんから温める「入浴」はもちろんですが、実は「睡眠」にも
見逃せない温め効果があります。
睡眠中は一日のうちでももっとも副交感神経が優位になるため、睡眠時間を確保し、
温かくして眠ることで、血流が良くなり、体から冷えを追い出すことができるのです。
これで、あなたも手足が冷たくてなかなか寝づけない生活とサヨナラできるはずです。
湯ぶねにつかることが「必須」!
寒い冬は、温かい湯ぶねにつかるのが定番。
でも忙しい時や疲れていると、ついシャワーですませる人も多いのでは?
冷えが忍び寄ってくるのは、まさにそんなとき。お風呂には、私たちが想像している
以上に温め効果があるからです。
シャワーの場合は温かいお湯が体の上を通り過ぎてしまうので、体を充分に温めることが
できません。でも、湯ぶねにつかるとお湯が体にしっかりと密着するため、
体の中から温めることができるのです。
お湯は、体に熱が伝わる力・熱伝導率もよいため、他の暖房器具よりもずっと
効率よく全身を温められるのです。
このように、湯ぶねに入らないというのは、冷えを取って温める絶好のチャンスを
逃しているようなもの。
では、ここで温め効果をアップさせる入浴法を・・・
※入浴前に体を温めること
冷えている体の体表温度は約31℃。
お湯の温度が40℃とすると、10℃近くも差があります。これだけ温度差が
あるとのぼせやすくなるため、体の芯が温まるのでお湯に入っていられないことが
あります。
入浴前に体を触って、冷えているなと感じる部分を手のひらでこするようにして、体表温度を
アップさせておきましょう。
腕やおなか、おしり、足先などが冷えやすい部分なので、特に念入りに。
お風呂の室温は意外と低いですから、一気に湯ぶねに飛び込みがちですが、
特に高齢の方は、先ほどの体を温めてからとか、かけ湯をして、高い温度のお湯に
慣れてからつかりましょう。
こちらは温めるという意味ではなく、心臓や脳血管の健康という意味ですから
気をつけてください。なお、これは冬だけではなく1年中を通じてです。
※次にはお湯の温度は38℃から40℃の温度でじんわり入ること
体を温めるには、熱いお湯でなければ・・と思っている方が今もいるのです。
こんなに半身浴が流行っている時代にですからね。体が冷えている人は、前にも述べたように
のぼせやすくなります。38℃から40℃のお湯に額が汗ばむ程度につかる方が、
体の芯まで温まるのです。
これは常々「リー○体験談」(頭皮の健康)でも書いていることですから、絶対確かです。
またこれはぬるめのお湯の方が副交感神経にスイッチが入って、血流が良くなったり、
リラックスして寝つきがよくなる効果があるのです。
お湯の温度が下がると、逆効果ですからかならず、追いだきして温度を一定に保つことが、
大切です。
※入浴剤効果
お風呂タイムの楽しみの一つですね。
入浴剤には香りによるリラックス効果の他にも、お湯の熱伝動率を高める作用があります。
よく知られているのが、炭酸ガス入り入浴剤です。炭酸ガスが肌に浸透して毛細血管を
刺激して、血行を促します。
またお酒や塩を入れても効果的な入浴剤に変身します。(入れ過ぎはダメ)飲み残しや
使い残しで試してみませんか。温まり方がいつもとは違うはずです。
他にもシナモン、しょうが、精油等々。しょうがは料理で余った皮の部分だけでもOK。
お酒やワインはコップ半分ぐらいで十分です。
※温冷浴で温まること
温かいお湯と冷たい水を交互に浴びるとよい!というのはこの温め効果についても
効果的です。アレルギーの人が皮膚を鍛える時、リー●での頭皮の新陳代謝改善法
でもこの方法が利用されます。
冷水を浴びると一度体温が下がりますが、体は再び体温を上げようとするため、
手足からポカポカになります。
入浴中に行えば、のぼせやすい人でも湯ぶねに長時間入れるようになります。
お風呂上がりに行うと、汗がスムーズに引き、湯あがり後の発汗を抑えて
湯ざめを防ぎます。
冷水が苦手な方は最初だけぬるま湯で。
真夏だけではなく、春や秋に行う方が、皮膚に刺激を与え効果的です。
夏は暑いですから、冷水も心地よい温度になりますから冬ほどの効果はありません。
夜の食事は?
夜は健康上ではどうしても食事の量を抑えるよう指導されますが、やはりメインは
夕食です。
ただし、常温や冷たいものはここでもさけるべし。
また脂肪分の多いもの、味の濃いもの・・は消化に時間がかかり、血流が胃に集中してしまうので、
手足を冷やす原因に。甘い物やこってりしたものは昼に食べるよう心がけましょう。
そしてビールや冷酒、ロック、カクテルは温かいおつまみを一緒に摂るようにしましょう。
以前究極の健康法で書いたこと →→ 夜9時以降は食べない!もしくは、睡眠3時間、前からは
胃にものは入れない。(水分除く)のいずれかを守りましょう。これは健康の最高の
秘訣です。
深夜に飲んで食ったら、3時間は眠るな!!健康でありたいなら!ですね。
明日は最終回「夜の2部」です。
雨が寒さを倍増しますね。私は寒波より、この雨による冷えの方が嫌いです。
気温はそれほどでもないですが、体の冷え感はこちらが効きますね。