身体にいい日誌

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アレルギー性結膜炎&鼻炎に効く薬 初心者版

2008-09-07 08:49:31 | 健康(アレルギー)
アレルギー性結膜炎について、説明のわかりやすいサイトがありましたので、
ここに紹介します。

http://www.nichigan.or.jp/public/disease/ketsumaku_allergy.jsp

なお、アレルギーの説明は先週掲載していますので、合わせてご覧願います。

私の経験では、やはり季節の変わり目ですね。1年おきくらいに春もしくは
秋口に、急に目が真っ赤になったり、異物感が出てごろごろしたり。
逆まつ毛かと一生懸命取ろうとしても、そこにはありません。
この場合、ほとんどが結膜炎です。

一般の眼薬では治りません。結膜炎専用が市販されていますが、これは
アレルギーにも効きます。
しかし、やはり眼科に行って診断してもらうことが最良ですよ。

近年は、アレルギー性結膜炎と、鼻炎が重なって、「花粉症」と診断される
ケースが増えましたが、これは花粉が主な原因で、気温差や花粉以外が要因ならば
「アレルギー性」とすべきです。鼻炎も同様です。
鼻炎のサイトはここがわかりやすいでしょうかね。

http://www.jaanet.org/contents/images/nose_alle_guide.pdf

こちらのサイトはかなり詳しいですよ。

原因等はアレルギー全般と同様です。
検査も昨日掲載したようにアレルギー抗原抗体反応が主流です。
ただ、すべての患者に行うわけではありません。
数度の通院と点眼、点鼻液で治癒するようなら、そこまでです。
その他の症状がある場合は、内視鏡で咽頭喉頭を見たりします。
眼科ではいわゆる初診時検査と呼ばれる、視力や眼底検査等が行われます。

この2種の疾患は外用薬と内服薬治療が主流ですので、具体的に~。
まず、結膜炎

抗アレルギー薬
インタール、リザベン、アレギサール、ペミラストン、エリックス、ケタス、
アイビナールなど

抗アレルギー薬が配合される目薬です。目のアレルギー症状(かゆみ、充血、涙)
を予防したり軽くします。花粉が飛びだす少し前から点眼をはじめると効果的です。
ひどくなってからだと、よく効きません。

抗アレルギー薬
ザジテン、リボスチン、パタノール

アレルギー症状にかかわるヒスタミンを選択的に強くおさえるのが特徴です。
比較的速効性ですので、必ずしも予防的に事前使用する必要もありません。
軽いうちでしたら、よく効くと思います。

ステロイド薬
フルメトロン、リンデロン、ピトスなど

ステロイド薬が配合される目薬です。花粉症には、副作用のでにくい低濃度の
製剤がよく使われます。優れた効果がありますが、安易な長期使用は好ましくありません。
効果と副作用のバランスが考慮され、専門医により慎重に処方されます。
春季カタルなどで症状が激しいときや、角膜の障害で視力障害のおそれのある
ような場合に用います。

免疫抑制薬
パピロックミニ

症状が重く、他の抗アレルギー薬が効果不十分な場合に適用します。有効成分は、
免疫抑制薬のシクロスポリンです。アレルギーだけではめったに使用しません。

抗炎症薬
AZ点眼液、ムコゾーム点眼液など

目の炎症をしずめる働きがあります。アレルギー以外でも使用します。

花粉症では、飲み薬とともに目薬や点鼻薬もよく処方されます。目のアレルギー症状
には、たいてい「抗アレルギー薬」か「ステロイド薬」のいずれかの目薬が使われます。
抗アレルギー薬は、早期の使用がポイントです。毎年、花粉症で悩まされる人は、
早めに受診されるとよいでしよう。
ステロイド点眼薬は副作用に注意が必要ですが、重いアレルギー症状には
欠かせません。副作用としては、眼圧の上昇、緑内障、白内障、感染症などが
あげられます。濃度の低いものを数日使う程度でしたらまず心配いりませんが、
長期に使用する場合は定期的に眼圧測定などの検査を受けるようにしてください。

ここから鼻炎です。
血管収縮薬
プリビナ、トーク、ナシビン、ナーベル、コールタイジン

鼻の腫れをとる点鼻薬です。鼻づまりのひどいときに用いることがあります。
強い血管収縮作用があり速効性です。一時的には鼻の通りがとてもよくなります。
けれど、長く続けていると効き目が悪くなり、普段の鼻づまりがかえってひどく
なってしまいます。したがって、長期の連用は避けなければなりません。
症状のひどいときだけ頓用するか、ごく短期間の使用にとどめましょう。

抗アレルギー薬
インタール、ノスラン、ソルファ

抗アレルギー薬が配合される点鼻薬です。花粉症ではひどくなる前に早めに開始
するようにします。長期に使用しても副作用はほとんどありません。

抗アレルギー薬
リボスチン

強力な抗ヒスタミン作用をもつ点鼻薬です。効き目が早いので、必ずしも予防的に
事前使用する必要もありません。軽いうちでしたら、よく効きます。

ステロイド薬
アルデシン、タウナス、リノコート、フルナーゼ

ステロイド薬が配合されている点鼻薬です。炎症をとる優れた作用があり、
比較的速効性です。症状の強いときでも、1~3日で十分な効果がえられます。
局所に作用しますから、飲み薬のような全身の副作用はまずありません。
局所的な副作用としては、鼻の乾燥感や刺激感がみられます。また、鼻中隔の
方向に噴霧を続けると、その部位の粘膜が弱り鼻血がでやすくなります。
正しい使い方の説明を受けておきましょう。

用法用量は、各点鼻薬で異なります。よく説明をうけておいてください。
正しく点鼻しないと、よい効果が発揮されませんし、局所の副作用もでやすくなります。
重い鼻づまり症状には、まず血管収縮性点鼻薬で鼻の通りをよくし、そのあとに
ステロイド点鼻薬を使うよう指示されることがあります。順番を間違えないように
しましょう。
市販の点鼻薬の多くに、血管収縮薬が配合されています。一時的によく効きますが、
使いすぎると二次充血を起こし、かえって症状を悪化させます(薬剤性鼻炎)。
よく効くからと、安易に連用してはいけません。鼻づまりのひどいときに限り、
ワンポイントで使用するようにしましょう。

*近年の傾向として、喘息治療吸入薬と並行して鼻炎薬の後発品と、新製品が多く
 認可承認されています。特にそれらを使用される際は、効能効果と副作用情報を
 医師に確認するようにしましょう。

アレルギー反応を抑えるということは、自己免疫を抑制することにもなり、
初心者にとっては、ここらあたりの知識を十分に勉強しなければなりません。

それは強く抑える薬ほど重要です。
私は幼い頃、小児ぜんそくでしたが、その当時の内服薬で、極度の頻脈を経験
しました。中学の頃、夕食後に服用すると、脈が200近くになるのです。
眠れないどころか、最初は脈が速くなっていることがわからず、動悸が打つような
落ち着かなくて、数日たって脈が速いことがわかりました。しかし、その薬剤の
副作用とわかったのは、まだ先のことで…。医師に相談したら、軽く「出たか!」
で終わり。現在はそのような薬剤はないでしょうが、副作用は個々に出方が
違うので、気をつけましょう。(副作用の詳細は後日に) 


これからはアレルギーの出やすい季節です。どんな症状であれ、最初の一回は
医療機関で診断してもらいましょう。そして最も大きなアレルギー疾患→喘息
は10月頃にさせてください。

毎日申し上げておりますが、毎日の熱帯夜がぶり返しています。昼も33℃で
とにかく湿気がきついです。

   秋は一体いつ頃に??

   明日は残業…明後日は歓送迎会ということで、お休みになるかも。
                         ごめんなさいね。


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