身体にいい日誌

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『減感作療法』って?あまり行いません

2008-09-29 21:24:46 | 健康(アレルギー)
  寒いですよ。数日前まで、まだ暑いと言っていたのに、どうして季節の変わり
  目はゆっくりではないのでしょうか???

  もう少し早くから、ゆっくり気温が下がればいいのに… こう一気だと

  今日医師に聞くと、ここ数日患者数が風邪とアレルギーで急に増えたそうです。
  
  仕方ないです。これだけ気温差が激しいとね。

  私は常々もっとも体調にいい気温は最高が23℃、最低が18℃で天気は
  もちろんだと思っています。まあその時の体調次第ですが。

  思いませんか? クーラーも暖房もかけない時期って本当に短いですよね。

  私達の体がわがままになったこともありますが、部屋の中はつい数日前まで
  クーラー付けていたのに、もう暖房の準備ですよ。

      今年の 紅葉は早いとか… どうなんですかねぇ   実は昨日がバースデー…(小さく)   



今日は減感作療法について簡単に説明します。

これは喘息が主体ですが、アレルギー性疾患全体に通づるものがありますので、
興味のある方は、読んでおくと医師と、どのように治療していくかという相談に
一つの幅が広がるものになるかも知れませんね。


『特異的減感作療法薬(注射)』

※アレルゲン治療エキス(スギ花粉、ブタクサ花粉、ハウスダストなど)

アレルギーの原因物質(抗原)を定期的に注射して、体をならしていく治療法です。
原因がはっきりしているアレルギー性の喘息や花粉症に対しておこなわれます。
根治する可能性がありますが、辛抱強く通院する必要があります。

ふつう、週に1~2回のペースで皮下注射します。最初は少量からはじめ徐々に
濃度を上げていき、1年くらいかけて維持量まで増量していきます。
その後は注射の間隔を少しずつあけていきます。最終的にやめるまで2~3年は
みたほうがよいでしょう。短期間による急速減感作療法も試みられますが、
この場合、万一のショック症状にそなえ厳重な管理下(入院)でおこないます。

―減感作療法とは…―
喘息や花粉症の治療は、ふつう飲み薬や外用薬でおこないます。けれど、対症療法
ですので、病気そのものを治すことはできません。根治が期待される治療法として
「減感作療法」があります。
減感作療法は、アレルギーの原因物質(抗原、アレルゲン)が特定されなければ
なりません。実際には、一つの抗原に特定できないことも多く、その場合は実施
できません。また、この治療法をおこなっていない病院も数多くあります。

私も小児期、一時的にしばらく通院しましたが、効果のほどは短期間では現れず、
半年で中止しました。治療費がもったいないと思いまた。

希望される場合は、事前に医師とよく相談されることと、2-3年は地道な通院が
必要ですので、それに耐え得る「治す」という確信を得ることが大切でしょう。
中途半端な気持ちでは開始しないようにしましょう。



次回は 多方面から見た「喘息の原因、治療法」について。

西洋医学だけでなく、いろいろな知識を豊富に高めていきましょう。


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