身体にいい日誌

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『アレルギー性皮膚炎』とは?

2008-08-31 08:31:25 | 健康(アレルギー)
今日は朝から晴れています。久々に青空と太陽を拝んでいます。
  でも、やっぱり暑いよ
  せっかく厳しい季節の変わり目の体調不良を乗り越えてきたのに…

  もう残暑復活はなしだよ。

  我が家の愛犬「小梅」も、息をハアハアする回数が減っていたのに、
  またこれも復活なのかなあ…   ←これは猫らしいです、どう見ても。


「アレルギー性皮膚炎」

アレルギーによる皮膚トラブルは、「蕁麻疹(じんましん)」「接触皮膚炎」
「アトピー性皮膚炎」が3大症状といわれています。
しかし、アレルゲン(抗原)は、昨日のブログにもあるように、動植物、
食品、化粧品、金属、化学薬品、薬など、さまざまなものが考えられるため、
原因が特定できない場合も多くあります。
アレルギー性皮膚炎の症状は、「軽微」「軽症」「中等症」「重症」と段階的に
悪化していきます。皮膚のかゆみによってかいてしまい、それによって悪化
していく、という悪循環に陥り、症状が悪化していきます。

「軽微」→ まったく皮膚に異常はないけれど、乾燥してカサカサしてる状態です。
「軽症」→ いつも乾燥していて、皮膚にわずかな赤みや鱗屑(りんせつ)がある
      状態です。
「中等症」→赤み、鱗屑、ぶつぶつ、かいた跡ができた状態です。
「重症」→ 腫れ、むくみ、皮膚のゴワゴワを伴う赤み、ブツブツした発疹、
鱗屑、かさぶた、小さな水泡、ただれ、多数のかきあと、硬い
しこりなどが見られる状態。

*かゆみは軽微から徐々にひどくなり、重症はかきむしる状態です。

「原因」は?
食べたり呼吸したり、肌のバリア機能が弱るなどして、体内にアレルゲンが入る
ことによって、アレルギー症状が起こります。アレルギー症状は、アレルゲンの
数だけあるといってもよく、その起こり方もさまざまです。
アレルギーには、I型からIV型までの4種類があり、「蕁麻疹(じんましん)」
「接触皮膚炎」「アトピー性皮膚炎」に関係あるのは、I型とIV型だといわれています。
I型アレルギーは、即時型の反応で、アレルゲンが体内に侵入してから15分後
くらいに反応が出ます。アレルゲンが肥満細胞の表面にある抗体と結合すると、
肥満細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されてアレルギー症状が起こります。
I型アレルギーの代表的な皮膚炎は「蕁麻疹(じんましん)」ですが、「アトピー性皮膚炎」
も関係していると考えられています。
また、IV型アレルギーは、アレルゲンが体内に侵入してからアレルギー症状が
起きるまでに、1日から数日かかるもので遅延型とも呼ばれます。遅延型の場合は、
アレルゲンの情報を受け取って記憶しているリンパ球が、再度、アレルゲンが
侵入したことによって、他のリンパ球やマクロファージを呼び寄せ、攻撃させる
ことで過剰な炎症を起こしてしまうものです。したがって、抗体は関与していません。
IV型アレルギーによる代表的な皮膚炎は「接触性皮膚炎」ですが、こちらも
「アトピー性皮膚炎」にも関係していると考えられています。
アレルギーの原因が特定できている人は、市販されている医薬品の使用が
手軽で便利です。最近では、症状が出始めたら、つらくなる前に服用する、
医療用成分配合の内服薬もあります。

「対策1」は?
「蕁麻疹(じんましん)」ならば、魚、肉、たまごなどをはじめとした飲食物、
抗生物質や解熱鎮痛剤などの薬剤、植物や昆虫などがアレルゲンになる可能性
があります。また、「接触皮膚炎」ならば、ウルシやギンナンなどの植物、化粧品、
クロムやニッケルなどの金属、洗剤、薬剤などがアレルゲンの代表です。
したがって、これらのアレルゲンを体内に入れない、触れないことが何よりも
重要です。
原因物質がはっきりしないことも多いので、アレルギーを起こす可能性がある
食べ物はできるだけ避けます。また、化粧品などは、上腕の内側など皮膚の
やわらかい部分でパッチテストをして、アレルギーを起こさないか確認してから
使うほうが安心でしょう。

「対策2」は?
皮膚には、バリア機能と呼ばれる体の内部を守る機能があります。この機能に
よって、皮膚の乾燥を抑え、同時に体外からの異物の侵入を防いでいます。
このバリア機能が低下すると、皮膚が乾燥し、外界からの刺激を受けやすく
なってしまいます。このバリア機能を高めるために重要なのは、肌の保湿。
入浴後、水仕事の後など、ローションやクリームなどで、十分に保湿する
ことを心がけましょう。

以上ここでは「アトピー性皮膚炎」ではなく、一般的な「アレルギー性皮膚炎」を
掲載しました。子供に多い前者は後日といたします。

〈不気味な体験談~~〉
いつもブログで書いていますが、私は昨年末「薬剤性肝機能障害」で10日間入院
しました。そのことは、この後特集する「肝機能障害」で私の体験を交えながら、
書き込んでいくことにしていますが、約1年間の前兆があったようなのです。
実は薬剤性というのも、私の薬剤生活から考えての予想病名であり、これも
すごく詳しく掲載したいと思います。ただ他に肝障害を起こした理由が見つか
らないために、付けられた病名です。
あまりにも不安になって、GOO「教えて」にもかなり質問したりしたのですよ。

で、今回のアレルギー性皮膚炎とみられる症状は、入院約1年前から出始め、主に
背中と腹部横側だけが、いやにかゆくてかきむしった跡ができていました。
いわゆる極度の乾燥です。皮膚科では「脂漏性湿疹」と診断されましたが、原因は
ボディーシャンプーの付け過ぎたタオル(ナイロンたわし)での擦り過ぎでした。
もちろん、該当しましたが、私はこれだけではないような気がしました。
すると昨年1月の肝機能のγ―GTPが90
5月が120
10月の人間ドックでは150
何かに反応していたのでしょう。ここでは服用歴は略します。
そして、12月にGOT,GPT,γーGTPともそろって500オーバーに。
このきっかけも服用だと思われます。
この前兆である湿疹は、私の思うに1年間を通し、アレルギーとしてずっと症状が
出ていたのでしょう。
このアレルギーを私は今後の「健康」な話題の中で、あえて『副作用』と呼ばせて
いただきます。「副作用」は最悪な場合は死ぬこともあれば、大切な作用の一つ
でもあります。このことについても後日熱く語らせていただきたいなと。

ですから、アレルギー性皮膚炎の原因(起因)が判明している方は、原因を
避けること。避けられなければ対策を講じることが必要です。時に私のように
内臓疾患にも関わる症例多いようですので、軽く考えないでくださいね。

最後に特効薬とされる「副腎皮質ホルモン剤」ですが、これは皆さん一度は
塗布したことがあるでしょう。よく効きます。しかし、使用が過ぎると思わぬ
副作用に苦しむことになります。この話も知っておられるでしょうが、後日に。
医師の間でも賛否両論ですよ。短期集中型で注射も強力に行う皮膚科があれば、
絶対使用しないという皮膚科もあります。いろいろですよね。
後半は雑学雑談になりましたが、また見に来て下さいね。

今日は  24HTV??観る???  「誓い」はいいテーマですよね。
私もあのドラマだけは毎年観て、涙しています。では


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