新・名も無い馬ですが・・・・・

2013年11月3日に旅立ったマイネルスティング。
その想い出と一緒に、これからも名も無い馬たちの応援をしていきます。

気がつけば7月だった・・・・・ご報告たぁ~くさん!!

2013-07-03 | 日記
ちょっとご無沙汰してしまいました。
実は入院してまして、3日前戻ってきました・・・・って私ではありません。マイ パソコンです

突然、画面が真っ黒クロになってそれきり、これきり。
あわててサポートセンターに連絡して、これは入院修理が必要とのことで空輸で送り、ネットのできない不自由さと、保証期間が過ぎているので、どのくらい費用がかかるのかの不安とでかなり凹んだ日々を過ごしました。
昨年、やっぱり突然真っ暗画面になってしまって修理の見積もりをしてもらったら、金額的に買い替えた方が良いという結果になったと、だからそういう覚悟もしておいた方が良いとのアドバイスもうけて、ますます凹み~の、どんなのが買えそうかとチラッとお店に行ってみたり~の、とウロウロ、おろおろの毎日でした。

そして修理の見積もりがきて、何とか払える額でホッと一安心。
それから戻って来るまで一日千秋の思いでした。
まるで恋人が帰って来るのを指折り数えて待っているかのように・・・・。

パソコンが恋人のエドリンです、こんにちは。



       さよならサマニ君

たくさんたまったご報告。

その第一弾が悲しいご報告になってしまいました。

千葉イグレットのフォスターホース、サマニターフ号が6月20日、捻転のため亡くなりました。
朝、スタッフさんが疝痛で苦しんでいるサマニ君を見つけてすぐにN代表と美浦の診療所に運び、手術して頂きましたが、すでに小腸が壊死をおこしており、そのまま安楽死の処置がとられました。
サマニ君は暴れたりもせず、鎮痛剤で痛みも無かったようで穏やかなきれいな表情で息を引き取ったそうです。
フォスターホースの中で一番若く、体力もあったサマニ君が旅立つなんて想像もできませんでした。
2003年競走馬デビューしてから、2009年骨折で引退後、厩務員さんに引き取られフォスターホースになったサマニ君。
青草を食べると蕁麻疹が出てしまう体質だったのに、今年は全然出なくて思いっきり青草を食べる事ができるようになったというのに・・・・・・。

でも今頃は痛いとこも無くなって、昨年旅立ってしまったお母さんのメモリアルスポートや先輩フォスターホースのシンボリクリヨンやグラールストーンと走り回っているかも知れません。

サマニ君、有り難う、そしてお疲れ様。
ゆっくり休んで下さいね。   合掌


         
             引退馬協会さん,お借りしました。





        お久しぶり~のオキテ君

今年の1月に骨折し、長期休養に入っていたオキテ君、思ったより回復が早く5月に厩舎に戻ってきてお稽古に励んでいました。
ただ、馬体重が減ったまま、なかなか戻らず時間がかかっていましたが、7月1日何とかレースに復帰できました。
マイナス17キロという馬体重でしたが、岡部ジョッキーが無理させないように乗って下さったおかげで、レース後も翌日も脚に異常はなかったと厩務員さんから連絡がありました。
あとは、とにかく体重を増やして体力をつけ、最初の走りを思い出してほしいと思います。
応援、宜しくお願い致します!



            






        お天気ガールズしゅっぱ~つ!!

7月2日、いつもの天然コンビTさんプラス1で、日帰り日高路女子ツアーを決行しました。
早朝6時に札幌を出た時はガスってて、薄曇りの空。
でも大丈夫。
今日は晴れ女が3人。
名付けて最強“お天気ガールズ(決してオバちゃんズではありません、念の為)”。
それを確定するように、静内に近づけば近づく程、青~い空が広がり始めているではありませんか!
「ほ~らね」 もう怖い物なしのオバちゃんズ、もといガールズ。

コーヒー飲みながら、ワイワイくっちゃべりながらS牧場さんトウチャ~ク。

まずは、ビッグゴールドさんに‘お早う’です。




        
         「うるさいおばちゃん達がきたぞ。」


        
         「人参は持ってきたよね、当然。」 


今回はゴールドさんの面白~い弱点を聞きました。
背中の骨をモミモミしてあげると、こ~んなデレ顔になっちゃうんです。
ちょうど人間が背中をマッサージされて「極楽、極楽」とでも言っているようです。



         
          口元をご覧あれ(笑)。


       

ひとしきりゴーちゃんと遊んだあとで、我らがスティング殿下のところへ。
2号君の教育係の任務、ちゃんとはたしているかどうかチェックです。
かなり遠くで草を食んでいたスティング、呼んで、呼んでやっと気づきました。
耳が遠くなったかな?




                  



2号君も、隣の放牧地にいた一才のお譲ちゃん達やそのお守役のブリ婆ちゃんも集まってきました。
特に、スティングとブリ婆ちゃんは、人参が絡むと仕事を忘れる悪い癖があるので、この2頭を、私と牧場の奥様とで人参バケツで抑え込みます。
その間にTさんとNさん二人で3頭のチビさん達に人参配りをするのです。
走りまわりながら配ってくれたお二人さん、ご苦労様でした。




         
          「いらっしゃ~い、待ってたで人参」



         
           「僕たんも待ってたでし、人参」



         
          「仔どもに人参は10年早いで」



         
          「仔どもじゃないでし」
 


この後2号君は仔どもじゃない事を示すかのように馬っけ出しちゃったのです(爆)


            
    本馬の名誉のため小さくしました。 (クリックすると大きくなるでbyスティング)            



人参バケツが空になるとスティングは青草の方へトットと移動。
一昨年、オキテ君との時は、併せ馬をしたり、相撲をとったりと、一緒にじゃれていたスティングですが、今年は割とマイペース。
あの時の年齢は19才、今は21才と年をとって、若いパワーに付き合うのが少ししんどいのかも知れません。
それでも、放牧時に2号君の来るのが遅かったりするとじっと動かずに待っているというので、気にはしているようです。
人間で言うと70代になろうかというお爺ちゃんと小学生くらいの孫みたいな間柄ですから、付き合いきれないのかもしれません。
「スティングも老いてきたんだね。」
ちょっとジ~ンとするものがありました。
まだまだ頑張れ~スティング君!




           




           



                 


今年産まれたおちびちゃん達です。


           
      ベルモントナウシカと当歳の娘です。(人参にはあまり興味なし)



         
           
       タケノハーモニーと当歳の娘です。(2号君の妹だよ~)



           
        人参に関しては親も仔もありません。母さんのバケツに負けじと顔を突っ込むハー仔ちゃん。



           
        ハー仔ちゃんの背中で一休み。‘未来の桜花賞馬(夢です)に何て事するん!!’



            
        それでも、母さんのおっぱいが一番いいんよね。





そして私のお気に入り、道産子のモッヒー君です。
何故か、冬になると葦毛になるそうで(保護色??)、それが抜け始めていて、下半身あたりがまだ白い毛が残っていますがどうにか夏仕様になってきました。




           
           「僕ちゃんにも人参あるんでしか?」


        
           
           
            「白髪じゃないでしよ。」




そのせいか頭のボンバーヘアーが暑そうで、私のヘアゴムで結んでみました。
一昔前に流行ったマンガで、テレビドラマにもなった“はぐれ雲”(知ってる方は年代古いでっす)の主人公に似てるとみんなで大笑い(と云う事は、みんなの年代は・・・・・)。
でも、何しても可愛いモッヒー君なんです。



            

        

       
           
            「なして笑うでしか?」






空は雲一つない青空、気温もかなり上がっているのですが、風が心地良い爽やかさで、いかにも北海道の夏らしい気候です。
色鮮やかな緑の中を、これから浦河まで向かいます。
さて、無事すんなりと到着できるでしょうか?
乞うご期待です。    続きま~す。



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2 コメント

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元気そうで (さるとびおばちゃん)
2013-07-05 21:53:19
エドリンさん、こんばんは(^-^)
オキテ君、痛い思いしましたね。そのぶん、強くなってほしいです。無事に頑張ってね。
スティング君、2号君のお仕事、自分なりの方法で頑張っているんですね。19才から21才は老いも感じちゃうのかな…

サマニターフ君
引退馬協会さんのHP の主のいなくなった馬房には胸が詰まります…
心からご冥福を祈ります。
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さるとびおばちゃん様 (エドリン)
2013-07-05 23:53:14
こんばんは。

オキテはやっとレース復帰できました。
もともと脚が長くてヒョロリン体型でしたから、馬体に実が入って欲しいと願っています。

お母さんがガッチリ体型なのに、父親に似たのでしょうね。
急がず、体がしっかりするまで見守っていきたいです。

スティングはやはり年齢を感じます。
お馬の10代と20代は大きな差がありますね。
それでも、人参が絡むと元気はつらつ、若馬だって蹴散らします。
これがスティングのパワーのバロメーターだと思っています。

サマニ君の訃報には本当に驚きました。
持って生まれた寿命と思うしか諦めがつきません。
ただ、出来る限りの手を尽くしてもらい、人に見守られながら旅立てた事だけが救いです。

いつか必ず来る別れ、わかっていても辛いものです。

せめて悔いの少ないように、会える時にいっぱい会いたいと思います。

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