[仙台市 20日 ロイター] - 主要7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁は20日、仙台市で経済学者と意見交換するシンポジウムを開き、金融政策だけでは持続的成長を実現できないとの認識で一致した。関係筋が明らかにした。
非公開で行われたシンポジウムでは「持続可能かつ均衡ある成長に向けた戦略」などについて議論。
政府が19日に開いた国際金融経済分析会合に講師として招かれた米カリフォルニア大バークレー校のクリスティーナ・ローマー教授ら経済学者7人と、G7が意見を交わした。日本からは麻生太郎財務相と黒田東彦日銀総裁が出席した。
関係筋によると、適切な投資促進を含めた構造改革が成長を強化するとの認識を共有したほか、英国の欧州連合(EU)離脱は金融市場の不安定化につながる恐れがあることを確認した。
G7財務相・中央銀行総裁は、シンポジウムでの議論も踏まえ、20日夕から本格的な討議を始める。
以上、ロイター記事
>金融政策だけでは持続的成長を実現できないとの認識で一致した。
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