ゴルフ熱中症 もがくアマチュア

新旧ゴルフ理論を満載、その理論に基づいて練習、ラウンドした結果を紹介します。また、政治経済もモノ申します。

票数を追い上げてきた共和党のクルーズだが・・・トランプは?

2016-03-07 16:20:23 | 日記

■保守本流はゴールドウォーター惨敗の危惧し、ルビオを撤退させるか

3月4日、 保守派コーカス(「保守政治合同会議」)にトランプは欠席したが、この会は共和党保守の集まりであり、ティパーティの支持を強くうけるテッドがトップとなるのは事前予測でも明らかだった。

結果はまったく予測通りでテッド・クルーズが40%、保守本流のルビオが二位(30%)、トランプは三位(15%)に終わる。


トランプが欠席したのは、この党の合同大会では、つるし上げを食らうのが確実であり、それよりはほかの州を回った方が有利と踏んだからだ。

保守政治合同会議は党主流の集まりだから異端児を受け入れないのは当然、しかし、翌日の予備選でもテッド・クルーズが二州では大差で勝利し、トランプとの票差を縮めた。

実際に党のエスタブリッシュメントからいえば、トランプが正式候補になれば、1964年のゴールドウォーターのときのように、地滑り的惨敗を喫する恐れからである。


ルビオは「まさかトランプが正式候補となれば、党分裂は必至であり、現代の保守主義運動は終焉する」と極端な危機感を煽る。

ネオコンの論客としていられるロバート・ケーガンは「トランプは共和党が生んだフランケンシュタインであり、皮肉にもかれが共和党を壊すのだ」とワシントンポストのコラムに書いた。

茶会など保守イデオロギーの強いグループは、危機感でクルーズ支援に走り、ネオコンに至っては「トランプが候補になるなら、われわれはサンダースに入れる」と放言する始末だ。

実際に票に変化がでてきた。


クルーズが勝ったカンサス州の得票率は48%、対してトランプは23%と票差が開いており、同じくメーン州では、クルーズが46%、トランプ33%。

他方、トランプの勝ったケンタッキー州でトランプの得票率は36%に対してクルーズは32%と僅差。ルイジアナ州もトランプ41%、クルーズ38%とますますの僅差でクルーズが追い上げていることが分かる。

民主党のほうも、本命ヒラリーはルイジアナしか取れず、サンダースがカンザス、ネブラスカで逆転、じつに粘り強く、反ヒラリー票を吸収した。


 ▼過去の党内の確執とパターンが類似

2012年の共和党予備選を思い起こすと、パターンは酷似している。

緒戦で保守陣営は分裂しており、保守派からロン・ポール、リック・サントラム(ペンシルバニア州知事)、そして保守本流からミット・ロムニー(マサチュー セッツ知事)、議会ベテランのニュ-ト・キングリッチ、便乗組みにはリック・ペリー(テキサス州知事)が並び、サントラムの追い上げが激しかった。途中で 息切れしたあとロムニーと五月まで予備戦をあらそったのは「議会の暴れん坊」=キングリッチだったのだ。

終盤で保守本流に反撥する保守強行派がキングリッチに一本化を図ろうと働きかけた。ともかく最終的に共和党は挙党体制が組めた。

カンザス、ネブラスカ、メーン、ルイジアナ州などで票数の変化にみられるように「アンチ・トランプ連合」がともかくも動き出した証拠である。

単純計算で言えば、トランプの票をクルーズとルビオが合流すれば上回り始めたからである。


保守本流からいえば、トランプは『邪魔者」「部外者」に過ぎない。ところがイデオロギー的には右にも左にも染まっていない国民から見れば、経済的繁栄に遠く、民族問題、所得格差に悩まされてきたわけだから既成政治家、エスタブリッシュメント打倒をいうトランプに期待する。

共和党の本陣からいえば、共和党支持者の末端は党の団結とかの呼びかけとは無縁である。これが「トランピズム」の正体で、イデオロギーはなにもない。

「イズムというよりムードであり、政治の季節にときおり沸騰するが、そのムードをトランプの暴言がうまく掴んだ」と分析するのはバージニア大学のジェイムズ・W・シーザー教授だ。


オバマ政権の八年間、共和党は現代的な政策適応をとって雑多な派閥、イデオローグの入り乱れた状況から、なんとか党内がまとまり、オバマ政権の無能への絶 望から流れがしっかりと共和党期待へ変化したおりに、トランプは党内団結をぶち壊したというのが共和党内の保守本流ばかりか、茶会グループである。

ブッシュ政権の湾岸戦争直後の不協和音はロス・ペローの分派運動を産み、漁夫の利をクリントンに奪われ、94年にはニュート・キングリッチが下院議長となるや、党内のエスタブリッシュメントが慌てた。


六年間、ニュート・キングリッチが共和党の政策を代弁し、いや党内を掻き荒らし、その結果、ブッシュの息子で保守本流、穏健派の代表、ジョージ・ブッシュ政権を2000年に産ませる。

つねに流れというのは偶然の積み重ねで形成されてゆくのである。


 ▼共和党は宿命の党内対立をいつ止揚できるか

共和党内の派閥とは、ウォール街派、エバンジュリカル(福音派)、穏健派、エスタブリッシュメント vs 草の根保守派など輻輳した対立関係にあり、だからこそ緒戦で十数名もの候補が乱立するのである。

しかし派閥、イデオロギー対立の克服をはかり、共和党が選挙になると集票メカニズムに一元化ができた。こうしたメカニズムさえ、トランプは壊したことになる。

1970年代から80年代にかけて、北東部のリベラル、インテリ、白人などは民主党から、その過激なリベラ思潮を嫌って共和党に流れ、これが南部の保守主義と合流するのがレーガン革命に繋がった。

この労働者階級とインテリ層、北東部の穏健派は党のエスタブリッシュメントの打算的選挙の思惑とは異なり、したがって党を超えてのスィング現象となる。つまり民主党支持者がどっと共和党へ票を入れる。


民主党支持の白人労働階級が保守化して共和党へ流れたという傾向ははっきりしており、クリントンはブッシュに勝った後、カメレオンのごとくに自らのイデオ ロギーは伏せて、ほとんど共和党と変わらない保守路線を歩んだ。だからこそ、彼は二期当選という僥倖の恵まれたのだった。
 1990年代の有権者の怒りは、こんかいのトランプのようにパット・ブキャナンが吸収した。ブキャナンは保守主義だがモンロー主義でもあり、日本に批判的だった。ブキャナンは、ニクソン大統領のスピーチライターだった。


かれは「自由貿易反対」「日米安保条約の片務性是正」「不法移民規制」と訴え、緒戦では本命ブッシュを脅かした。



トランプとのスローガンに共通性がある。


つまり「反グローバリズム」、「不法移民取り締まり強化」、「日米安保条約の片務性是正」(トランプは同時に韓国、ドイツとの防衛条約是正も主張してい る)、日本の負担増を求めよとするのは有権者の不満を受け止めるポピュリズムが、白人有権者ばかりか、若い層の琴線を揺らすからだろう。

かれはいうのだ。


「私はアメリカ人である、ということが第一。第二が私は保守主義者である」。
 

 ▼ゴールドウォーター惨敗という既視感(補足)共和党主流派がいだく「ゴールドウォーター惨敗の二の舞になる」という危惧感は、「人種差別」「KKKと親しい」などと民主党から逆のレッテルを貼られ、キャンペーンに逆利用されると大敗を喫することである。

すでにトランプに対して人種差別、KKKの親友などと逆レッテル張りがさかんに行われている。


ゴールドウォーターは人種差別主義者でもなければ右翼でもなかった。かれはアイゼンハワーのニューディールに反対し、「小さな政府」を早くから主唱した意味で、保守主義のなかの「リバタリアン政治家」の先駆けである。ニクソン、レーガンの先駆者という評価になる。


ゴールドウォーターはアリゾナ州でデパート経営の息子として裕福に育った。志願して、所謂「太平洋戦争」ではインドから、援蒋ルートのヒマラヤ越えも行い、最後は少将で退役した。


共和党予備選では保守本流のロックフェラーと熾烈な予備選を戦い、最後にロックフェラーに競り勝った。

しかし両者の思想的対立点は殆どなかった。


いまのマケイン上院議員はまさにゴールドウォーターの後継ということになる。

以上、宮崎正広氏記事

 

どうなんでしょうね。

トランプは、共和党の中では居心地が悪い感じです。

無所属で大統領選戦うことになるのでしょうか?

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<潜水艦「じんりゅう」>引き渡し式 海自、17隻体制に

2016-03-07 15:43:23 | 日記

 三菱重工業神戸造船所(神戸市兵庫区)で7日、防衛省発注の潜水艦「じんりゅう」の引き渡し式があった。

写真特集・潜水艦「じんりゅう」

 式典には海上自衛隊の武居智久海上幕僚長ら約260人が参加。引き渡し書の授受の後、自衛官65人が乗り込んで自衛艦旗を掲揚した。海上自衛隊の潜水艦は17隻体制となる。

 じんりゅうは「そうりゅう型」と呼ばれる最新鋭潜水艦の7番艦。全長84メートルで排水量は2950トン、乗員数は65人で水中を20ノットで航行す る。建造費は約545億円。そうりゅう型はおやしお型の次世代にあたり、潜行から浮上までの航続力が飛躍的に高い。同社と川崎重工業が交互に受注・製造している。



 日本は、官民共同でオーストラリアの次期潜水艦の建造計画の受注を目指しており、そうりゅう型の現地生産などを提案。独、仏と競っている。【久野洋】

以上、毎日新聞

 

そうりゅう型は世界トップクラスの性能を持ち、機動力に優れ、潜航時間が長い。

対艦ミサイルなどを発射できる魚雷発射管を装備し、水中速度は20ノット。

2020年までに11隻を保有する計画である。

尖閣、南シナ海で今後活躍するんでしょうね。

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1番へ向けた2位 笠りつ子はリベンジに燃える

2016-03-07 14:40:56 | 日記

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県) 最終日 2位に終わったとはいえ、笠りつ子は 闘志をたぎらせていた。根底にあるのは、昨シーズン、外国人選手にタイトルなど上位を独占されたことのプライドだ。「今年は日本人選手で頑張りたい。いく らツアーの仲間といっても、タイトルを獲られるのは悔しいですよ」。それだけに、最後まであきらめずに精いっぱいのプレーを展開した。

「前半は調子がいま ひとつでした。しかし、とにかくひとつでも上位に行く…。そんな強い気持ちを持ち続けた」という。

ただし、この日のテレサ・ルーには別格の強さを目前で見 せつけられた。「テレサに、15番で長いバーディーパットを決められたら、仕方がない。おめでとう、といった感じでした。悔しいけど、テレサは格好良かったですね」と解説。

 一方で改めて、今季の目標『1番になる』を口にした。「優勝しなければ、1番になれない。タイトルなども含め、私は1 番になりたい」と。ちなみに、収穫はたくさんあった。「ルーはプレーの組み立て。どんな場面でも落ち着きを失わない。同組でプレーして、得たものがたくさんあった。シーズンは長い。私は、来週もいい感じでプレーできそうです」と結んだ。しっかり、はっきりとテーマを口にし続ける笠。昨年とはここが違う。

以上、日本女子プロゴルフ記事

 

単独2位に笠りつ子が入った。正直、予想してなかった、失礼しました。

本当は渡邊彩香に期待していたのですが、期待外れでした。

ゴルフは、体力だけでなく、精神力のスポーツだと思う。そういう面から、笠りつ子は強いのかも知れない。

古閑美保の妹分としてひと花咲かせてほしいものだ。

それから、顔の感じが少し変わったような気がしました。

どこがどう変わったのかな?

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民主党メーン州党員集会、サンダース氏が勝利の見通し=メディア

2016-03-07 14:09:40 | 日記

[フリント(米ミシガン州) 6日 ロイター] - 米メディアは、民主党の大統領選候補者選びで6日行われたメーン州党員集会はサンダース氏が勝利する見通しと報じた。

APのツイートとNBCが報じた。

以上、ロイター記事

 

おっ、まだサンダース氏頑張ってますね!

1%金持ちと戦う老人、是非、お金持ち1%の操り人形クリントンに負けないでほしいものです。

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「トランプ旋風」見過ごした米共和党上層部の誤算

2016-03-07 13:22:56 | 日記

[ワシントン 2日 ロイター] - 昨年6月のある晩、一部の共和党大口献金者が、ユタ州ディアバレーの高級リゾートで催されたカクテルパーティーに参加していた。元マサチューセッツ州知事のミット・ロムニー氏が主催した3日間の小旅行イベントの一部である。

客 たちは大統領選立候補予定者6人の話を聞いてきたばかりだった。工具メーカーであるポジテックツール社のトム・ダンカン最高経営責任者(CEO)は、翌年 11月の大統領選に勝利するための夢のカードについて数人の出席者と語り合っていた。大統領候補にウィスコンシン州知事のスコット・ウォーカー氏、副大統 領候補にフロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員といった布陣である。

ダンカン氏自身は、オハイオ州知事のジョン・ケーシック氏をひいきにしていたが、ヒューレット・パッカード元CEOのカーリー・フィオリーナ氏にも注目していた。だが、何カ月も前から出馬の意向をほのめかしていたドナルド・トランプ氏の名前を挙げる者は1人もいなかった。

その4日後、ニューヨーク不動産業界の大物であるトランプ氏は正式に立候補を表明し、数週間のうちに、共和党内のライバルを蹴散らして世論調査のトップに躍り出た。

トランプ氏の台頭は連日のようにテレビやソーシャルメディアで話題になったが、この時期、共和党上層部のあいだで、どのような会話がひそかに交わされていたのかは、あまり明らかにされていない。

多 くの場合にある共通点があった。トランプ氏を真面目に論じることが、かたくなに拒否されていたことである。その一方で、昨夏の数カ月、トランプ氏の姿を見るためにスタジアムにはファンが詰めかけ、メディアの選挙報道は彼の話題ばかり、世論調査では老若男女を問わず支持の広がりが見られたのである。

そ の後数カ月、国内各地で、ディアバレーと同じような光景が、世間とは切り離された共和党のエリート層のなかで繰り返されることになる。共和党上層部の多く は、トランプ氏が最終的には自滅するか、同氏の大言壮語、無責任な中傷、「偉大なアメリカを取り戻す」という彼の約束を裏付ける確かな政策の不在に対し て、国民が我慢しきれなくなると考えていた。

だが、彼らは間違っていた。

トランプ氏は「スーパーチューズデー」に予備選を行った州の過半数で勝利を収め、共和党候補指名への歩みを加速している。

トランプ氏がメキシコ国境に壁を築いて不法移民を締め出し、武装勢力の一員である可能性があるという理由でイスラム教徒の入国を禁じ、シリア難民を拒否すると約束した後でも、同氏を支持した有権者のムードを読み誤ったと、共和党の献金者や、戦略担当者、選挙運動担当者たちは認めている。

本記事の取材に対して、トランプ陣営の広報担当者ホープ・ヒックス氏はコメントを拒否している。

<空気を読めなかった党関係者>

トランプ氏の台頭は、共和党内の通常の指名プロセスの構造を完全に逸脱したところで起きているように思われた。

例えば、昨年2月に開催された草の根活動 家による集会、保守政治行動会議(CPAC)の参加者の多くは、大統領選出馬予定者であるウィスコンシン州知事のウォーカー氏や、テキサス州選出のテッ ド・クルーズ上院議員に熱狂していた。ホワイトハウスを目指す共和党候補者にとっては必ず顔を出すべき集会である。

この集会でのスピーチでトランプ氏は、今や有名になった公約を試してみた。南部の国境に巨大な壁を築いて不法移民を阻止するという、その後彼の攻撃的な選挙運動の起爆剤となり、共和党の大統領候補指名レースで他候補を大きくリードする推進力となった、例の公約である。

「彼のスピーチの評判は良かったが、模擬投票ではそこまで振るわなかった」と、毎年CPACを主催している全米保守連合のマット・シュラップ会長は語る。模擬投票で勝利を収めたのは、ケンタッキー州選出のランド・ポール上院議員だった。

CPAC 参加者の大半は、過去に選挙運動に参加したことのある保守的な政治活動家である。だが、トランプ氏の成功を後押ししている支持者たちはタイプが違う。 CPACで人気を集めた候補者たちは勢いを失った。ウォーカー氏は公式の出馬表明後、2カ月でレースを降りた。ポール氏は2月に行われた最初の予備選で脱 落した。クルーズ氏はこれまでに10回以上行われた予備選のうち3回しか勝っていない。

選 挙戦の序盤、トランプ氏は富裕な共和党支持者にとって謎でしかなかった。8月上旬の日曜日、大統領選について協議するためにニューヨークの高級避暑地であるハンプトンズに集まった人々も同じだった。彼らは、周囲に金融関係者の邸宅が集中していることから「ゴールドマン・ポンド」と名づけられた池に近い、 ヘッジファンド経営者の邸宅で昼食を共にした。

匿名を条件に話してくれた 客の1人によれば、このとき集まった客たちのなかには、元国防官僚、大手不動産企業のCEO、著名なプライベート・エクイティ・ファンドのパートナー、保 守派の学者などが含まれていたという。この情報提供者は、他の客と同様に、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事を支持していた。

「さまざまな話題が出たが、特に大きかったのは、トランプ氏の立候補に対する懸念と驚きだったと言えるだろう」と、同情報提供者は語る。ロイター/イプソスのデータによれば、この時点で全国世論調査におけるトランプ氏の支持率は、最も近いライバルの2倍だった。

こ の情報提供者によれば、出席者たちはトランプ氏の台頭について議論し、同氏が多くの米国民の琴線に触れたという見方に達したという。彼らは、トランプ氏の 存在によって他の候補者が消極的になるのではないかと懸念していた。あと1週間足らずに迫っていた共和党の最初の公開討論会の場がトランプ氏に牛耳られないことが彼らの願いだった。

とはいえ彼らは、序盤戦がどのようなものであれ、世論調査でのトランプ氏の首位は長続きしないと判断した。

この情報提供者は8月6日のインタビューで、「自動車レースNASCARで疾走する車のような勢いだが、壁に激突するのは時間の問題だ。他のドライバーを巻き添えにしないことを願う」と語った。

だが、トランプ氏はクラッシュしなかった。

そしてNASCARのブライアン・フランスCEOは2月29日、トランプ氏支持を表明した。

<見落とされた警告>

ジェ ブ・ブッシュ氏を支援する外部資金団体「ライト・トゥ・ライズ」は、指名獲得に邪魔になるかもしれないライバルを攻撃するために、1億ドル(約113億 8000万円)を超える巨額の選挙資金を用意した。だが、トランプ氏がブッシュ氏をリードしていたにもかかわらず、昨年の夏や秋にもトランプ氏を潜在的な 脅威として認識していなかったことが、同団体の首脳陣の1人への複数回の取材で明らかになった。

「トランプ氏がわれわれの敵になるとは考えていない」と、この幹部は昨年秋、匿名を条件に語った。1月か2月には、トランプ氏は指名獲得競争において取るに足りない存在になっているだろう、と彼は予言した。

ブッシュ氏は、数カ月にわたる奮闘の末、サウスカロライナ州の予備選で惨敗し、2月21日に撤退を表明している。

冒頭で紹介したポジテック社のダンカンCEOによれば、11月、12月になっても、3期にわたって大統領選の代議員を務めた人々との会話のなかでトランプ氏の話題はほとんど出なかったという。

「まだ時間はたっぷり残っていた。正直言って、彼は自滅すると思っていた」とダンカン氏は言う。

時間がほとんど残されていない今、党上層部には、見落としていた初期の警告を思い返すことしかできない。

そうした警告の一つが、昨年1月の「アイオワ・フリーダム・サミット」だった。大統領選に向けた非公式のスタートとなる、共和党大統領出馬予定者の「集団オーディション」である。主催者がトランプ氏を候補予定者に追加すると、入場希望者が急増したのだ。

この会議の主催者である保守派支持団体「シチズンズ・ユナイテッド」のデービッド・ボッシー会長は、「トランプ氏の名前をアナウンスすると、会場は自然に盛り上がった」と話す。

「眠りこけていたのでもなければ、党上層部にせよ、メディアにせよ、地球上の誰にせよ、共和党の指名獲得競争でトランプ氏が優勢になることを見落とすなんて、とうてい考えられない」

以上、ロイター記事

 

トランプはアウトサイダーであり、泡沫候補と思われてそのうちに自滅すると思われ、全く警戒されてなかったようだ。

しかしながら、アメリカ国民はグローバル主義に染まった既存の政治家をきらい、トランプを支持している。

今のアメリカの仕組みを壊すトランプが邪魔ものと考えて、トランプ攻撃がステップアップされると想定できます。

最後にはケネディのように暗殺されるかも知れません。

もし、トランプが大統領になったら、シークレットサービス以上の親衛隊を付けないと心配ですね。

ただ、日本の橋下さんに似た感じがします。さらにはヒットラー?日本の戦国時代の織田信長?

アメリカのグローバル主義を壊すところまではトランプが必要ですが、その後は平穏な世界を作る政治家が出てくる必要があるように思えます。

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