新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

シークヮーサーを天ぷらに☆

2015年11月16日 | おいしんぼうネタ

冗談が生んだ新感覚メニュー—。名護市の金城修さん(51)と良江さん(51)夫妻のふとした会話から生まれた「シークヮーサー天ぷら」

予想以上のおいしさに感服した名護市の「かっぽう山吹」が、12月から来年1月までに店でメニュー化する。10月29日、同店で試食会が開かれ、参加者は「甘くておいしい」と驚きの表情を見せた。山吹の新里清光代表(59)は「豊作で余った果実の有効利用につながる」と期待を膨らませる。

ある日、修さんは友人と自宅で酒を飲んでいた。テーブルにあったシークヮーサーと、良江さんがつまみに出した天ぷらを目にして、修さんが冗談で「シークヮーサーも揚げたらいいさ」と言ったのが全ての始まりだ。

真に受けた良江さんが本当にシークヮーサーを天ぷらにした。「本当に出してきよった」(修さん)、「『トマトの天ぷら』もあるって聞いたことあったから」(良江さん)。

修さんも友人も、最初は食べるのをためらった。が、意を決した2人は「せーの」で同時に食べようと約束。いざ食べてみた。「あい…」。2人は目を合わせた。おいしかった。実においしかった。種もそのまま食べられた。

修さんは旧知の新里代表に電話した。「まずシークヮーサー揚げてごらん」。新里代表も最初は相手にしていなかった。でも、まず揚げてみた。最初の電話から20分後に折り返した。「いける」

冷凍された果実でも作れるため、豊作で余っても活用できる。農家にとっては時価が安定し、店にとっては話題のメニューだ。
 試食した前原美香さん(34)は「甘みが増していて、子どもでも食べられる」と太鼓判を押す。

“開発主”の良江さんは「一般の家庭でも作ってほしい」、提供する新里代表は「どんどん他店にも普及してほしい」とやんばる産シークヮーサーのさらなる活躍を願っている。



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